- 【レッド・デーモン/Red Dragon Archfiend】とは?
- 【レッド・デーモン】デッキレシピ
- 【レッド・デーモン】デッキの回し方・ポイント
- 【レッド・デーモン】デッキで目指したい盤面
- 【レッド・デーモン】デッキを強化・改良するなら?
- 最後に
- 関連記事
- 関連商品
どうも、ハイロンです。
今回は「ストラクチャーデッキ−王者の鼓動−」が発売されたので、ストラクチャーデッキを3箱使った【レッド・デーモン】デッキレシピと回し方・特徴を紹介します。
では、まずは【レッド・デーモン】の特徴をサクっと押さえてからデッキレシピの紹介に行きたいと思います。
【レッド・デーモン/Red Dragon Archfiend】とは?
【レッド・デーモン】は、週刊少年ジャンプ(2008年18号)の付録カードで先行登場&2008年4月19日発売の「
初登場後は「ブースターSP−ハイスピード・ライダーズ−」で登場したカードによって、カテゴリー化&強化され、それから時を経て、今回の「ストラクチャーデッキ−王者の鼓動−」で再び大幅に強化&アップデートされる流れになってます。
アニメ&漫画では、ジャック・アトラスが使用したエースモンスターで、【リゾネーター】+悪魔族・ドラゴン族という組み合わせで、シンクロ召喚されることが多く。OCGでもそれらと相性の良いテーマにもなってます。
なお【レッド・デーモン】は、【デーモン】というカテゴリーにも含まれるので、そちらのサポートも受けれたりします。
【レッド・デーモン】デッキレシピ
今回は、「ストラクチャーデッキ−王者の鼓動−」と「天地鳴動パック」に収録されているカードのみを使った【レッド・デーモン】デッキを紹介します。
〈モンスター:22枚〉
ボーン・デーモン×3
風来王 ワイルド・ワインド×3
レッド・スプリンター×3
レッド・ウルフ×1
クリムゾン・リゾネーター×2
レッド・リゾネーター×2
ソウル・リゾネーター×3
ヴィジョン・リゾネーター×3
シンクローン・リゾネーター×2
〈魔法:10枚〉
コール・リゾネーター×3
リゾネーター・エンジン×1
クリムゾン・ヘルガイア×3
コマンド・リゾネーター×3
〈罠:8枚〉
スカーレッド・レイン×1
デモンズ・ゴーレム×2
デモンズ・チェーン×3
スカーレッド・ゾーン×2
〈エクストラデッキ:15枚〉
レッド・ライジング・ドラゴン×3
レッド・デーモンズ・ドラゴン×2
スカーレッド・デーモン×2
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト×1
えん魔竜 レッド・デーモン・アビス×2
えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル×2
スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン×1
えん魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ×1
スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン×1
【レッド・デーモン】デッキの回し方・ポイント
【レッド・デーモン】デッキの動かし方のポイントとしては、基本的にはレベル8のシンクロ召喚を狙うデッキなので、シンクロ素材を用意することから始めます。
なおそのまま直接レベル8になるようにモンスターを揃えてもいいですが、【レッド・デーモン】デッキでは、レベル6の《レッド・ライジング・ドラゴン》を経由してからレベル8のシンクロ召喚を狙える手段があるので、まずはレベル6を作っていきます。
Point①:シンクロ素材を揃える
《レッド・ライジング・ドラゴン》のシンクロ素材の揃え方ですが、レベル2のチューナーモンスターを召喚して、レベル4のモンスターを特殊召喚するという考え方と、その逆の考え方の2通りがあります。
■チューナーを召喚して、レベル4を特殊召喚するパターン
レベル2のチューナーモンスターを召喚して、レベル4のモンスターを特殊召喚する考え方に該当するモンスターとしては、《ボーン・デーモン》や《風来王 ワイルド・ワインド》、《レッド・リゾネーター》が当てはまります。
《ボーン・デーモン》は、手札・フィールドのカードをコストとして墓地へ送る必要がありますが、手札・墓地から特殊召喚でき、さらにレベル調整もできる効果を持っているので、あらゆる組み合わせでも対応できます。
《風来王 ワイルド・ワインド》は、攻撃力1500以下の悪魔族チューナーがいれば手札から特殊召喚できる手軽さと、墓地へ送られたターンには使えませんが、後続の悪魔族チューナーを持ってこれる便利さがあります。
《レッド・リゾネーター》は、召喚に成功すると、手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚できるので、手早くレベル6のシンクロ召喚ができます。
■チューナーを特殊召喚して、レベル4を通常召喚するパターン
もう一つのレベル4のモンスターを召喚して、レベル2のチューナーモンスターを特殊召喚する考え方に対応するモンスターは、《レッド・スプリンター》、《クリムゾン・リゾネーター》が該当します。
《レッド・スプリンター》は、召喚・特殊召喚した時に、他に自分のモンスターがいなければ、手札・墓地からレベル3以下の悪魔族チューナーを特殊召喚できるので、使い方としては前述の《レッド・リゾネーター》と似たような感じのモンスターとなります。
《クリムゾン・リゾネーター》は、自分の場にモンスターがいない場合に、手札から特殊召喚できるので、その後にレベル4のモンスターを通常召喚できれば、レベル6のシンクロ召喚に繋げることができます。
