- 【ブラック・マジシャン】デッキレシピ
- 【ブラック・マジシャン】デッキの回し方
- コラム①:「マシシャンズ・ナビゲート」で何を特殊召喚する?
- 【ブラック・マジシャン】デッキの展開例
- コラム②:「永遠の魂」のデメリット効果を和らげる工夫
- コラム③:新規カードの登場で【ブラック・マジシャン】はどう変わったのか?
- 最後に
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どうもハイロンです。
今回は、「バトル・オブ・カオス」と「ワールドプレミアパック2021」の新規カードを取り入れた【ブラック・マジシャン】デッキを紹介したいと思います。
今から【ブラック・マジシャン】デッキを作ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【ブラック・マジシャン】デッキレシピ
〈モンスター:22枚〉
ブラック・マジシャン×3
守護神官マハード×1
アストログラフ・マジシャン×1
イリュージョン・オブ・カオス×2
ブラック・マジシャン・ガール×1
幻想の見習い魔導師×3
クロノグラフ・マジシャン×1
黒牙の魔術師×2
マジシャンズ・ロッド×3
紫毒の魔術師×2
マジシャンズ・ソウルズ×3
〈魔法:14枚〉
マジシャンズ・サルベーション×1
死者蘇生×1
ハーピィの羽根帚×1
魂のしもべ×3
受け継ぎし魂×2
黒魔術の継承×2
黒の魔導陣×3
切り裂かれし闇×1
〈罠:4枚〉
マジシャンズ・ナビゲート×2
永遠の魂×2
〈エクストラデッキ:15枚〉
リンクリボー×1
リンク・スパイダー×1
クロシープ×1
I:Pマスカレーナ×1
トロイメア・フェニックス×1
神聖魔皇后セレーネ×1
天威の龍拳聖×1
混沌の戦士 カオス・ソルジャー×1
アクセスコード・トーカー×1
超魔導師-ブラック・マジシャンズ×2
超魔導戦士−マスター・オブ・カオス×1
幻想の黒魔導師×1
No.11 ビッグ・アイ×1
真紅眼の鋼炎竜×1
【ブラック・マジシャン】デッキの回し方
デッキの動かし方としては、「ブラック・マジシャン」と「黒の魔導陣」、「マジシャンズ・ナビゲート」or「永遠の魂」のパーツを揃えた後、「ブラック・マジシャン」を特殊召喚し、「黒の魔導陣」の効果で相手のカードを除外するのが基本になります。
「ブラック・マジシャン」を特殊召喚した後は、そのまま攻撃したり、融合やリンク・エクシーズ召喚をして戦います。
ステップ①:必要な各パーツを集める
まずは、デッキを動かす上でのパーツ集めになります。
主なパーツは、主役の「ブラック・マジシャン」と、「ブラック・マジシャン」を特殊召喚できる罠カードの「マジシャンズ・ナビゲート」や「永遠の魂」、そして「ブラック・マジシャン」の召喚・特殊召喚に反応する「黒の魔導陣」の3つとなります。
「ブラック・マジシャン」の集め方
「ブラック・マジシャン」については、「幻想の見習い魔導師」が召喚・特殊召喚に成功した場合の効果や「イリュージョン・オブ・カオス」によるサーチ効果、「魂のしもべ」でデッキトップに置いた後でのドローや「黒の魔導陣」のめくる効果で揃えることができます。
「黒の魔導陣」、「マジシャンズ・ナビゲート」、「永遠の魂」の集め方
これらのカードは、「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カードになるので、「マジシャンズ・ロッド」の召喚時の効果で、デッキからサーチしたり、こちらも「魂のしもべ」でデッキトップに置いた後のドローや「黒の魔導陣」のめくる効果で、パーツを揃えることができます。
なお「永遠の魂」については、「マジシャンズ・サルベーション」によるセットという方法もありますし、ドローカードによるドローは「マジシャンズ・ソウルズ」や「魂のしもべ」の墓地効果を使います。
ステップ②:「黒の魔導陣」を発動する
必要なパーツが揃えば、「黒の魔導陣」を発動しておきます。
「黒の魔導陣」には、先程から何度も出てますが、発動時にデッキトップを3枚確認して、その中から「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン」が書かれた魔法・罠カードを1枚加え、残りは好きな順番でデッキトップに戻す効果があります。
