- 【クシャトリラ/Kashtira】の特徴
- 【クシャトリラ】デッキレシピ
- 【クシャトリラ】デッキの回し方・ポイント
- 【クシャトリラ】デッキで目指したい盤面
- デッキに採用したカードについて
- 最後に
- 関連記事
どうも、ハイロンです。
今回は、「ダークウィング・ブラスト」で登場した新規テーマの【クシャトリラ】デッキを紹介します。
【クシャトリラ】は、サイキック族テーマということで、個人的によく主張させているセットも入れて作ってみましたので、その点にも注目していただけたらと思います。
では、まずは【クシャトリラ】の特徴からどうぞ!
【クシャトリラ/Kashtira】の特徴
【クシャトリラ】は、「ダークウィング・ブラスト」で登場したレベル7・サイキック族のエクシーズ召喚が得意なテーマで、以下の効果を持っているのが特徴となります。
特徴①:手札からの特殊召喚
「クシャトリラ」モンスターは、上級モンスターですが、自分の場にモンスターがいない場合に、手札から特殊召喚できる効果を持っているのが特徴になります。
この効果のおかげで手札事故を免れることができますが、逆に複数体を並べることは難しいので、その点は「クシャトリラ」魔法・罠カードで補う形になります。
特徴②:裏側除外での除去
他のテーマにない【クシャトリラ】だけの特権としては、該当するタイミングや相手が起こしたアクションによって、相手のカードを裏側表示で除外できることになります。
特に、裏側での除外は、表側での除外と違って利用されにくいので、強力なカード除去方法だと言えます。
【クシャトリラ】デッキレシピ
「ダークウィング・ブラスト」までのカードで作った【クシャトリラ】デッキを紹介します。
〈モンスター:20枚〉
クシャトリラ・オーガ×3
ダイナレスラー・パンクラトプス×1
クシャトリラ・ユニコーン×3
E・HERO スピリット・オブ・ネオス×1
クシャトリラ・フェンリル×3
幻創龍ファンタズメイ×1
精霊獣使い ウィンダ×3
ジェット・シンクロン×1
ドットスケーパー×1
サイバー・ヴァリー×3
〈魔法:15枚〉
おろかな埋葬×1
封印の黄金櫃×1
七星の宝刀×3
ワン・フォー・ワン×1
インスタント・コンタクト×1
ハーピィの羽根帚×1
フューチャー・グロウ×2
クシャトリラ・バース×3
禁じられた一滴×2
〈罠:5枚〉
クシャトリラ・プリペア×2
龍皇の波動×3
〈エクストラデッキ:15枚〉
リンクリボー×1
グラビティ・コントローラー×1
ブルートエンフォーサー×1
トロイメア・フェニックス×1
混沌戦士 カオス・ソルジャー×1
E・HERO ブレイヴ・ネオス×1
精霊獣騎 ガイアペライオ×2
PSYフレームロード・Ω×1
天威の龍鬼神×1
クシャトリラ・シャングリラ×2
No.11 ビックアイ×1
No.76 諧調光師グラディエール×1
No.89 電脳獣ディアブロシス×1
【クシャトリラ】デッキの回し方・ポイント
【クシャトリラ】デッキの動かし方としては、手札から「クシャトリラ」モンスターを特殊召喚しつつ、各「クシャトリラ」モンスターの効果を使って、該当する「クシャトリラ」カードをサーチしながら、裏側表示でカードを除外する効果を使いつつ、エクシーズ召喚も狙っていきます。
ポイント①「クシャトリラ」モンスターの特殊召喚
メインデッキに入る「クシャトリラ」モンスターは、レベル7の上級モンスターになりますが、自分の場にモンスターがいない場合に、手札から特殊召喚できる効果を持っているので、まずはその効果を使って特殊召喚を狙います。
モンスターがいる場合は、このデッキでは「サイバー・ヴァリー」や「七星の宝刀」、「禁じられた一滴」を採用しているので、それらのカードを利用しながら「クシャトリラ」モンスターの特殊召喚を狙うといいでしょう。
ポイント②「クシャトリラ」カードのサーチ
「クシャトリラ」モンスターを特殊召喚できたら、自分メインフェイズに発動できる②の効果を使って、「クシャトリラ」カードをサーチしていきます。
各「クシャトリラ」モンスターがサーチできるカードについて、表を用意したので、サクッと覚えておきましょう。
