- ✞「真血公ヴァンパイア」とは?✞
- 🎃「真血公ヴァンパイア」採用型の【アンデット族】デッキ紹介🎃
- 👻【アンデット族】デッキの回し方・ポイント👻
- ✞👻「真血公ヴァンパイア」の展開例👻✞
- ✞🎃デッキに採用したカードについて🎃✞
- 最後に
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どうも、ハイロンです。
今回は、「バトル・オブ・カオス」に収録された「真血公ヴァンパイア」、「ヴァンパイア・ファシネイター」を使ったアンデット族デッキを紹介します。
なお今回紹介するデッキレシピは、【ヴァンパイア】デッキではないので(一部その要素はありますが)、あらかじめご了承ください。
ではまずはじめに今回の主役となる「真血公ヴァンパイア」について紹介します。
✞「真血公ヴァンパイア」とは?✞
ランク8 闇 アンデット族/エクシーズ 3000/2800
レベル8モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、そのレベルを8として扱う。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは墓地以外から特殊召喚されたモンスターの効果の対象にならない。
②:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。お互いのデッキの上からカードを4枚墓地へ送る。この効果でモンスターが自分・相手の墓地へ送られた場合、さらに自分は墓地へ送られたそのモンスター1体を選んで自分フィールドに特殊召喚できる。
「真血公ヴァンパイア」はランク8のエクシーズモンスターで、墓地以外から特殊召喚されたモンスターの効果の対象にならないという耐性効果を持つ他に、以下の特徴を持ちます。
特徴①:相手モンスターをエクシーズ素材にする場合に、レベル8として扱える
「真血公ヴァンパイア」は、レベル8のモンスター2体以上でエクシーズ召喚できますが、エクシーズ素材に相手モンスターを使う場合にはレベル8として扱える効果外テキストを持っているのが最大の特徴になります。
この効果外テキストは、「交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン」と同じような効果となっているため、コントロール奪取や蘇生カードを使って、相手モンスターを確保することで、エクシーズ召喚の負担を軽減できますが、エクシーズモンスターやリンクモンスターに対しては適用されないため、レベルを持つ相手モンスターにしたいところです。
特徴②:墓地肥やし+モンスター蘇生
エクシーズ素材を取り除くことで、お互いのデッキの上から4枚墓地へ送り、送られた中にモンスターがいれば、その中から1体を選んで、自分の場に特殊召喚ができます。
この効果を使うと相手の墓地も肥やしてしまいますが、運次第では、相手のメインデッキの切り札級のモンスターを引き当てることができる(?)かもしれないですね。
なお、攻撃表示で特殊召喚すれば、そのまま戦闘に参加できるので、何もなければ墓地へ送られた自分・相手のモンスターの中から高い攻撃力を持つモンスターを選びたいところです。
では、次に「真血公ヴァンパイア」を使った【アンデット族】デッキレシピを紹介したいと思います。
🎃「真血公ヴァンパイア」採用型の【アンデット族】デッキ紹介🎃
《モンスター:20枚》
死霊王 ドーハスーラ×1
屍界のバンシー×1
ゾンビ・マスター×3
馬頭鬼×3
破魔のカラス天狗×2
ユニゾンビ×3
陰魔羅鬼×2
冥界の麗人イゾルデ×2
不知火の隠者×3
《魔法:13枚》
アンデットワールド×2
おろかな埋葬×1
手札抹殺×1
名推理×3
死者蘇生×1
精神操作×2
ハーピィの羽根帚×1
ミイラの呼び声×2
《罠:7枚》
戦線復帰×2
大捕り物×2
黄金郷のガーディアン×3
《エクストラデッキ:15枚》
ヴァンパイア・サッカー×1
水晶機巧−ハリファイバー×1
ヴァンパイア・ファシネイター×2
零氷の魔妖−雪女×1
妖神−不知火×1
真紅眼の不屍竜×1
PSYフレームロード・Ω×1
戦神−不知火×1
混沌魔龍 カオス・ルーラー×1
No.41 泥睡魔獣バグースカ×1
交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン×2
真血公ヴァンパイア×2
👻【アンデット族】デッキの回し方・ポイント👻
この【アンデット族】デッキの回し方としては、①「真血公ヴァンパイア」のエクシーズ召喚、②アンデット族の蘇生がポイントとなります。
「真血公ヴァンパイア」のエクシーズ召喚
「真血公ヴァンパイア」のエクシーズ召喚の仕方としては、いくつかのパターンがあります。
詳しい展開方法は、次の【アンデット族】デッキの展開例の中で書きますが、ザックリと紹介すると、以下の3パターンになります。
①:レベル8のモンスター+コントロールを奪うカードを使うパターン
「死霊王 ドーハスーラ」や「黄金郷のガーディアン」などのレベル8モンスターを自分で用意しながら、相手モンスターのコントロールを「精神操作」や「大捕り物」などで奪って、「真血公ヴァンパイア」をエクシーズ召喚します。
こちらの方法では、レベル8モンスターの用意と相手モンスターのコントロールを奪うカードが必要となりますが、実質、モンスター除去をしながらのエクシーズ召喚となります。
🎃👻✞
②:「冥界の麗人イゾルデ」のレベル変更効果を使って、エクシーズ召喚するパターン
「冥界の麗人イゾルデ」は、アンデット族モンスター2体までのレベルを5〜8に変更できる効果を持っているので、そちらの効果を使って自分の場のアンデット族モンスターのレベルを8にして、「真血公ヴァンパイア」のエクシーズ召喚を狙います。
