- 【クロノダイバー】の魅力
- 【クロノダイバー】デッキ紹介
- 【クロノダイバー】デッキの回し方・ポイント
- 【クロノダイバー】デッキで作れる展開例
- デッキに採用したカードについて
- 過去に紹介した【金銀クロノダイバー】デッキレシピ
- 最後に
- 関連記事
どうも、ハイロンです。
今回は、「ワールドプレミアパック2023」で登場した《クロノダイバー・パワーリザーブ》を取り入れた【クロノダイバー】デッキを紹介します。
【クロノダイバー】の魅力
【クロノダイバー】は、「エクストラパック2019」で来日したレベル4・闇属性のサイキック族・機械族混合の海外産テーマで、以下の効果を持つのが魅力的なテーマとなってます。
魅力①:相手のカードをエクシーズ素材にできる
他のテーマにはない【クロノダイバー】だけにある魅力としては、相手のカードをエクシーズ素材にできる点で、主に《クロノダイバー・リダン》や《クロノダイバー・フライバック》がそれに該当するカードになります。
相手のカードをエクシーズ素材にすることで生まれるメリットもあって、《クロノダイバー・ハック》によってダイレクトアタックができたり、エクシーズ素材の種類(モンスター・魔法・罠)が増えることにより、「クロノダイバー」エクシーズモンスターの効果が広がったりします。
魅力②:エクシーズ素材に関する効果を持っている
魅力①でも少し触れましたが、「クロノダイバー」エクシーズモンスターのエクシーズ素材の種類(モンスター・魔法・罠)によって、効果が広がっていったり、エクシーズテーマであるという関係から、エクシーズ素材を補給したり、エクシーズ素材を取り除いて特殊召喚したりするというエクシーズ素材に関するカードが多いのも、【クロノダイバー】の特徴の1つとなってます。
【クロノダイバー】デッキ紹介
では、「ワールドプレミアパック2023」までのカードを取り入れた【クロノダイバー】デッキレシピを紹介したいと思います。
《モンスター:20枚》
クロノダイバー・リューズ×3
RRーストラングル・レイニアス×3
クロノダイバー・アジャスター×3
クロノダイバー・ベゼルシップ×2
道化鳥ラフィンパフィン×1
クロノダイバー・タイムレコーダー×2
クロノダイバー・テンプホエーラ×1
クロノダイバー・レギュレーター×3
レイダーズ・ウィング×2
《魔法:12枚》
おろかな埋葬×1
RUMーヌメロン・フォース×1
死者蘇生×1
ハーピィの羽根帚×1
クロノダイバー・スタートアップ×2
一点着地×2
オーバーレイ・ネットワーク×2
クロノダイバー・ハック×2
《罠:8枚》
クロノダイバー・フライバック×2
幻影騎士団シェード・ブリガンダイン×2
クロノダイバー・パワーリザーブ×3
クロノダイバー・レトログラード×1
《エクストラデッキ:15枚》
FNo.0 未来皇 ホープ×1
FNo.0 未来龍皇 ホープ×1
RRーフォース・ストリクス×1
クロノダイバー・パーペチュア×2
レイダーズ・ナイト×1
ガガガガマジシャン×1
No.41 泥睡魔獣バグースカ×1
クロノダイバー・ダブルバレル×1
クロノダイバー・リダン×2
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン×1
アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン×1
CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ×1
無限起動要塞メガトンゲイル×1
【クロノダイバー】デッキの回し方・ポイント
【クロノダイバー】デッキの回し方としては、レベル4のモンスターを2体並べて、エクシーズ召喚をしながら戦うのがポイントとなります。
Point①:エクシーズ素材のモンスターを並べる方法
レベル4のモンスターを2体並べる方法ですが、《クロノダイバー・レギュレーター》による方法が主流となりますが、《オーバーレイ・ネットワーク》を使う方法や、エクシーズモンスターがいる場合には、エクシーズ素材を使った方法もあったりします。
①《クロノダイバー・レギュレーター》による展開方法
《クロノダイバー・レギュレーター》は、自分の場に自身以外のモンスターがいない状態でリリースすることで、デッキから「クロノダイバー」モンスター2体を特殊召喚できるモンスターになります。
1枚で2体のモンスターが並ぶので、【クロノダイバー】デッキの中では、1番簡単な方法であり、エクシーズ召喚にかける消費も最小限となります。
②《オーバーレイ・ネットワーク》を使う展開方法
《オーバーレイ・ネットワーク》は①の効果の1つ目を選択して、エクシーズ召喚へ繋げます。
