- 【オルターガイスト/Altergeist】とは?
- 【オルターガイスト】デッキレシピ紹介
- 【オルターガイスト】デッキの回し方・ポイント
- 【オルターガイスト】デッキで作りたい盤面
- デッキに採用したカードについて
- 最後に
- 関連記事
どうも、ハイロンです。
今回は、「デュエリスト・ネクサス」で新規カードが追加され、「アニメーションクロニクル2023」でデッキの主要パーツが再録され、さらにストラクチャーデッキRにて《無限泡影》を手に入れやすくなった【オルターガイスト】デッキを紹介します。
【オルターガイスト】デッキを作ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【オルターガイスト/Altergeist】とは?
【オルターガイスト】は、「サーキット・ブレイク」で初登場した魔法使い族で、アニメVRAINSにおいて別所エマ(ゴーストガール)が使用してたテーマになります。
リンク召喚を得意とし、罠カードに関する効果と妨害効果が多いのが特徴で、デッキタイプとしては、メタビート系になります。
【オルターガイスト】の魅力:罠カード発動からの特殊召喚!
【オルターガイスト】の魅力としては、やはり罠カードを発動できれば、手札から飛んでこれる《オルターガイスト・マルチフェイカー》の存在でしょう。
特殊召喚さえできれば、デッキから新たな「オルターガイスト」モンスターを特殊召喚できるのが強みで、《オルターガイスト・クンティエリ》や《オルターガイスト・シルキタス》などの妨害効果を持つ「オルターガイスト」モンスターを特殊召喚したり、壁モンスターを並べたりして、自分・相手ターンを問わずに展開できちゃいます。
その他には蘇生効果を持つ《オルターガイスト・マルウィスプ》や《オルターガイスト・マリオネッター》を特殊召喚すれば、リンク3以上の「オルターガイスト」モンスターのリンク召喚も狙えたりします。
【オルターガイスト】デッキレシピ紹介
では「アニメーションクロニクル2023」までのカードを取り入れた【オルターガイスト】デッキレシピを紹介します!
《モンスター:22枚》
オルターガイスト・マリオネッター×3
オルターガイスト・マルウィスプ×2
オルターガイスト・マルチフェイカー×3
オルターガイスト・シルキタス×1
オルターガイスト・メリュシーク×3
オルターガイスト・ペリネトレータ×1
増殖するG×3
オルターガイスト・プークエリ×2
オルターガイスト・クンティエリ×1
灰流うらら×3
《魔法:6枚》
ワン・フォー・ワン×1
救魔の標×2
ハーピィの羽根帚×1
墓穴の指名者×2
《罠:12枚》
無限泡影×3
オルターガイスト・マテリアリゼーション×1
オルターガイスト・リバイタリゼーション×1
パーソナル・スプーフィング×3
オルターガイスト・ホーンテッドロック×2
オルターガイスト・プロトコル×2
《エクストラデッキ:15枚》
リンクリボー×1
セキュリティ・ドラゴン×1
オルターガイスト・ヘクスティア×3
オルターガイスト・プライムバンシー×2
デコード・トーカー・ヒートソウル×1
スケアクロー・トライヒハート×1
アクセスコード・トーカー×1
オルターガイスト・メモリーガント×1
オルターガイスト・アドミニア×1
閉ザサレシ世界ノ冥神×1
虹光の宣告者×1
カオス・アンヘル−混沌の双翼−×1
【オルターガイスト】デッキの回し方・ポイント
【オルターガイスト】デッキの回し方としては、「オルターガイスト」モンスターを展開しながらリンク召喚をしたり、妨害をしながら戦うのがポイントとなります。
Point①:「オルターガイスト」モンスターの展開
展開できる「オルターガイスト」モンスターとしては、主に《オルターガイスト・マリオネッター》、《オルターガイスト・マルチフェイカー》、《オルターガイスト・マルウィスプ》の3体になります。
《オルターガイスト・マリオネッター》からの展開
手札コスト用に「オルターガイスト」モンスターが1枚必要となってきますが、墓地の「オルターガイスト」モンスターを蘇生する形で展開することができます。
- 《オルターガイスト・マリオネッター》を召喚して、《オルターガイスト・ホーンテッドロック》をデッキからセットする。
- 《オルターガイスト・ホーンテッドロック》を発動して、効果処理で手札から「オルターガイスト」モンスター1体を墓地へ送る。
- 《オルターガイスト・マリオネッター》の②の効果で、《オルターガイスト・ホーンテッドロック》を墓地へ送って、墓地の「オルターガイスト」モンスターを特殊召喚する。
《オルターガイスト・マルウィスプ》や《オルターガイスト・マルチフェイカー》など蘇生した「オルターガイスト」モンスター次第では、ここからさらに展開できます。
《オルターガイスト・マルウィスプ》からの展開
展開できる効果を持つのは《オルターガイスト・マルウィスプ》ですが、展開の起点は《オルターガイスト・メリュシーク》からになります。
- 《オルターガイスト・メリュシーク》を召喚し、そのまま《リンクリボー》の素材にする。