Point②:《レッド・ライジング・ドラゴン》のシンクロ召喚
Point①で、用意したレベル2チューナーとレベル4のモンスターをシンクロ素材として、レベル6の《レッド・ライジング・ドラゴン》をシンクロ召喚できれば、①の効果で墓地の「リゾネーター」モンスターを蘇生することで、レベル8の【レッド・デーモン】シンクロ召喚へ繋げることができます。
この《レッド・ライジング・ドラゴン》の蘇生効果で特殊召喚したい「リゾネーター」モンスターとしては、チューナーをデッキからさらに呼べる《クリムゾン・リゾネーター》を筆頭に、ライフ回復ができる《レッド・リゾネーター》やサーチ効果を持つ《ヴィジョン・リゾネーター》あたりが候補となってくるので、シンクロ素材に絡めたり、あらかじめ《ボーン・デーモン》等の効果で送っておきたいところです。
【レッド・デーモン】デッキで目指したい盤面
ここでは、紹介した【レッド・デーモン】デッキレシピで、目指したい盤面を紹介しておきます。
①:《レッド・ライジング》+「リゾネーター」チューナー3体
《クリムゾン・ヘルガイア》1枚または、《ソウル・リゾネーター》を含む手札2枚で、《レッド・ライジング・ドラゴン》+複数の「リゾネーター」を並べる基本の盤面になります。
《レッド・ライジング・ドラゴン》をシンクロ召喚できれば、そこからいろいろな【レッド・デーモン】の派生シンクロモンスターになることができます。
①:《ソウル・リゾネーター》を召喚・特殊召喚し、《ボーン・デーモン》をサーチ。
↓
②:手札・フィールドのカード1枚をコストで墓地へ送り、《ボーン・デーモン》を①の効果で特殊召喚。
↓
③:《ボーン・デーモン》の②の効果で《クリムゾン・リゾネーター》をデッキから墓地へ送り、《ボーン・デーモン》のレベルを1つ下げる。
↓
④:《ソウル・リゾネーター》・《ボーン・デーモン》の2体で《レッド・ライジング・ドラゴン》をシンクロ召喚。
↓
⑤:《レッド・ライジング・ドラゴン》の①の効果で《クリムゾン・リゾネーター》を蘇生。
↓
⑥:《クリムゾン・リゾネーター》の②の効果で「リゾネーター」モンスターをデッキから2体特殊召喚。
なお《クリムゾン・ヘルガイア》があれば、《ソウル・リゾネーター》のサーチから、《ボーン・デーモン》のコストにまでなれるので、一石二鳥となります。
この後の展開ですが、《クリムゾン・リゾネーター》で特殊召喚した「リゾネーター」モンスター2体がレベル2であれば、《クリムゾン・リゾネーター》を含む「リゾネーター」チューナーモンスター3体と《レッド・ライジング・ドラゴン》で、《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》を作ることもできます。
また《レッド・ライジング・ドラゴン》とレベル2の「リゾネーター」モンスターで《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を作り、そこにさらに2体の「リゾネーター」モンスターをシンクロ素材として使用すれば、《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》や《えん魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》といった普通のデッキでは狙いにくいようなシンクロ召喚もできたりします。
さらに工夫すれば、3体のシンクロモンスターを並べることもできます。
②:《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》+《スカーレッド・デーモン》+《レッド・デーモンズ・ドラゴン》
上記の《レッド・ライジング・ドラゴン》と《クリムゾン・リゾネーター》を並べた場面から、《クリムゾン・リゾネーター》の②の効果で《レッド・リゾネーター》と《ヴィジョン・リゾネーター》2体を特殊召喚すると、ライフを回復しながら、上記の布陣を築き上げることができます。
(手順はその場面からスタートします。)
①:《レッド・リゾネーター》が特殊召喚された場合の効果で、《レッド・ライジング・ドラゴン》を対象に、その攻撃力分(2100)のライフを回復。
↓
②:《ヴィジョン・リゾネーター》と《レッド・ライジング・ドラゴン》で《スカーレッド・デーモン》をシンクロ召喚。
※《ヴィジョン・リゾネーター》の②の効果で、《スカーレッド・ゾーン》を手札に加える。
↓
③:《スカーレッド・デーモン》と《クリムゾン・リゾネーター》で《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》をシンクロ召喚。
※《スカーレッド・デーモン》の②の効果で、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》をシンクロ召喚扱いで特殊召喚。
↓
④:《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》の①の効果で、《レッド・リゾネーター》をリリースして、墓地の《スカーレッド・デーモン》を特殊召喚。
※②の手順の《ヴィジョン・リゾネーター》の②の効果で、サーチするカードとして、他には《デモンズ・ゴーレム》や《クリムゾン・ヘルガイア》があります。
ただこの布陣で気をつけてほしいこととしては、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の②の効果によって攻撃宣言をしていない自分のモンスターが破壊されてしまう点に注意したいところです。