●自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターと同じレベルを持つモンスター1体を自分の手札・墓地から選んで 効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
手順としては、まず自分の場にモンスターを召喚して、そのモンスターと同じレベルのモンスターを《オーバーレイ・ネットワーク》で蘇生したり、手札から特殊召喚する流れになります。
この効果を利用して、《クロノダイバー・アジャスター》などのような墓地肥やし効果を持つモンスターと組み合わせると、すぐにエクシーズ召喚を狙うことができますね。
なお《オーバーレイ・ネットワーク》には、もう1つの選択肢として、以下の効果もありますが、
●自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターがX素材としているカード1枚を持ち主の手札に加える。
こちらは、《クロノダイバー・パーペチュア》や《クロノダイバー・スタートアップ》、《クロノダイバー・フライバック》と組み合わせることで、エクシーズ素材とした「クロノダイバー」カードを手札に加える疑似サーチのような使い方ができますので、覚えておくと良いでしょう。
2つの選択肢がある《オーバーレイ・ネットワーク》ですが、1ターンに1度しか使用できないので、どちらか1つの効果を選ぶことになります。
③エクシーズ素材を取り除いて特殊召喚する方法
エクシーズ素材を取り除いて特殊召喚できるモンスターとしては《クロノダイバー・リューズ》、《クロノダイバー・ベゼルシップ》、《レイダーズ・ウィング》が該当します。
エクシーズ素材を持つエクシーズモンスターが必要ですが、これらのモンスターは、エクシーズ素材を1つ取り除くだけで特殊召喚ができるため、残っている通常召喚権や《クロノダイバー・スタートアップ》などと合わせることで、(2体目の)エクシーズ召喚へ繋げることができます。
Point②:エクシーズ召喚先とその後の戦い方
レベル4のモンスター2体を並べることができれば、まずは《クロノダイバー・リダン》をエクシーズ召喚しましょう。
《クロノダイバー・リダン》には、自分・相手のスタンバイフェイズに相手のデッキの一番上のカードをエクシーズ素材にできるので、自分の場にいる限り、相手のキーカードをエクシーズ素材にできる(?)かもしれません。
そうやって間接的に妨害していきながら、《クロノダイバー・リダン》のエクシーズ素材を増やし、魔法カードを素材にできれば取り除いて1枚ドロー、罠カードを素材にできれば取り除いて相手の表側のカード1枚をデッキの上に戻して、アドバンテージを得ていきます。
【クロノダイバー】デッキで作れる展開例
ここでは、紹介した【クロノダイバー】デッキで、作れる展開例を2つ紹介します。
パターン①:《クロノダイバー・リダン》+《クロノダイバー・パーペチュア》
《クロノダイバー・レギュレーター》1枚から《クロノダイバー・リダン》と《クロノダイバー・パーペチュア》の2体を作るパターンになります。
①:自分の場にモンスターがいない状態で、《クロノダイバー・レギュレーター》を召喚して、効果を使って、デッキから《クロノダイバー・アジャスター》と《クロノダイバー・タイムレコーダー》の2体を特殊召喚。
↓
②:《クロノダイバー・アジャスター》の特殊召喚された場合の効果で、《クロノダイバー・ベゼルシップ》をデッキから墓地へ送る。
↓
③:《クロノダイバー・アジャスター》と《クロノダイバー・タイムレコーダー》で、《クロノダイバー・リダン》をエクシーズ召喚し、エクシーズ素材となっている《クロノダイバー・タイムレコーダー》を取り除いて、墓地の《クロノダイバー・ベゼルシップ》を特殊召喚。
↓
④:《クロノダイバー・リダン》の効果を使い、エクシーズ素材のモンスターを取り除いて、エンドフェイズまで除外する。
除外されたので、《クロノダイバー・タイムレコーダー》を墓地から特殊召喚。
↓
⑤:《クロノダイバー・ベゼルシップ》と《クロノダイバー・タイムレコーダー》で、《クロノダイバー・パーペチュア》をエクシーズ召喚。
※エンドフェイズに、《クロノダイバー・リダン》を帰還。
自分のターンで、上記の手順を踏まえて展開できれば、相手のスタンバイフェイズで、《クロノダイバー・リダン》と《クロノダイバー・パーペチュア》の効果を使うことができます。
パターン②:《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》のエクシーズ召喚
《クロノダイバー・アジャスター》と《オーバーレイ・ネットワーク》の2枚を使った簡単な方法になります。
※例として《レイダーズ・ナイト》からの《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》を挙げていますが、ランク4のエクシーズモンスターなら何でも作れます。
