- 【ドラゴンメイド/Dragonmaid】の特徴とは?
- 【ドラゴンメイド】デッキレシピ
- 【ドラゴンメイド】デッキの回し方・ポイント
- 【ドラゴンメイド】デッキで目指したい盤面
- デッキに採用したカードについて
- コラム:新規で、【ドラゴンメイド】はどう変わったのか?
- 最後に
- 関連記事
どうも、ハイロンです。
マスターデュエルで新ストラクチャーデッキである「ドラゴンメイド・トゥ・オーダー」が実装されたということで、今回はそれを記念して、ドラゴン族の可愛いメイドテーマである【ドラゴンメイド】デッキを取り上げたいと思います。
では、まずは【ドラゴンメイド】の特徴からどうぞ!
【ドラゴンメイド/Dragonmaid】の特徴とは?
【ドラゴンメイド】は、「デッキビルドパック ミスティック・ファイターズ」のパックで初登場したドラゴン族テーマになります。
上級モンスターと下級モンスターで構成されており、「ドラゴンメイド」上級モンスターは、手札から捨てることで発動できる効果(手札誘発効果)と、融合モンスターが存在すれば、効果では破壊されない耐性を持っています。
一方、「ドラゴンメイド」下級モンスターは、召喚・特殊召喚に成功した場合に、効果を発動できるのが特徴で、内容的にはサーチや墓地肥やし、蘇生といった何かしらのアドバンテージに繋がるような効果となってます。
なお、上級・下級の「ドラゴンメイド」モンスターには、バトルフェイズ中に、その姿を変える効果もありますが、そちらについては、デッキの回し方・ポイント内で解説します。
【ドラゴンメイド】デッキレシピ
「ライズ・オブ・ザ・デュエリスト」までの新規カードを取り入れた【ドラゴンメイド】デッキを紹介します。
〈モンスター:20枚〉
レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン×1
ドラゴンメイド・ルフト×2
ドラゴンメイド・フランメ×2
ドラゴンメイド・エルデ×2
嵐征竜−テンペスト×1
ドラゴンメイド・チェイム×3
ドラゴンメイド・ティルル×3
ドラゴンメイド・パルラ×3
ドラゴンメイド・ナサリー×2
霊廟の守護者×1
〈魔法:14枚〉
おろかな埋葬×1
竜の霊廟×2
ドラゴンメイドのお心づくし×2
死者蘇生×1
ドラゴンメイドのお召し替え×2
ハーピィの羽根帚×1
ドラゴンメイドのお見送り×1
ドラゴンメイドのお出迎え×2
星遺物の守護竜×2
〈罠:6枚〉
崩界の守護竜×2
ドラゴンメイドのお片付け×3
ドラゴンメイド・リラクゼーション×1
〈エクストラデッキ:15枚〉
ストライカー・ドラゴン×1
守護竜ピスティ×1
天球の聖刻印×2
ドラゴンメイド・ハスキー×3
ヴァレルロード・F・ドラゴン×1
ドラゴンメイド・シュトラール×2
黒熔龍騎ヴォルニゲシュ×1
No.107 銀河眼の時空竜×1
No.97 龍影神ドラッグラビオン×1
CNo.107 超銀河眼の時空龍×1
【ドラゴンメイド】デッキの回し方・ポイント
【ドラゴンメイド】デッキの回し方としては、下級「ドラゴンメイド」モンスターを召喚・特殊召喚しつつ、上級「ドラゴンメイド」モンスターの手札誘発効果を発動したり、融合召喚を狙いながら、バトルフェイズに突入するのがポイントとなります。
下級「ドラゴンメイド」モンスターの召喚・特殊召喚
下級「ドラゴンメイド」モンスターの召喚・特殊召喚の成功した場合の効果を使って、融合召喚やバトルフェイズでの「ドラゴンメイド」のフォームチェンジのための準備をします。
融合召喚を狙う場合は、「ドラゴンメイドのお召し替え」が必要となってくるため、「ドラゴン・チェイム」のサーチ効果で手札に加えたり、「ドラゴンメイド・パルラ」の墓地肥やし効果で墓地へ送り、回収することで、手札に加えることができます。
バトルフェイズでの「ドラゴンメイド」のフォームチェンジを狙う場合は、上級の「ドラゴンメイド」モンスターを手札に持っておくか、「ドラゴンメイド・パルラ」の墓地肥やし効果や「ドラゴンメイド・ティルル」のサーチからの墓地へ送る効果で、墓地へ送っておきます。
上級「ドラゴンメイド」モンスターの手札誘発効果
