- 【ティアラメンツ】の魅力とは?
- 【ティアラメンツ】デッキレシピ
- 【ティアラメンツ】デッキの回し方
- 【ティアラメンツ】デッキで目指せるプラン
- デッキに採用したカードについて
- コラム:新規カードによる【ティアラメンツ】の変化
- 最後に
- 関連記事
「人魚は、好きですか?」
どうもハイロンです!
今回は、「パワー・オブ・ジ・エレメンツ」で新登場した水族テーマである【ティアラメンツ】を紹介します。
では、まずは【ティアラメンツ】の魅力を伝えておきます。
【ティアラメンツ】の魅力とは?
【ティアラメンツ】は、「パワー・オブ・ジ・エレメンツ」にて登場した水族を中心とする融合召喚が得意なテーマで、以下の特徴が魅力的なモンスターとなってます。
魅力①:効果で墓地へ送られると融合召喚ができる
【ティアラメンツ】の最大の魅力ですが、(一部例外もいますが、メインデッキに入る)「ティアラメンツ」モンスターが、カード効果により墓地へ送られると、その「ティアラメンツ」モンスターを含む手札・フィールド・墓地のモンスターを素材にして融合召喚ができるという点になります。
(なお、融合素材にしたモンスターは、好きな順番でデッキの下に戻せます。)
この効果により、場合によっては、融合素材を全て墓地からまかなうこともでき、さらに「融合」魔法カードが不要ということで、融合召喚にかかる消費を大幅に減らせるのが、【ティアラメンツ】を使うメリットになります。
魅力②:墓地肥やし効果を持っている
効果で墓地へ送られると融合召喚ができる性質上、墓地へカードを送る墓地肥やしの手段が必要になってくるかと思いますが、「ティアラメンツ」モンスターには、デッキの上からカードを墓地へ送る墓地肥やし効果を持っているのも特徴で、これによりテーマ内のカードだけでも融合召喚の流れを作ることができます。
あとは、【ティアラメンツ】は、人魚をモチーフにしているということで、イラストも非常に、可愛いらしい魅力的なテーマにもなってます。
【ティアラメンツ】デッキレシピ
2023年1月のリミットレギュレーションに対応した【ティアラメンツ】のデッキレシピを紹介します。
〈モンスター:20枚〉
暗黒界の龍神 グラファ×2
ティアラメンツ・クシャトリラ×3
ティアラメンツ・シェイレーン×1
ティアラメンツ・ハゥフニス×2
ティアラメンツ・レイノハート×1
古尖兵ケルベク×3
古衛兵アギド×1
ティアラメンツ・メイルゥ×3
沼地の魔神王×3
ガーディアン・スライム×1
〈魔法:15枚〉
壱世壊=ペルレイノ×1
六世壊=パライゾス×1
テラ・フォーミング×1
おろかな埋葬×1
おろかな副葬×2
融合派兵×3
壱世壊に渦巻く反響×2
融合×1
壱世壊を劈く弦声×2
〈罠:6枚〉
ブレイクスルー・スキル×2
壱世壊に軋む爪音×2
壱世壊に奏でる哀唱×2
〈エクストラデッキ:15枚〉
ミレニアム・アイズ・サクリファイス×1
捕食植物ドラゴスタペリア×1
ティアラメンツ・ルルカロス×2
ティアラメンツ・カレイドハート×1
神・スライム×1
暗黒界の龍神王 グラファ×2
ガーディアン・キマイラ×1
深淵に潜む者×1
No.41 泥睡魔獣バグースカ×1
No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ×1
クロノダイバー・リダン×1
トロイメア・フェニックス×1
【ティアラメンツ】デッキの回し方
【ティアラメンツ】デッキの回し方は、墓地肥やしを行いつつ、カード効果によって墓地へ送られた「ティアラメンツ」モンスターの効果を使って融合召喚するのがポイントとなります。
Point①:墓地肥やし
墓地肥やしの方法としては、①「ティアラメンツ」モンスターの効果によるものと②イシズ関連のモンスターによるものの2つのパターンがあります。
①「ティアラメンツ」モンスターの効果による墓地肥やし
各「ティアラメンツ」モンスターには、デッキの上から複数枚カードを墓地へ送る効果も持っているので、そちらの効果を使って、墓地肥やしをすることもできます。
モンスター名 | 墓地肥やし効果が発動するタイミングと枚数 |
---|---|
ティアラメンツ・シェイレーン
|
自身を手札から特殊召喚し、手札のモンスター1体を墓地へ送った後。 自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。 |
ティアラメンツ・ハゥフニス
|
相手のモンスターの効果を発動した時に、手札から特殊召喚した後。 自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。 |
ティアラメンツ・メイルゥ
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自身の召喚・特殊召喚に成功した場合。 デッキの上からカードを3枚墓地へ送る。 |
ティアラメンツ・クシャトリラ
|
①自身の召喚・特殊召喚に成功した場合。 デッキの上からカードを3枚墓地へ送る。 ②効果で墓地へ送られた場合。 デッキの上へからカードを2枚墓地へ送る。 |