なので発動すれば、「ブラック・マジシャン」関連の魔法・罠カードをサーチできる可能性がありますが、手札に加えれなくても、ドローカードを持っていた場合は、戻す順番が鍵となってきます。
(ここで「魂のしもべ」がある場合は発動しておくことで、確実に「ブラック・マジシャン」関連の魔法・罠カードを加えれます。)
さらに「黒の魔導陣」には、1ターンに1度の限定ですが、「ブラック・マジシャン」が召喚・特殊召喚された場合に、相手フィールドのカード1枚を除外する②の効果がありますので、「黒の魔導陣」を発動した以降はこの効果で相手を妨害していきます。
ステップ③:「ブラック・マジシャン」を特殊召喚する
「黒の魔導陣」を発動できたら、そちらの除外効果を使うために、自分・相手のターンにかけて「ブラック・マジシャン」を特殊召喚していきます。
このデッキでの「ブラック・マジシャン」の特殊召喚にはいろいろな方法があって、自分のターンでのみ使えるカードとしては、墓地から「ブラック・マジシャン」を特殊召喚することになる「マジシャンズ・ソウルズ」や「死者蘇生」となりますが、自分・相手ターンでも発動できるカードとなると、種類が多くなってきます。
まず戦闘・効果破壊された場合に、「ブラック・マジシャン」を手札・デッキ・墓地から特殊召喚できる「守護神官マハード」や墓地から特殊召喚できる「黒牙の魔術師」があったり、「ブラック・マジシャン・ガール」が召喚・特殊召喚に成功した場合に墓地から特殊召喚できる「マジシャンズ・サルベーション」や、相手と自分の効果モンスターをリリースして手札・デッキから特殊召喚できる「受け継ぎし魂」、手札から特殊召喚できる「マジシャンズ・ナビゲート」、手札・墓地から特殊召喚できる「永遠の魂」による方法があります。
これらのカードによって、「ブラック・マジシャン」を特殊召喚した後は、融合召喚やリンク召喚・エクシーズ召喚に繋げます。
コラム①:「マシシャンズ・ナビゲート」で何を特殊召喚する?
通常罠
①:手札から「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。その後、デッキからレベル7以下の魔法使い族・闇属性モンスター1体を特殊召喚する。
②:自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が存在する場合、墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
ブレイクタイムとして、「マジシャンズ・ナビゲート」で特殊召喚するモンスターについて、書いておきたいと思います。
「マジシャンズ・ナビゲート」は、手札の「ブラック・マジシャン」を特殊召喚した後にデッキからレベル7以下の闇属性・魔法使い族を特殊召喚しますが、その候補としては「ブラック・マジシャン」、「幻想の見習い魔導師」、「黒牙の魔術師」、「紫毒の魔術師」がこのデッキの狙い目になります。
何も無ければ、後続の「ブラック・マジシャン」の確保&自身を墓地へ送ることで、闇属性・魔法使い族モンスターの打点を2000上げることができる「幻想の見習い魔導師」が基本になりますし、「ブラック・マジシャン」を特殊召喚して、自分のターンでランク7を狙うということもできます。
戦闘や効果破壊を警戒する場合は、墓地の闇属性・魔法使い族モンスターを蘇生できる「黒牙の魔術師」やフィールドの表側のカードを破壊できる「紫毒の魔術師」を特殊召喚すれば、タダでは崩されない守りの布陣を作るもできますので、状況にあったモンスターを特殊召喚するといいでしょう。
【ブラック・マジシャン】デッキの展開例
ここでは、「ブラック・マジシャン」を出した後の展開例のパターンを紹介しておきたいと思います。
パターン1:「超魔導師-ブラック・マジシャンズ」の融合召喚
「超魔導師-ブラック・マジシャンズ」は、「黒魔術の秘儀」で「ブラック・マジシャン」or「ブラック・マジシャン・ガール」と魔法使い族を素材にすることで、融合召喚ができます。
なお「黒魔術の秘儀」は速攻魔法なので、セットしておいて、相手ターン中に除去されそうになったタイミングで、「ブラック・マジシャン」や「ブラック・マジシャン・ガール」を素材にするという使い方もできます。
「超魔導師-ブラック・マジシャンズ」を出した後は、自分・相手を問わず魔法・罠カードが発動した場合に1枚ドローできる効果があるので、その効果の発動を狙います。