上級の「ドラゴンメイド」モンスター の手札から捨てる効果については、表にまとめておきました。
「ドラゴンメイド・ルフト」以外は、相手ターンでの発動が可能となっており、効果の発動を封じたり、打点アップ、モンスターの展開になっているので、状況によって使い分けたいところです。
カード名 | モンスター効果 |
---|---|
ドラゴンメイド・ルフト
|
そのターン、対象にしたフィールドの表側のモンスターが、フィールドで発動する効果を発動できなくする。 |
ドラゴンメイド・フランメ
|
「ドラゴンメイド」モンスター1体の攻撃力をターン終了時まで2000アップする。 |
ドラゴンメイド・エルデ
|
手札からレベル4以下の「ドラゴンメイド」モンスター1体を特殊召喚する。 |
「ドラゴンメイドのお召し替え」で融合召喚
「ドラゴンメイドのお召し替え」を使って、「ドラゴンメイド・ハスキー」や「ドラゴンメイド・シュトラール」の融合召喚を狙います。
なお「ドラゴンメイドのお召し替え」は、②の効果で手札に戻すという形でも持ってこれます。
〈参考〉「ドラゴンメイドのお召し替え」の②の効果
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの「ドラゴンメイド」モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札に加え、そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
融合召喚先としては、「ドラゴンメイド」モンスターとレベル5以上のドラゴン族モンスターで融合召喚できる「ドラゴンメイド・シュトラール」になります。
「ドラゴンメイド・シュトラール」は、以下の2つの効果を持っていることから、場に置いておくと便利なモンスターとなります。
まず、1つ目の効果としては、自分・相手スタンバイフェイズに、レベル9以下の「ドラゴンメイド」を特殊召喚できるので、その効果を使って、基本的には融合素材に使った下級「ドラゴンメイド」モンスターの方を特殊召喚して、アドバンテージを得ます。
この効果を使って狙いたい動きとしては…
- 「ドラゴンメイド・パルラ」の特殊召喚から、「ドラゴンメイドのお出迎え」を墓地へ送って、「ドラゴンメイド」モンスターに相手の効果の対象にならない耐性を与える。
- 「ドラゴンメイド・ナサリー」を特殊召喚して、レベル4以下の「ドラゴンメイド」モンスターを蘇生して、バトルフェイズに備える。
- 「ドラゴンメイド・チェイム」を特殊召喚して、「ドラゴンメイド」魔法・罠カードを手札に加える
がオススメです。
「ドラゴンメイド・シュトラール」の2つ目の効果としては、相手の魔法・罠・モンスターの効果の発動を止めれる効果があるので、相手のカードの発動に対して妨害を行えます。
なお、この効果を使う場合には、「ドラゴンメイド・シュトラール」自身をエクストラデッキに戻し、エクストラデッキから「ドラゴンメイド・ハスキー」1体を特殊召喚することになります。
ここで名前が挙がった「ドラゴンメイド・ハスキー」ですが…
星9/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
「ドラゴンメイド」モンスター+ドラゴン族モンスター
①:自分・相手のスタンバイフェイズに、このカード以外の自分フィールドの「ドラゴンメイド」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターよりレベルが1つ高い、またはレベルが1つ低い「ドラゴンメイド」モンスター1体を自分の手札・墓地から選んで守備表示で特殊召喚する。
②:このカード以外の自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスターが自分の手札に戻った時、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