「ティアラメンツ」モンスターの効果による墓地肥やし効果について、表にしてまとめてみましたが、この中で扱いやすいのは、召喚・特殊召喚しただけで発動できる「ティアラメンツ・メイルゥ」や、手札に他のモンスターが1体いれば、特殊召喚が可能となる「ティアラメンツ・シェイレーン」となってきます。
また、確実性を狙うなら「ティアラメンツ・レイノハート」という「ティアラメンツ」モンスターもいて、召喚・特殊召喚した場合に、デッキから自身以外の「ティアラメンツ」モンスター1体を墓地へ送れるので、ピンポイントに墓地へ送って、融合召喚を狙えます。
②イシズ式墓地肥やし
「ティアラメンツ」モンスター以外による墓地肥やしの方法としては、イシズが原作やアニメで使ったリメイクモンスターである「古尖兵ケルベク」や「古衛兵アギド」を使うという手もあります。
これらのモンスターは、手札・デッキから墓地へ送られた場合に、お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る効果を持っているので、「おろかな埋葬」や「ティアラメンツ」モンスターの効果で墓地へ送ることで、効果の発動を狙えます。
「ティアラメンツ」モンスターよりもデッキトップから墓地へ送る枚数が多いので、「ティアラメンツ」カードの墓地へ送られた場合の効果の発動チャンスが増えますね。
※なお「現世と冥界の逆転」が墓地に存在していれば、オマケとして「古尖兵ケルベク」は自分の墓地から罠カード1枚をセット、「古衛兵アギド」は自分か相手のデッキの上からさらに5枚墓地へ送ることもできますが、今回紹介したデッキには採用してませんので、追加効果については使えません。
Point②:「ティアラメンツ」モンスターの効果による融合召喚
墓地肥やしの効果によって、「ティアラメンツ」モンスターを墓地へ送ることができたなら、次のステップとして、その墓地へ送られた「ティアラメンツ」の効果によって、融合召喚をしていきます。
②:このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。 融合モンスターカードによって決められた、 墓地のこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールド・墓地から好きな順番で持ち主のデッキの下に戻し、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
融合先は、墓地肥やしで一緒に送られたモンスターや墓地にいるモンスターによって変わってきますが、まずは「ティアラメンツ」+水属性モンスター1体を融合素材とする「ティアラメンツ・キトカロス」の融合召喚を目指したいところですが、2023年の1月からのリミットレギュレーションにて禁止カードとなってしまったので、「沼地の魔神王」を融合素材の代わりとした上での「ティアラメンツ・ルルカロス」や「ティアラメンツ・カレイドハート」などの融合召喚を狙っていきます。
その他の融合モンスターについては、次の展開プランの項目で紹介します。
【ティアラメンツ】デッキで目指せるプラン
すでにいる墓地のモンスターやデッキトップの上から送られたモンスターの内容に左右される部分もありますが、このデッキで目指せるプランを紹介しておきます。
プラン①:「ティアラメンツ・ルルカロス」の融合召喚
「ティアラメンツ・ルルカロス」は、「ティアラメンツ・キトカロス」と「ティアラメンツ」モンスター1体を融合指定するモンスターで、「ティアラメンツ・キトカロス」の②の特殊召喚効果を使って、③の墓地肥やし効果で「ティアラメンツ」モンスターが墓地へ落ちれば、流れで融合召喚ができますし、「沼地の魔神王」と「ティアラメンツ」モンスターの組み合わせで融合召喚を狙います。
「ティアラメンツ・ルルカロス」は、相手の特殊召喚する効果に対して、カウンターできる効果と自身以外の水属性モンスターに戦闘破壊耐性を与えれる効果があるので、場に出しておきたいところです。
あと1度だけになりますが、融合召喚した「ティアラメンツ・ルルカロス」が効果で、墓地へ送られると、墓地から特殊召喚できる効果も持っています。
プラン②:「ティアラメンツ・カレイドハート」の融合召喚
まず「ティアラメンツ・カレイドハート」の融合指定は、「ティアラメンツ・レイノハート」+水族モンスター2体なので、難易度は少し上がりますが、「ティアラメンツ・カレイドハート」自身が特殊召喚に成功した場合か、水族モンスターが効果で墓地へ送られた場合に、相手フィールドのカード1枚をデッキに戻せる効果がある除去持ちモンスターになるので、融合召喚を狙いたいところです。
それから「ティアラメンツ・カレイドハート」が効果で墓地へ送られても、②の効果によって、墓地へ「ティアラメンツ」カードを墓地へ送りながら、自分フィールドに戻ってこれます。
なので、「壱世壊に奏でる哀唱」等で、墓地へ送りつつ、特殊召喚という形で戻ってきて、前述した除去効果を使うというのが理想的です。