モンスター名 | サーチ対象 |
---|---|
クシャトリラ・オーガ
|
「クシャトリラ」罠カード |
クシャトリラ・ユニコーン
|
「クシャトリラ」魔法カード |
クシャトリラ・フェンリル
|
「クシャトリラ」モンスター |
ポイント③裏側でのカード除去を狙う
「クシャトリラ」を特殊召喚し、サーチができたら、相手のカードの裏側除外を狙っていきます。
裏側除外を狙えるタイミングですが、
- 「クシャトリラ」モンスターであれば、攻撃宣言時or相手がモンスターの効果を発動した場合
- 「クシャトリラ」魔法であれば、相手が魔法カードを発動した場合
- 「クシャトリラ」罠カードであれば、相手が罠カードを発動した場合
となります。
裏側で除外できる相手のカードについてですが、こちらも表にしてみました。
カード名 | 裏側除外できる相手のカード |
---|---|
クシャトリラ・オーガ
|
相手のデッキの上から5枚めっくた中の1枚 |
クシャトリラ・ユニコーン
|
相手のエクストラデッキの中から1枚 |
クシャトリラ・フェンリル
|
相手の表側のカード1枚 |
クシャトリラ・バース
|
相手の墓地のカード3枚 |
クシャトリラ・プリペア
|
相手の手札の中から1枚 |
この中では、やはり「クシャトリラ・フェンリル」や「クシャトリラ・ユニコーン」の効果を積極的に狙っていきたいところですね。
【クシャトリラ】デッキで目指したい盤面
ここでは、紹介した【クシャトリラ】デッキレシピで、目指したい盤面を紹介しておきます。
①:「クシャトリラ・フェンリル」+「クシャトリラ・ユニコーン」
「クシャトリラ・フェンリル」と「七星の宝刀」の2枚で、【クシャトリラ】の基本に忠実な動きをすることで、上記の布陣を作ることができます。
①:自分の場にモンスターがいない場合に、「クシャトリラ・フェンリル」を手札から特殊召喚し、効果で、「クシャトリラ・ユニコーン」をサーチ。
↓
②:「七星の宝刀」で「クシャトリラ・フェンリル」を除外して2枚ドロー。
↓
③:自分の場にモンスターがいなくなったので、「クシャトリラ・ユニコーン」を手札から特殊召喚し、「クシャトリラ・バース」をサーチ。
↓
この手順で出すと、以下の状態を作り出すことができます。
●攻撃宣言時または相手モンスターの効果発動
↓
「クシャトリラ・ユニコーン」による相手のエクストラデッキを1枚裏側除外
「クシャトリラ・フェンリル」による相手の表側のカード1枚を裏側除外
●相手の魔法カードの発動
↓
「クシャトリラ・バース」による、相手の墓地のカード3枚を裏側で除外
このままの形で、相手ターンを迎えてもいいですし、レベル7が2体いる状態なので、ランク7エクシーズ召喚を狙うこともできます。
なお、「七星の宝刀」の代わりに、通常召喚権を使うことになりますが、「サイバー・ヴァリー」を召喚することで、同じようなことができます。
②:「クシャトリラ・シャングリラ」のエクシーズ召喚
「クシャトリラ・シャングリラ」を出す手順としては、1つ前で紹介した手順で並べる他に、「クシャトリラ」モンスターの特殊召喚を組み合わせる形にはなりますが、「インスタント・コンタクト」によって、「E・HERO ブレイヴ・ネオス」を特殊召喚したり、「クシャトリラ・バース」の①の効果を利用してレベル7を召喚することでも、レベル7のモンスターを並べることができます。
「クシャトリラ・シャングリラ」をエクシーズ召喚できれば、あとは守備表示で置いておくことで、自分・相手のスタンバイフェイズにかけて、デッキから「クシャトリラ」モンスターを特殊召喚できます。
また、相手のカードが裏側で除外される度に、使用していないメインモンスターゾーンや魔法&罠ゾーンを1ヵ所使用不可にすることができるので、「クシャトリラ」カードによる裏側除外を狙っていきたいところですね。
(「クシャトリラ・シャングリラ」がいる間だけになりますが。)
なお、「クシャトリラ・シャングリラ」は、戦闘・効果破壊される場合にエクシーズ素材を身代わりにできるので、場持ちが良いモンスターにもなります。
③:「混沌戦士 カオス・ソルジャー」のリンク召喚