「ドラゴンメイド・シュトラール」に比べると、①の「ドラゴンメイド」を特殊召喚する効果が少し狙いにくいですが、融合素材の指定がゆるい点と、主に「ドラゴンメイド」が手札に戻ったときに相手のモンスター1体を破壊できる除去効果が魅力な融合モンスターになります。
除去効果に関しては、ターン1制限が付いていないので、複数の「ドラゴンメイド」モンスターがいればその数だけ除去できるので、場合によっては相手モンスターを一掃できる場面もあるかもしれないですね。
バトルフェイズでフォームチェンジ
バトルフェイズに入ると、「ドラゴンメイド」の容姿を変えれる効果が発動できます。
(上級ならば③の効果、下級ならば②の効果がそれに該当します。)
ただ、下級と上級ではそのタイミングが少し違ってきます。
下級の「ドラゴンメイド」モンスターのタイミングは、バトルフェイズ開始時で、手札に戻すことで、手札・墓地から対応するレベルを持つ上級の「ドラゴンメイド」モンスターを特殊召喚できます。
具体的には、
●レベル2の「ドラゴンメイド」→レベル7の「ドラゴンメイド」
●レベル3の「ドラゴンメイド」→レベル8の「ドラゴンメイド」
といった感じでフォームチェンジします。
なおレベル4の「ドラゴンメイド・チェイム」は、レベル7以上の「ドラゴンメイド」になれるので、上記以外にも、墓地にいる正規の手順で出した「ドラゴンメイド」融合モンスターも特殊召喚の対象となってきます。
一方、上級の「ドラゴンメイド」モンスターのタイミングは、バトルフェイズ終了時で、手札に戻すことで、手札から対応するレベルを持つ下級の「ドラゴンメイド」モンスターを特殊召喚できます。(墓地には対応していない点には注意です。)
ちなみに、対応するレベルを持つ下級の「ドラゴンメイド」は、先ほどのパターンと反対で、レベル7→レベル2、レベル8→レベル3というパターンになります。
なお、効果を使っていない下級の「ドラゴンメイド」をここで特殊召喚できれば、何かしらのアドバンテージに繋がります。
■「ドラゴンメイド」のバトルフェイズで発動する効果の処理について
「ドラゴンメイド」のバトルフェイズで発動する効果で、「ドラゴンメイド」モンスターが複数体いる場合の処理の仕方についてですが、チェーンを組むのではなく、1つずつ発動と処理を繰り返す処理になるので、覚えておくといいでしょう。
(「剣闘獣」に近い処理なのでそちらも参考にしていただけたらと思います。)
【ドラゴンメイド】デッキで目指したい盤面
ここでは、紹介した【ドラゴンメイド】デッキレシピで、目指せる盤面を紹介しておきます。
①「ドラゴンメイド・シュトラール」
出す方法はいろいろありますが、レベル7以上の「ドラゴンメイド」モンスターが手札にある状態で、「ドラゴンメイド・パルラ」の効果を絡めた「ドラゴンメイド・シュトラール」の融合召喚の方法を紹介しておきます。
①:「ドラゴンメイド・パルラ」を召喚して、デッキから「ドラゴンメイドのお召し替え」を墓地へ送る。
↓
②:墓地の「ドラゴンメイドのお召し替え」の効果で、「ドラゴンメイド・パルラ」を対象にして、手札に戻す。
↓
③:「ドラゴンメイドのお召し替え」を発動して、手札の「ドラゴンメイド・パルラ」とレベル7以上の「ドラゴンメイド」モンスターを素材にして、「ドラゴンメイド・シュトラール」を融合召喚。
上記は、「ドラゴンメイド・パルラ」の墓地肥やし効果と「ドラゴンメイドのお召し替え」のサルベージ効果を組み合わせた方法になります。
なお、「ドラゴンメイドのお召し替え」がすでに手札にあって、墓地にレベル7以上の「ドラゴンメイド」モンスターがいる場合には、「ドラゴンメイド・パルラ」の効果で「ドラゴンメイドのお片付け」を送ることで、「ドラゴンメイド・シュトラール」の融合召喚に繋げることができます。
②「天球の聖刻印」+「ヴァレルロード・F・ドラゴン」
手札に「ドラゴンメイド・ナサリー」と「星遺物の守護竜」、墓地に「ドラゴンメイド・チェイム」がいる場合に狙えます。
①:「ドラゴンメイド・ナサリー」を召喚して、墓地の「ドラゴンメイド・チェイム」を特殊召喚。
↓
②:「ドラゴンメイド・チェイム」の効果で、デッキから「ドラゴンメイドのお召し替え」をサーチ。
↓
③:「ドラゴンメイド・ナサリー」と「ドラゴンメイド・チェイム」を素材に、「天球の聖刻印」をリンク召喚。