ちなみにこの効果でドローしたカードが魔法・罠カードだった場合、自分の場にセットでき、さらにセットしたカードが速攻魔法・罠カードであれば、そのターン中から発動が可能になります。
この効果で、「受け継がれし魂」や「マジシャンズ・ナビゲート」、「永遠の魂」を引ければ、お得感があるので、あらかじめ「黒の魔導陣」や「魂のしもべ」でデッキトップを操作してから魔法・罠カードの効果を発動するのも良いですね。
さらに「超魔導師-ブラック・マジシャンズ」には、自身が破壊された場合に、除外ゾーン以外のあらゆるところから「ブラック・マジシャン」と「ブラック・マジシャン・ガール」師弟コンビを並べる効果があるので、それにより融合の消費を取り戻せますが、破壊にしか対応してないので、バウンスや除外効果には気をつけたいところです。
なお、「ブラック・マジシャン」と「イリュージョン・オブ・カオス」を融合素材にすることで、「超魔導戦士−マスター・オブ・カオス」も融合召喚できます。
パターン2:エクシーズ召喚
エクシーズ召喚では、ランク7のエクシーズ召喚を狙います。
レベル7を並べる方法としては、「守護神官マハード」や「アストログラフ・マジシャン」の特殊召喚に加えて、「マジシャンズ・ナビゲート」とか「マジシャンズ・ソウルズ」、「永遠の魂」などと組み合わせて、「ブラック・マジシャン」を特殊召喚することで、並べることができます。
ランク7のエクシーズモンスターとしては、相手モンスターのコントロールを得ることができる「No.11 ビッグ・アイ」や「ブラック・マジシャン」を手札・デッキから特殊召喚できる&除去効果を持つ「幻想の黒魔導師」のエクシーズ召喚を狙います。
パターン3:リンク召喚
リンク召喚については、基本的にはリンク3のモンスターを目指す形となります。
モンスターを3体並べる方法ですが、「クロノグラフ・マジシャン」や「マジシャンズ・サルベーション」、「マジシャンズ・ナビゲート」を使うと、モンスターを2体並べれるので、あとは通常召喚権を使ってモンスターを召喚したり、「マジシャンズ・ソウルズ」や「幻想の見習い魔導師」を特殊召喚したり、「永遠の魂」などで「ブラック・マジシャン」を特殊召喚することで、並べることができます。
出すリンクモンスターですが、レベル7以上のモンスターを素材に入れた「混沌の戦士 カオス・ソルジャー」や「I:Pマスカレーナ」を経由した上での「天威の龍拳聖」、「クロシープ」→「神聖魔皇后セレーネ」の蘇生効果を繋げ、「アクセスコード・トーカー」をリンク召喚するという3つのパターンが最終ゴールとなります。
コラム②:「永遠の魂」のデメリット効果を和らげる工夫
永続罠
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の手札・墓地から「ブラック・マジシャン」1体を選んで特殊召喚する。
●デッキから「黒・魔・導」または「千本ナイフ」1枚を手札に加える。
②:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分のモンスターゾーンの「ブラック・マジシャン」は相手の効果を受けない。
③:表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
「永遠の魂」は、手札・墓地から「ブラック・マジシャン」を特殊召喚できる永続罠カードで、このカードがある限り、毎ターン「ブラック・マジシャン」を出現させることができ、さらに相手の効果を受けないという耐性が「ブラック・マジシャン」に付きます。
ここまではメリットだらけですが、「永遠の魂」を使うにあたってやはり注意したいのは、「永遠の魂」がフィールドから離れると、自分の場をガラ空きになってしまうリスクがある点になるかと思います。
このガラ空きになるリスクを避けるために、このデッキでは、「永遠の魂」のデメリット効果を和らげるいくつかの工夫をしているので、ここで紹介しておきます。
「アストログラフ・マジシャン」、「クロノグラフ・マジシャン」
自分フィールのカードが戦闘・効果で破壊されると、手札から特殊召喚できるペンデュラムモンスターで、「永遠の魂」のデメリットを逆にこれらのモンスターのトリガーにすることができます。
これにより自分の場がガラ空きにならずにすみますし、さらに特殊召喚した後に、「アストログラフ・マジシャン」は、破壊されたモンスターの中から1体を選び、その同名モンスターをデッキからサーチ、「クロノグラフ・マジシャン」は、さらに手札からモンスターを特殊召喚できます。