- 《オルターガイスト・メリュシーク》の墓地へ送られた③の効果で、《オルターガイスト・マルウィスプ》をサーチ。
- 手札に加わった《オルターガイスト・マルウィスプ》の①の効果で、自身を特殊召喚し、②の効果を起動して、《オルターガイスト・メリュシーク》を蘇生。
このあとの展開としては、《オルターガイスト・マルウィスプ》と《オルターガイスト・メリュシーク》を素材にすることで、《虹光の宣告者》のシンクロ召喚や《オルターガイスト・ヘクスティア》のリンク召喚、《セキュリティ・ドラゴン》をリンク召喚し、さらに《リンクリボー》とともに、《デコード・トーカー・ヒートソウル》のリンク召喚を狙えたりもします。
《オルターガイスト・マルチフェイカー》からの展開
罠カードの発動が条件となってきますが、自分・相手ターンを問わずに展開できるのが強みになります。
自分のターン中であれば、《オルターガイスト・メリュシーク》を特殊召喚して、リンク素材にして、《オルターガイスト・マルウィスプ》をサーチする流れに。
相手ターン中であれば、《オルターガイスト・シルキタス》や《オルターガイスト・クンティエリ》を特殊召喚して妨害を構えることができます。
なお《パーソナル・スプーフィング》でサーチできれば、即座に特殊召喚が可能となります。
Point②:展開する時の注意点
「オルターガイスト」モンスターを展開する時の注意点としては、《オルターガイスト・マルチフェイカー》を扱う時になります。
《オルターガイスト・マルチフェイカー》の特殊召喚に成功した場合にデッキから「オルターガイスト」モンスターを守備表示で特殊召喚する②の効果を使うターンは、「オルターガイスト」モンスターしか特殊召喚できなくなるので、展開先に注意が必要です。
《オルターガイスト・マルチフェイカー》の効果を使った後はもちろんですが、使う前に、既に「オルターガイスト」モンスター以外を特殊召喚していたら、《オルターガイスト・マルチフェイカー》の効果を使えないというケースもあります。
逆に《オルターガイスト・マルチフェイカー》が絡んでない時は、展開を制限されることがなく、自由に盤面を作れます。
Point③:リンク召喚について
「オルターガイスト」リンクモンスターは、全て「オルターガイスト」モンスター縛りとなるので、リンク召喚する場合には、上記で紹介した《オルターガイスト・マリオネッター》、《オルターガイスト・マルチフェイカー》、《オルターガイスト・マルウィスプ》のモンスターの効果を組み合わせたり、「オルターガイスト」のリンク召喚に使用する時に限り、手札からリンク素材となれる《オルターガイスト・プークエリ》を使うとリンク4になることができます。
展開先を伸ばすポイントとしては、《オルターガイスト・メリュシーク》や《オルターガイスト・ヘクスティア》のサーチ効果によって、いかに《オルターガイスト・マルウィスプ》か《オルターガイスト・プークエリ》をサーチできるかが鍵となってきます。
Point④:妨害カードについて
妨害できるカードとしては、自分のターンでは、《オルターガイスト・メリュシーク》がまず挙げられ、ダイレクトアタックからの相手のカードの除去をして妨害した後に、リンク素材にして、サーチ効果を活かすのもいいでしょう。
罠カードの発動から《オルターガイスト・マルチフェイカー》の効果を使って、相手フィールドのカード1枚の効果を無効にできる《オルターガイスト・クンティエリ》や自分と相手のカードを手札バウンスできる《オルターガイスト・シルキタス》を特殊召喚して、妨害を挟みたいですね。
その他の妨害としては、コストとなるカードが必要になりますが、モンスター効果の発動は《オルターガイスト・プロトコル》、魔法・罠カードの効果の発動は《オルターガイスト・ヘクスティア》で止めたり、モンスターのコントロールを奪う《オルターガイスト・アドミニア》も控えています。
【オルターガイスト】デッキで作りたい盤面
ここでは、【オルターガイスト】デッキでデュエル中に作りたい盤面を紹介しておきます。
パターン①:《リンクリボー》+《虹光の宣告者》
①:《オルターガイスト・メリュシーク》を召喚し、《リンクリボー》をリンク召喚。
↓
②:《オルターガイスト・メリュシーク》の③の効果で、デッキから《オルターガイスト・マルウィスプ》をサーチ。
↓
③:《オルターガイスト・マルウィスプ》の①の効果で自身を特殊召喚し、②の効果で、墓地から《オルターガイスト・メリュシーク》を守備表示で特殊召喚した後、2体で《虹光の宣告者》をシンクロ召喚。
なお《虹光の宣告者》の代わりに、《セキュリティ・ドラゴン》にして、《リンクリボー》とともに《デコード・トーカー・ヒートソウル》をリンク召喚して1ドローするパターンや、《オルターガイスト・ヘクスティア》にして、《リンクリボー》と一緒に《スケアクロー・トライヒハート》のリンク素材にして、モンスターを守備表示にするロックをかけるパターンを作ることもできます。
パターン②:《オルターガイスト・アドミニア》+《オルターガイスト・プロトコル》