(攻撃ができない先行1ターン目は避けましょう。)
③:《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》+《スカーレッド・デーモン》+《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》
《クリムゾン・リゾネーター》の②の効果で《シンクローン・リゾネーター》と《ヴィジョン・リゾネーター》2体を特殊召喚すると、上記の布陣を築き上げることができます。
①:《ヴィジョン・リゾネーター》と《レッド・ライジング・ドラゴン》で《スカーレッド・デーモン》をシンクロ召喚。
※《ヴィジョン・リゾネーター》の②の効果で、《スカーレッド・ゾーン》を手札に加える。
↓
②:《スカーレッド・デーモン》と《クリムゾン・リゾネーター》で《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》をシンクロ召喚。
※《スカーレッド・デーモン》の②の効果で、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》をシンクロ召喚扱いで特殊召喚。
↓
③:《レッド・デーモンズ・ドラゴン》と《シンクローン・リゾネーター》で、《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》をシンクロ召喚。
※《シンクローン・リゾネーター》の効果で、《ヴィジョン・リゾネーター》を墓地から手札に回収。
↓
④:《ヴィジョン・リゾネーター》の①の効果で、手札から自身を特殊召喚。その後《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》の①の効果で、《ヴィジョン・リゾネーター》をリリースして、墓地の《スカーレッド・デーモン》を特殊召喚。
こちらは《スカーレッド・ゾーン》による破壊に加えて、《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》によるカード無効が増えて2妨害を立てることができるのがメリットになります。
【レッド・デーモン】デッキを強化・改良するなら?
今回は、「ストラクチャーデッキ−王者の鼓動−」と「天地鳴動パック」をメインに構築したので、ここでは紹介した【レッド・デーモン】デッキを改良するなら、どんなカードが良いのかを紹介しておきます。
改良案①:デッキからの墓地肥やしの追加
デッキからの墓地肥やしを増やすメリットとしては、《レッド・ライジング・ドラゴン》や《レッド・スプリンター》の蘇生対象を用意できたり、自己蘇生効果を持つ《ボーン・デーモン》を特殊召喚できたり、《ヴィジョン・リゾネーター》のサーチ効果を使えるので、そういうカードがあってもいいでしょう。
具体的なカードとしては、《おろかな埋葬》を筆頭に、《煉獄の災天》、《悪魔の嘆き》や《悪魔の技》あたりが悪魔族モンスターをデッキから墓地へ送れるカードとなります。
改良案②:コントロールを奪えるカード
《心変わり》や《精神操作》、《大捕り物》などの相手モンスターのコントロールを奪えるカードがあれば、《ボーン・デーモン》や《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》の効果を発動するためのコストにできるので、採用を検討してみてもいいでしょう。
(ちなみに【デーモン】テーマでもあるので、《堕落》といったカードも候補となってきます。)
これらのモンスターの効果を発動するために、自分の場のモンスターをコストにしなければならないので、相手モンスターのコントロールを奪えるカードで、モンスターを調達しながら、モンスター除去もできるので、デッキを強化するポイントにもなります。
改良案③:ドラゴン族・闇属性シンクロモンスター
《レッド・ライジング・ドラゴン》や《ボーン・デーモン》などの効果を使ってしまうと、エクストラデッキから特殊召喚できるモンスターが、ドラゴン族・闇属性シンクロモンスター縛りになるので、そられのシンクロモンスターを増やすのもデッキ改良となります。
レベル8では、《えん魔竜 レッド・デーモン》や《混沌魔龍 カオス・ルーラー》、《魔王龍 べエルゼ》、レベル10では《深淵の神獣ディス・パテル》や《冥界濁龍 ドラゴキュートス》あたりが【レッド・デーモン】デッキでも取り入れることができるドラゴン族・闇属性シンクロモンスターとなってます。
最後に
今回は、ストラクチャーデッキを3つ使った【レッド・デーモン】デッキ・回し方を紹介しました。
《レッド・ライジング・ドラゴン》をシンクロ召喚ができれば、そこから【レッド・デーモン】シンクロモンスターだけでなく、いろんな闇属性・ドラゴン族シンクロモンスターを出せてしまうのは強い動きですね。
(エクストラデッキのモンスターの選択肢が多いので、絞っていかないとなかなか15枚に収まらなくなってくるかも。)
ぜひ皆さんも「ストラクチャーデッキ−王者の鼓動−」を手にした時は、作ってみてくださいね。
ではこのあたりで【レッド・デーモン】デッキの紹介を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
関連記事
【レッド・デーモン】は闇属性・シンクロモンスターでしたが、こちらは闇属性・融合モンスターが多いテーマになります。
yugioh-minor-labo.hatenablog.com
こちらもドラゴン族・融合モンスターテーマになります。
yugioh-minor-labo.hatenablog.com
関連商品
紹介した【レッド・デーモン】のデッキレシピは、こちらの商品を使って作れます。