「混沌戦士 カオス・ソルジャー」のリンク召喚は、手札に、レベル7の「クシャトリラ」モンスターと「ドットスケーパー」があると作れます。
ここでは、ここまで出番がなかった「クシャトリラ・オーガ」を例にしてみたいと思います。
①:自分の場にモンスターがいない状態で、「クシャトリラ・オーガ」を手札から特殊召喚し、デッキから「クシャトリラ・プリペア」をサーチ。
↓
②:「ドットスケーパー」を召喚して、そのままリンク素材にして「リンクリボー」をリンク召喚。
↓
③:「ドットスケーパー」が墓地へ送られたので、墓地から特殊召喚。
↓
④:「クシャトリラ・オーガ」、「リンクリボー」、「ドットスケーパー」を素材にして、「混沌戦士 カオス・ソルジャー」をリンク召喚。
レベル7の「クシャトリラ」モンスターが混じっていることにより、相手のカードの対象にならない耐性と相手の効果では破壊されない耐性を持つ「混沌戦士 カオス・ソルジャー」を出すことができます。
デッキに採用したカードについて
ここでは、【クシャトリラ】以外の採用したカードについて、補足や採用理由などを紹介しておきます。
①「幻創龍ファンタズメイ」
「クシャトリラ」(特に「クシャトリラ・シャングリラ」)には対象を取る効果に対しては、耐性がないので、それを補うために「幻創龍ファンタズメイ」を採用してます。
相手がリンクを使うデッキであれば特殊召喚できますが、使わないデッキであっても、レベル7のモンスターということで、「クシャトリラ・バース」でリリースなしで通常召喚ができるので、場に出せます。
手札コストに関しては、「クシャトリラ」モンスターのサーチ効果によって手札がたまりやすい方なので、ダブったカードなどを利用できます。
(この点に関しては、「禁じられた一滴」も同じような採用理由になります。)
②「フューチャー・グロウ」
「フューチャー・グロウ」は、「クシャトリラ」を含むサイキック族の打点上げのために採用してます。
「フューチャー・グロウ」は、発動時に墓地のサイキック族モンスターを除外し、その除外したモンスターのレベルの数×200、自分の場の全てのサイキック族モンスターの攻撃力を上げるカードになります。
「クシャトリラ」は、上級モンスターにしては攻撃力が低めですが、このカードでレベル7の「クシャトリラ」を除外すると、攻撃力が3000台後半となり、フィニッシャー級となります。
なお、このデッキで上げれる最大値は、「精霊獣騎 ガイアペライオ」を除外した場合の攻撃力2000アップとなります。
(ちなみに、「精霊獣使い ウィンダ」は、その「精霊獣騎 ガイアペライオ」を召喚条件を無視して特殊召喚できるモンスター兼レベル4以下のサイキック族として採用してます。)
また、このカードで除外した「クシャトリラ」モンスターは、「クシャトリラ」魔法・罠カードで帰還できますので、相性が良いと言えます。
③「龍皇の波動」
「龍皇の波動」は、相手フィールドのモンスター効果の発動を無効にし破壊するカウンター罠になります。
効果モンスター対策として採用してますが、それだけでなく「龍皇の波動」のその後の効果によって、手札の「クシャトリラ」モンスターを除外できれば、その相手モンスターを自分の場に特殊召喚できるとともに、「クシャトリラ」魔法・罠カードによる帰還へ繋げることができることに注目して、採用している部分もあります。
最後に
今回は、【クシャトリラ】のデッキ・回し方を紹介しました。
サイキック族のテーマということで、このブログではおなじみのサイキック族出張セットである「精霊獣使い ウィンダ」、「精霊獣騎 ガイアペライオ」、「フューチャー・グロウ」の3点セットを採用して作りましたが、その部分に関しては手札誘発の枠にしたり、【クシャトリラ】を除外できる点から、【召喚獣】の方が良いかもしれませんね。
ぜひ参考にして作ってみてください。
ではこのあたりで【クシャトリラ】デッキの紹介を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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