①:《クロノダイバー・アジャスター》を召喚して、②の効果でデッキから「クロノダイバー」モンスターを墓地へ送る。
↓
②:《オーバーレイ・ネットワーク》を発動して、《クロノダイバー・アジャスター》で墓地へ送った「クロノダイバー」モンスターを守備表示で特殊召喚し、《クロノダイバー・アジャスター》とともに《レイダーズ・ナイト》をエクシーズ召喚。
↓
特にフィールドのモンスターが多いときに有効で、《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》のエクシーズ素材を取り除いて、打点アップの効果を使い、攻撃表示の相手のモンスターに攻撃すれば、大ダメージを与えることができます。
パターン③:《FNo.0 未来龍皇 ホープ》のエクシーズ召喚
《FNo.0 未来龍皇 ホープ》のエクシーズ召喚は、墓地にランク4のエクシーズモンスターがいれば狙うことができます。
ここでは《クロノダイバー・ベゼルシップ》と《クロノダイバー・アジャスター》2枚からエクシーズ召喚をするパターンで紹介します。
①:《クロノダイバー・ベゼルシップ》を召喚。「クロノダイバー」モンスターが召喚に成功したので、手札の《クロノダイバー・アジャスター》を①の効果で特殊召喚。
↓
②:《クロノダイバー・ベゼルシップ》と《クロノダイバー・アジャスター》で《ガガガガマジシャン》をエクシーズ召喚し、①の効果でエクシーズ素材を取り除いて、墓地のランク4エクシーズモンスターを特殊召喚。
↓
③:《ガガガガマジシャン》と蘇生したランク4エクシーズモンスターで
《FNo.0 未来皇 ホープ》をエクシーズ召喚し、その上に《FNo.0 未来龍皇 ホープ》を重ねてエクシーズ召喚をする。
《FNo.0 未来龍皇 ホープ》により、相手のモンスターの効果を止めることができ、それがフィールドのモンスターの効果であった場合は、そのモンスターのコントロールを奪えます。
デッキに採用したカードについて
ここでは、【クロノダイバー】以外の採用したカードについて、採用理由や補足を加えて紹介します。
《一点着地》
《一点着地》は自分フィールドにモンスター1体のみが特殊召喚されると1枚ドローできるカードになります。
ドローカードに乏しいので採用している一面もありますが、このデッキでは、《クロノダイバー・リューズ》、《RRーストラングル・レイニアス》、《クロノダイバー・アジャスター》、《道化鳥ラフィンパフィン》、《レイダーズ・ウィング》といったモンスターや、速攻魔法の《クロノダイバー・スタートアップ》でも「クロノダイバー」モンスターを手札から特殊召喚できるので、《一点着地》を発動しておくことで、1枚ドローしながらの展開が可能となります。
《無限起動要塞メガトンゲイル》
《無限起動要塞メガトンゲイル》は、エクシーズモンスター3体を素材に指定しているリンクモンスターで、エクシーズモンスター以外の効果を受けない耐性と戦闘破壊されない耐性、それから自分の墓地のエクシーズモンスターを蘇生しながら、相手のカード1枚をそのエクシーズ素材にできる効果を持っています。
しかも、高打点なので、出せたら強いモンスターになりますが、問題はエクシーズモンスターを3体並べることですね。
一見すると難しいようにも見えますが、墓地にランク4のエクシーズモンスターがいる場合であれば、上記で紹介した【クロノダイバー】デッキで作れる展開例のパターン②の《クロノダイバー・パーペチュア》の代わりに、《ガガガガマジシャン》をエクシーズ召喚することで、解決できたりします。
新規カード!《クロノダイバー・パワーリザーブ》について
《クロノダイバー・パワーリザーブ》は、「ワールドプレミアパック2023」で登場した新規の永続罠カードになります。
発動時にはレベル4の通常罠モンスターとなり、その後、手札・デッキ・墓地から機械族の「クロノダイバー」モンスター1体を特殊召喚できるので、このカード1枚でレベル4のモンスターが2体揃いますが、罠カードなのでタイミングが遅くなるのが残念なところ。
相手ターン終了時などに発動することで、自分のターンでのエクシーズ召喚に繋げるか、壁モンスターを並べてバトルフェイズをやり過ごすという使い方になってきます。
なお《クロノダイバー・パワーリザーブ》を相手のバトルフェイズで発動できるならば、《クロノダイバー・タイムレコーダー》を特殊召喚して、自分の戦闘ダメージを相手に代わりに受けてもらうという使い方もできます。
それから《クロノダイバー・パワーリザーブ》には、魔法・罠カードをエクシーズ素材にしているエクシーズモンスターがいる場合に、墓地から除外することで、フィールドのカード1枚を除外できるフリーチェーンの効果を持っています。