「黒牙の魔術師」、「紫毒の魔術師」
「マジシャンズ・ナビゲート」でも紹介しましたが、これらのモンスターには自身が戦闘・効果破壊された場合に、発動できる効果を持っていて、「黒牙の魔術師」は、自分の墓地の闇属性・魔法使い族モンスターを蘇生でき、「紫毒の魔術師」はフィールドの表側のカード1枚を破壊できるので、「永遠の魂」の破壊を逆に利用して、この効果を発動できます。
なお「超魔導師-ブラック・マジシャンズ」も、破壊された場合に「ブラック・マジシャン」と「ブラック・マジシャン・ガール」を特殊召喚できる効果があるので、「永遠の魂」の破壊をトリガーにできます。
基本的には、相手からの「永遠の魂」の除去を待ちますが、「マジシャンズ・ソウルズ」のドロー効果で「永遠の魂」を墓地へ送ることで、ここで紹介したモンスター効果を起動することもできるので、頭の片隅にでも置いといてもらえれればと思います。
「真紅眼の鋼炎竜」
「真紅眼の鋼炎竜」は、エクシーズ素材を持っていると効果では破壊されないので、「永遠の魂」による破壊を免れます。
なので「永遠の魂」を使った後にランク7を出せる場合は、「真紅眼の鋼炎竜」のエクシーズ召喚を選択するという手もあります。
さらに「真紅眼の鋼炎竜」がエクシーズ素材を持っていて、自分の場にいる限り、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動する度に、500のダメージを相手に与える効果があるので、相手ライフにプレッシャーをかけることもできます。
コラム③:新規カードの登場で【ブラック・マジシャン】はどう変わったのか?
ここでは、「バトル・オブ・カオス」で登場した「イリュージョン・オブ・カオス」と「超魔導戦士−マスター・オブ・カオス」、「ワールドプレミアパック2021」で登場した「マジシャンズ・サルベーション」と「切り裂かれし闇」によって、【ブラック・マジシャン】デッキがどう変わったのかを紹介します。
変化①:サーチ力の強化
「ブラック・マジシャン」の新規カードによって、2つのサーチ力が強化されている部分が、大きな変化となります。
まず1つ目は「イリュージョン・オブ・カオス」によるもので、これまでは「ブラック・マジシャン」の名を記したモンスターには直接的にアクセスできなかったのですが(間接的には、「魂のしもべ」がありましたが)、このカードにより「マジシャンズ・ロッド」や「幻想の見習い魔導師」といった「ブラック・マジシャン」の名が記されたモンスターのサーチが可能となってます。
2つ目は「永遠の魂」に対するサーチの強化で、「マジシャンズ・サルベーション」を発動するだけで、デッキから自分の場にセットできるようになってます。
変化②:「ブラック・マジシャン」の展開先や活用法の追加
「ブラック・マジシャン」を使った展開先や活用法も増えていて、「黒魔術の秘儀」によって、「イリュージョン・オブ・カオス」を儀式召喚することもできますし、儀式召喚せずに「ブラック・マジシャン」とともに融合の素材にすることで「超魔導戦士−マスター・オブ・カオス」の融合召喚への道も開けていたりします。
また「ブラック・マジシャン」の召喚・特殊召喚に成功した場合の特典も増えていて、「マジシャンズ・サルベーション」があれば、「ブラック・マジシャン・ガール」を墓地から特殊召喚できたり、「切り裂かれし闇」があれば1枚ドローしつつ、戦闘サポート効果を使えたりと、「ブラック・マジシャン」の召喚・特殊召喚を活かす効果も増えています。
最後に
今回は、【ブラック・マジシャン】デッキを紹介しました。
昔の頃に比べるとサポートカードが充実してきて、強化される度にデッキとしてまとまってきた感がありますね。
「バトル・オブ・カオス」と「ワールドプレミアパック2021」の新規カードは、「カオス」要素や儀式、師弟コンビ、今回は採用してませんがティマイオスや「クリボー」といったいろんな方面からの強化となっていて、どれも原作やアニメを思い出させてくれるような内容でしたね。
もし興味があれば参考にして作ってみてくださいね!
ではこのあたりで【ブラック・マジシャン】デッキの紹介を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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