プラン③:「捕食植物ドラゴスタペリア」の融合召喚
こちらの融合素材指定は、融合モンスター+闇属性モンスターですが、「ティアラメンツ・キトカロス」の②の効果から③の効果を使って、「ティアラメンツ」モンスターを墓地へ落とすことができれば、自然な流れで、「捕食植物ドラゴスタペリア」の融合召喚ができます。
相手ターンでも、捕食カウンターを乗せることができ、捕食カウンターが乗っているモンスターの効果は無効化されるので、妨害モンスターとして、立てておきたいところです。
プラン④:「神・スライム」の融合召喚
「神・スライム」は、水族モンスターと水属性・レベル10のモンスターを融合指定する融合モンスターで、「ティアラメンツ」モンスターと「ガーディアン・スライム」の組み合わせで融合召喚が可能となります。
「神・スライム」の良いところは、戦闘で破壊されない耐性を持ちつつ、攻撃力3000の打点を持っている点と、他の自分のモンスターに効果の対象と攻撃対象に選択できない2つの耐性を与えれる点になり、「ティアラメンツ」に足りない高打点とアタッカーを補えます。
デッキに採用したカードについて
ここでは、【ティアラメンツ】以外の採用したカードについて、補足や採用理由を紹介しておきます。
「沼地の魔神王」
「ティアラメンツ・キトカロス」が禁止になってしまってからは、必須のモンスターになります。
カード名が指定された融合素材モンスター1体の代わりにできる効果があるので、「ティアラメンツ・カレイドハート」や「ティアラメンツ・ルルカロス」だけでなく、「ミレニアム・アイズ・サクリファイス」や「召喚獣カリギュラ」、「暗黒界の龍神王 グラファ」の融合召喚を狙えるため採用してます。
なお、融合名を代用する効果を使わなくても、自身が水族なので、「ティアラメンツ」融合モンスターの素材にもなれます。
「暗黒界の龍神王 グラファ」
「暗黒界の龍神王 グラファ」は、「暗黒界の龍神 グラファ」と闇属性モンスター1体を素材とする融合モンスターで、「沼地の魔神王」か「暗黒界の龍神 グラファ」と闇属性の「ティアラメンツ」モンスターを使って融合召喚をすることができるため採用しています。
「暗黒界の龍神王 グラファ」の効果としては、1ターンに1度、相手が使ったモンスター効果、通常魔法・通常罠カードの効果を「相手は自身の手札を1枚選んで捨てる」効果に書き変えるので、ある一種の妨害効果になります。
なおこの場合の相手とは自分のことを指すため、手札を1枚捨てることになりますが、効果によって捨てることになるため、「ティアラメンツ」カードを捨てることで、融合召喚を狙ったり、「ティアラメンツ」魔法・罠カードの効果を使うことができます。
コラム:新規カードによる【ティアラメンツ】の変化
「ダークウィング・ブラスト」以降に登場した新規カードによって、【ティアラメンツ】がどのように変化したのかについて触れておきます。
①:「ティアラメンツ・ルルカロス」による変化
「ティアラメンツ・ルルカロス」による変化としては、単純に融合先の増加と「ティアラメンツ」の融合召喚効果の発動機会の増加になります。
これは「ティアラメンツ・キトカロス」が墓地にいれば、融合召喚効果を持つ「ティアラメンツ」モンスター1体を墓地へ落とすだけで、融合召喚を狙えることになりますし、「沼地の魔神王」を採用しているタイプでは「ティアラメンツ・キトカロス」の融合召喚を経由せずとも、融合召喚が狙える融合モンスターにもなってきます。
あとは、新たな妨害手段が増えたことも変化と言え、「ティアラメンツ・ルルカロス」がいることによって、特殊召喚を含む効果に対してカウンターができるようになり、妨害の幅が広がってます。
②:「ティアラメンツ」魔法カードによる変化
これまで「ティアラメンツ」モンスターの融合召喚効果を狙うには、運の要素が絡むデッキトップからの墓地送りがメインでしたが、「壱世壊に渦巻く反響」の登場によって、特殊召喚したモンスターをそのまま墓地へ送る動きをすれば、ピンポイントでその効果の発動を狙えるようになったのが、大きな変化と言えます。
(「壱世壊に渦巻く反響」によって、デッキ・墓地の「ティアラメンツ」モンスターにアクセスできる点もですが。)
それから「ティアラメンツ」カードは、モンスターに干渉するような効果が多かったのですが、「壱世壊を揺るがす鼓動」によって、魔法・罠カードにも対処できるようになったのも、変化となります。
最後に
今回は、【ティアラメンツ】のデッキレシピ・回し方を紹介しました。
効果によって、墓地へ送られると融合召喚ができる効果から、融合魔法無しで、融合召喚できてしまうのは、画期的ですね。
【ティアラメンツ】モンスターも可愛い子が多いので、ぜひ参考にして作っていただければと思います。
ではこれで【ティアラメンツ】デッキの紹介を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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