↓
④:「星遺物の守護竜」を発動し、「ドラゴンメイド・チェイム」を蘇生し、「守護竜ピスティ」をリンク召喚。
さらに「星遺物の守護竜」の効果で「守護竜ピスティ」を、「天球の聖刻印」と「守護竜ピスティ」のリンクマーカー先が重なる場所に移動する。
(「天球の聖刻印」がいるエクストラモンスターゾーンの下に移動すればOK)
↓
⑤:「守護竜ピスティ」の効果で、「ドラゴンメイド・チェイム」を蘇生。
「ドラゴンメイドのお召し替え」を使って、「守護竜ピスティ」と「ドラゴンメイド・チェイム」を融合素材にして、「ヴァレルロード・F・ドラゴン」を融合召喚。
この手順を踏んで出すと、「天球の聖刻印」によるバウンス効果と、「天球の聖刻印」で特殊召喚したモンスターを対象とすることで、「ヴァレルロード・F・ドラゴン」のモンスター除去が使えるので、相手モンスターに対して、2度、妨害できます。
デッキに採用したカードについて
ここでは、【ドラゴンメイド】以外の採用したカードについて、補足や採用理由などを紹介しておきます。
「霊廟の守護者」
「霊廟の守護者」の役割としては、ドラゴン族モンスターがフィールドから効果で墓地へ送られるか、戦闘破壊された場合に、手札・墓地から特殊召喚できる効果を持っているので、ドラゴン族モンスターのバックアップ(保険)と、闇属性のドラゴン族なので、「ヴァレルロード・F・ドラゴン」の融合素材にもなれる点から採用してます。
なお、あまり使うことはないですが、ドラゴン族をアドバンス召喚する場合には、2体分のリリースにできたりするので、場合によっては、上級「ドラゴンメイド」モンスターのアドバンス召喚もできたりもします。
「No.97 龍影神ドラッグラビオン」
「No.97 龍影神ドラッグラビオン」は、エクシーズ素材を取り除くと、エクストラデッキ・墓地からドラゴン族の「No.(ナンバーズ)」モンスター2種類を選んで、1体を特殊召喚し、もう1体をそのモンスターのエクシーズ素材とする効果を持ってます。
その効果で、「CNo.107 超銀河眼の時空龍」を特殊召喚して、「No.107 銀河眼の時空竜」をエクシーズ素材にすることで、「CNo.107 超銀河眼の時空龍」のモンスターへの3回攻撃によるワンキルを狙いながら、エクシーズ素材を取り除いて、カードの効果を無効にすることができるため採用してます。
コラム:新規で、【ドラゴンメイド】はどう変わったのか?
【ドラゴンメイド】デッキが、新規カードを得る度に、どのように変化したのかについて、触れておきます。
変化①:安定性の向上
「エターニティ・コード」にて、「ドラゴンメイド・チェイン」が登場したことによって、「ドラゴンメイド」魔法・罠カードを手札に加えることができるように。
それにより、「ドラゴンメイドのお心づくし」による展開や、「ドラゴンメイドのお召し替え」による融合召喚にアクセスしやすくなり、安定性が向上してます。
変化②:妨害手段の増加
デッキビルドパックが出た頃は、「ドラゴンメイド」上級モンスターによる手札誘発効果や、「ドラゴンメイド・ハスキー」がいる場合に、ドラゴン族モンスターが手札に戻った時に発動できるモンスター破壊効果による妨害が主流でした。
その後、「ドラゴンメイド・シュトラール」や「ドラゴンメイドのお片付け」が加わったことにより、妨害の手段や質が増しただけでなく、これらのカードによって「ドラゴンメイド」の蘇生や手札からの展開も強化される結果となってます。
最後に
マスターデュエル内で、ストラクチャーデッキ化したということで、今回は【ドラゴンメイド】のデッキ・回し方を紹介しました。
「ドラゴンメイド・シュトラール」と「ドラゴンメイド・チェイム」が登場したことにより、一気にデッキとしても強化された印象なので、興味があれば参考にして作っていただけたらと思います。
では、このあたりで【ドラゴンメイド】デッキの紹介を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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