なお、「ゾンビ・マスター」で「冥界の麗人イゾルデ」を蘇生したり、「冥界の麗人イゾルデ」を通常召喚して、「馬頭鬼」の蘇生効果を使うと、「冥界の麗人イゾルデ」を含むアンデット族モンスターを2体並べることができます。
🎃👻✞
③:「ヴァンパイア・ファシネイター」で、「真血公ヴァンパイア」のエクシーズ素材を揃えるパターン
「ヴァンパイア・ファシネイター」の2つの効果は、どちらも相手モンスターを自分の場に持ってくる効果なので、その効果をフルに使って、「真血公ヴァンパイア」のエクシーズ召喚を狙うパターンになります。
詳しい展開方法は、後ほど紹介します。
アンデット族モンスターの蘇生
もともとアンデット族は、蘇生が得意ということで、このデッキでもその点を活かして戦います。
「ゾンビ・マスター」や「馬頭鬼」、「死者蘇生」、「戦線復帰」などの蘇生カードを使って、エクシーズやリンク素材の確保しますが、墓地から特殊召喚に成功する(または相手の効果で破壊される)と、相手の攻撃表示のモンスター1体を破壊できる「破魔のカラス天狗」やデッキから1枚ドローできる「陰魔羅鬼」を絡めて蘇生するとアドバンテージを得ることができます。
✞👻「真血公ヴァンパイア」の展開例👻✞
パターン1:「不知火の隠者」からの「真血公ヴァンパイア」のエクシーズ召喚
「不知火の隠者」1枚から「真血公ヴァンパイア」のエクシーズ召喚を狙う展開パターンになります。
「不知火の隠者」のお馴染みの展開パターンである「ユニゾンビ」の特殊召喚から、「馬頭鬼」を墓地へ落として、「馬頭鬼」の効果で「不知火の隠者」を蘇生するところまでは同じになります。
その後の展開としては、以下の手順を踏むことによって、「真血公ヴァンパイア」のエクシーズ召喚ができます。
①「不知火の隠者」、「ユニゾンビ」で、「水晶機巧−ハリファイバー」をリンク召喚
↓
②「水晶機巧−ハリファイバー」の効果で、「ユニゾンビ」をデッキから特殊召喚し、そのまま「ヴァンパイア・ファシネイター」をリンク召喚
↓
③「ヴァンパイア・ファシネイター」のリンク召喚成功で相手の墓地のモンスターを自分の場に特殊召喚
↓
④「ヴァンパイア・ファシネイター」の②の効果を使って、自身をリリースして、相手モンスター1体のコントロールを得る
↓
⑤自分の場にいる相手モンスター2体で、「真血公ヴァンパイア」をエクシーズ召喚
なお、ここで「真血公ヴァンパイア」のエクシーズ召喚を「交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン」に変えることもできますし、さらに「アンデットワールド」があれば、③からの別の展開先として、「零氷の魔妖−雪女」のリンク召喚が狙えます。
パターン2:「冥界の麗人イゾルデ」と「精神操作」で「真血公ヴァンパイア」のエクシーズ召喚
①「冥界の麗人イゾルデ」を召喚して、自身を対象にレベルを8に変更する。
↓
②「精神操作」で相手モンスターを奪って、「冥界の麗人イゾルデ」とともに、「真血公ヴァンパイア」をエクシーズ召喚。
なお「冥界の麗人イゾルデ」のレベルを6にすることで、「交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン」のエクシーズ召喚も可能となります。
✞🎃デッキに採用したカードについて🎃✞
ここでは、本編では触れなかった採用したカードについて、採用理由や補足を加えて紹介します。
真紅眼の不屍竜
レベル7のシンクロモンスターは、基本的には「ゾンビ・マスター」の効果で「ユニゾンビ」を蘇生することで狙えます。
「真紅眼の不屍竜」は、アンデット族モンスターが戦闘で破壊されると、自分・相手の墓地からアンデット族モンスターを蘇生できるので、「アンデットワールド」の影響下のもとで、アンデット族となっている相手モンスターを戦闘破壊することで、「破魔のカラス天狗」や「陰魔羅鬼」を蘇生できるモンスターになれるため採用してます。
名推理
このデッキでは、「ゾンビ・マスター」や「馬頭鬼」の効果を活かすために、墓地が肥えていたほうが蘇生対象が増えるため、「名推理」を墓地肥やしとしての役割や、相手が外した場合には、モンスターを特殊召喚してリンクやエクシーズ素材を用意できるという点から採用してます。
なお「混沌魔龍 カオス・ルーラー」も墓地肥やしができて、しかも「真血公ヴァンパイア」の素材になれるレベル8のモンスターということから入れております。
最後に
「真血公ヴァンパイア」を使ったアンデット族デッキを紹介してみました。
「交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン」に続いて、相手モンスターをエクシーズ素材として利用する場合のテキスト外効果が強いですね。
さらに「ヴァンパイア・ファシネイター」の効果が、それらのエクシーズ召喚のサポートにもなっているということで、噛み合っていますね。
今回は、アンデット族デッキとして紹介しましたが、レベル8のモンスターを使用するデッキに「精神操作」や「大捕り物」などのコントロール奪取カードを入れるだけでも「真血公ヴァンパイア」を作れるので、出張パーツにもなれます。
「真血公ヴァンパイア」に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ではこれで「真血公ヴァンパイア」を使ったデッキの紹介を終わります。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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