こちらは条件を満たすエクシーズモンスターがいればすぐに使えるので、あらかじめ《クロノダイバー・アジャスター》で墓地へ送っておくといいでしょう。
過去に紹介した【金銀クロノダイバー】デッキレシピ
【クロノダイバー】が登場した初期の頃に作ったデッキレシピになりますが、オリジナリティがあって面白いと思ったので、デッキ構築の幅を広げるために紹介しておきますね。
ちなみにこの頃は、メインデッキに入る【クロノダイバー】モンスターが3種類だけだったので、何かのモンスターを取り入れなければならなかったのが、辛いところでした。
※《おろかな副葬》はこの時無制限カードでしたので、作るときは注意です。
〈モンスター:19枚〉
クロノダイバー・リューズ×3
ゴールド・ガジェット×3
シルバー・ガジェット×3
ビック・バイパー T301×3
クロノダイバー・ベルゼシップ×3
クロノダイバー・レギュレーター×3
超電磁タートル×1
〈魔法:12枚〉
おろかな埋葬×1
おろかな副葬×3
RUM-ヌメロン・フォース×3
死者蘇生×1
ハーピィの羽根帚×1
クロノダイバー・ハック×3
〈罠:9枚〉
幻影騎士団シェード・ブリガンダイン×1
鳳翼の爆風×2
クロノダイバー・フライバック×3
仁王立ち×3
〈エクストラデッキ:15枚〉
No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク×1
クロノダイバー・パーペチュア×2
No.101 S・H・Ark Knight×1
No.41 泥睡魔獣バグースカ×1
クロノダイバー・リダン×2
No.39 希望皇ホープ×1
CNo.80 葬装覇王レクイエム・イン・バーサーク×1
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング×1
CNo.101 S・H・Dark Knight×1
CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ×2
機関重連アンガー・ナックル×1
プラチナ・ガジェット×1
ポイント1☆いろんな方法でレベル4を並べる
《クロノダイバー・レギュレーター》以外にも、召喚・特殊召喚時に手札から機械族・レベル4を特殊召喚できる《ゴールド・ガジェット》や《シルバー・ガジェット》の効果を使ったり、バトルフェイズを介すことにはなりますが、自分と相手モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に、手札・墓地から《ビック・バイパー T301》を特殊召喚するなどで、レベル4のモンスターを2体並べることもできます。
なお、《ビック・バイパー T301》には、機械族・光属性モンスターの攻撃力を1200上げる②の効果があるので、《ゴールド・ガジェット》と《シルバー・ガジェット》とも相性が良く、そのまま高打点のモンスターを作り出すことができます。
ポイント2☆《RUM-ヌメロン・フォース》で効果無効
《RUM-ヌメロン・フォース》は、ランクアップ後に、ランクアップしたモンスター以外の自分・相手フィールドに表側のあらゆるカード効果を無効にするランクアップ魔法で、このデッキの究極奥義的なカードになります。
このカードで、《クロノダイバー・リダン》や《クロノダイバー・パーペチュア》を攻撃力4000のある 《CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ》にランクアップさせることができますし、《RUM-ヌメロン・フォース》によって、相手の破壊耐性持ちモンスターなどの効果も無効になっているので、《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》からランクアップした《CNo.80 葬装覇王レクイエム・イン・バーサーク》の除去効果や《No.101 S・H・Ark Knight》からランクアップした《CNo.101 S・H・Dark Knight》の吸収効果も通りやすいのもポイントになります。
これに関しては、《CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ》だけになりますが、今回紹介したデッキにも搭載してます。
最後に
今回は【クロノダイバー】デッキを紹介しました。
エクシーズ素材に関連する効果だけでなく、相手のカードをエクシーズ素材にできたりもするので、エクシーズデッキでちょっと変わった動きをするデッキを作りたい時には、【クロノダイバー】を思い出してみるといいかもしれませんね。
ではこれで【クロノダイバー】デッキの紹介を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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