手札に《オルターガイスト・マリオネッター》と《オルターガイスト・メリュシーク》があれば、以下の手順をたどることによって、リンク4の《オルターガイスト・アドミニア》と《オルターガイスト・プロトコル》のセットまで作ることができます。
(なお、自分の罠カードを発動できる状態であれば、《オルターガイスト・マルチフェイカー》が手札にあるだけでも作ることはできます。)
①:《オルターガイスト・マリオネッター》を召喚し、①の効果でデッキから《オルターガイスト・ホーンテッドロック》をセットし、手札の《オルターガイスト・メリュシーク》を墓地へ送って発動。
↓
②:《オルターガイスト・マリオネッター》の②の効果によって、《オルターガイスト・ホーンテッドロック》を墓地へ送って、《オルターガイスト・メリュシーク》を蘇生。
その後、《オルターガイスト・マリオネッター》と《オルターガイスト・メリュシーク》を素材にして《オルターガイスト・ヘクスティア》をリンク召喚。
↓
③:《オルターガイスト・メリュシーク》の③の効果で、デッキから《オルターガイスト・マルウィスプ》をサーチし、そのまま①の効果で特殊召喚→②の効果で墓地の《オルターガイスト・メリュシーク》を特殊召喚。
↓
④:《オルターガイスト・ヘクスティア》と《オルターガイスト・マルウィスプ》、《オルターガイスト・メリュシーク》で、《オルターガイスト・アドミニア》をリンク召喚し、デッキから《オルターガイスト・プロトコル》をセットする。
※《オルターガイスト・ヘクスティア》の②の効果で、デッキから「オルターガイスト」モンスター1体をサーチ。
この盤面を作ることができれば、《オルターガイスト・アドミニア》の②の効果によるコントロール奪取効果が1回使えますし、さらにその奪ったモンスターを「オルターガイスト」モンスターとして扱えるので、《オルターガイスト・プロトコル》の②の効果によるコストにして、相手のモンスター効果を無効にできる2妨害体制を構えれるのが強みになります。
さらに《オルターガイスト・ヘクスティア》の効果で、《オルターガイスト・マルチフェイカー》をサーチしておくと、罠カードの発動によって、《オルターガイスト・シルキタス》や《オルターガイスト・クンティエリ》による妨害も加えることができます。
パターン③:《カオス・アンヘル−混沌の双翼−》のシンクロ召喚
《オルターガイスト・マルチフェイカー》の効果を使っていないこと(縛りがないこと)が前提となりますが、
STEP①:《オルターガイスト・マリオネッター》の効果で《オルターガイスト・マルウィスプ》を蘇生
STEP②:《オルターガイスト・マルウィスプ》の効果で《オルターガイスト・マルチフェイカー》を蘇生
の2つのステップを踏むことで《カオス・アンヘル−混沌の双翼−》のシンクロ召喚を狙えます。
デッキに採用したカードについて
【オルターガイスト】以外の採用したカードについて、採用理由や補足を加えて紹介します。
《救魔の標》
《救魔の標》は、墓地から魔法使い族効果モンスター1体を手札に加えるサルベージカードになります。
《オルターガイスト・ペリネトレータ》をリンク素材にして墓地へ送り、「オルターガイスト」モンスターを墓地へ送って、《救魔の標》で回収という流れで使うと綺麗です。
このカードで回収したい候補としては、《オルターガイスト・マルチフェイカー》や《オルターガイスト・クンティエリ》、《オルターガイスト・マルウィスプ》あたりになります。
《オルターガイスト・マルチフェイカー》や《オルターガイスト・クンティエリ》を回収しておけば、相手ターンに備えることができますし、《オルターガイスト・マルウィスプ》を手札に加えれば、そのまま特殊召喚から墓地の「オルターガイスト」モンスターの蘇生ができるので、採用してます。
最後に
今回は、【オルターガイスト】デッキを紹介しました。
「アニメーションクロニクル2023」で主要パーツが再録されたり、「ストラクチャーデッキR-炎王の急襲-」にて《無限抱影》が再録されたりと、【オルターガイスト】デッキを作るハードルは下がりつつあるので、興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね!
ではこれで【オルターガイスト】デッキの紹介を終わります。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
関連記事
【オルターガイスト】と同じ魔法使い族で、エクシーズ召喚をメインとするテーマの【エクソシスター】デッキの紹介になります。
yugioh-minor-labo.hatenablog.com
こちらも【オルターガイスト】と同じ魔法使い族テーマで、融合・シンクロ・エクシーズ・リンク召喚の複数の召喚方法を扱う【マギストス】の紹介になります。
yugioh-minor-labo.hatenablog.com
【オルターガイスト】と同じく通常罠カードを使うテーマの【ラビュリンス】デッキの紹介となります。
yugioh-minor-labo.hatenablog.com