- 【絵札の三銃士】の魅力
- 【絵札の三銃士】デッキ紹介
- 【絵札の三銃士】デッキの回し方・ポイント
- 【絵札の三銃士】デッキの展開例
- デッキに採用したカードについて
- コラム:新規の【絵札の三銃士】カードでどう変わったのか?
- 最後に
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どうも、ハイロンです。
今回は、「ワールドプレミアパック2021」によって強化されたテーマである【絵札の三銃士】デッキを紹介します。
今から作ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【絵札の三銃士】の魅力
【絵札の三銃士】は「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」の3体を総称する光属性・戦士族テーマで、以下の特徴が魅力となっています。
魅力①:展開力
【絵札の三銃士】の最大の魅力は、何と言っても流れるような展開力になるでしょう。
少し準備が必要なこともありますが、「クィーンズ・ナイト」がいる状態で、「キングス・ナイト」を召喚できれば、「ジャックス・ナイト」まで流れるように特殊召喚ができる展開力を持ちます。
「ワールドプレミアパック2021」では、さらにこの流れに繋がるようなサポートカードが増えてます。
魅力②:トランプをモチーフにしたテーマ
イラストに注目するとわかると思いますが、「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」は、トランプの絵柄カードであるクィーン、キング、ジャックをモチーフにしたデザインとなっているのも特徴です。
さらに今回の「ワールドプレミアパック2021」のパックでは、メインデッキに入るジョーカーが登場したので、今まで以上にトランプをしているような錯覚(?)を味わえるかもしれないですね。
では、次に「ワールドプレミアパック2021」の【絵札の三銃士】新規カードを取り入れたデッキレシピを紹介したいと思います!
【絵札の三銃士】デッキ紹介
《モンスター:20枚》
アルカナ トライアンフジョーカー×1
溟界神−オグドアビス×1
ジョーカーズ・ナイト×3
オーバーレイ・ブースター×1
ジャックス・ナイト×2
サンダー・ハンド×3
キングス・ナイト×3
クィーンズ・ナイト×3
インペリアル・バウアー×3
《魔法:12枚》
おろかな埋葬×1
増援×1
ジョーカーズ・ストレート×3
絵札融合×2
死者蘇生×1
ハーピィの羽根帚×1
切り裂かれし闇×1
超自然警戒区域×1
ダブル・アップ・チャンス×1
《罠:8枚》
ジョーカーズ・ワイルド×2
戦線復帰×2
刺し違GUY×2
絵札の絆×2
《エクストラデッキ:15枚》
アルカナ ナイトジョーカー×1
覇勝星イダテン×2
アルカナ エクストラジョーカー×1
No.39 希望皇ホープ・ダブル×1
武神帝−ツクヨミ×1
輝光子パラディオス×1
No.39 希望皇ホープ×1
セイクリッド・プレアデス×1
No.19 フリーザードン×1
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング×1
FA−クリスタル・ゼロ・ランサー×1
【絵札の三銃士】デッキの回し方・ポイント
【絵札の三銃士】デッキの回し方としては、冒頭でも説明したとおり「クィーンズ・ナイト」がいる状態で、「キングス・ナイト」を召喚して、「ジャックス・ナイト」を特殊召喚するのが基本になります。
そこから手札次第で融合召喚やエクシーズ召喚、リンク召喚を狙って相手のライフを削っていきます。
絵札の三銃士を揃える
絵札の三銃士を揃えるポイントとなってくるのは、「キングス・ナイト」の効果による「ジャックス・ナイト」の特殊召喚で、この効果は召喚時にしか対応しておらず、その効果を発動するには「クィーンズ・ナイト」がいることが必須となるため、いかにして「クィーンズ・ナイト」を特殊召喚しつつ、「キングス・ナイト」に通常召喚権を使うかになります。
このポイントをクリアするために、「ジョーカーズ・ストレート」や「ジョーカーズ・ナイト」などを使う方法があります。
「ジョーカーズ・ストレート」を使う方法
まず一番簡単なのは、「ジョーカーズ・ストレート」を使うやり方になります。
捨てる手札1枚を用意する必要がありますが、「ジョーカーズ・ストレート」を使うと・・・
①「ジョーカーズ・ストレート」の効果で、「クィーンズ・ナイト」をデッキから特殊召喚する
②さらにデッキから「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」のどちらかをサーチして、その後、通常召喚ができますが、「キングス・ナイト」をサーチして、通常召喚をする
③「キングス・ナイト」の召喚成功時の効果で、デッキから「ジャックス・ナイト」を特殊召喚
という流れで展開が進みます。
この方法だと、通常召喚権を残した上で展開ができるのが利点となりますが、「ジョーカーズ・ストレート」を発動した後では、戦士族・光属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できなくなるという制約がある点に注意が必要となります。
「ジョーカーズ・ナイト」などを使う方法
次に「キングス・ナイト」が手札に来ているケースで、「ジョーカーズ・ナイト」を使った展開方法となります。
「ジョーカーズ・ナイト」は、デッキから「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」のどれか1体を送って、手札から特殊召喚できるモンスターで、さらにそのエンドフェイズまで墓地へ送ったモンスターと同名カードとなれるモンスターになります。
その特殊召喚効果を使い、「クィーンズ・ナイト」を墓地へ送り、名前をコピーしている状態で、「キングス・ナイト」を通常召喚することで、「ジャックス・ナイト」の特殊召喚が可能となります。
また、永続罠カードである「絵札の絆」の①の効果によって、「クィーンズ・ナイト」を手札・墓地から特殊召喚して、「キングス・ナイト」を通常召喚することでも、同じような状況ができます。
EXデッキモンスターの特殊召喚を狙う
「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」を揃えることができれば、そこから「絵札融合」を使った融合召喚やランク4・5のエクシーズ召喚、「聖騎士の追想 イゾルデ」、「アルカナ エクストラジョーカー」のリンク召喚を狙います。
融合召喚について
融合召喚は、「絵札融合」を使って行います。
「絵札融合」は、自分の手札・フィールドのモンスターを使って、戦士族・光属性の融合召喚できますが、「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」のいずれかがいれば、デッキ内のモンスターも融合素材とすることができます。
「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」の3体がいる状態であれば、「アルカナ ナイトジョーカー」を融合召喚できますが、デッキ内融合も組み合わせれば、自分の場の「ジャックス・ナイト」とデッキ内のレベル5以上の戦士族モンスターを素材にして、「覇勝星イダテン」を融合召喚も狙うことができます。
特に「覇勝星イダテン」は、融合召喚した際にレベル5の戦士族をサーチできる効果があるので、その効果で「ジョーカーズ・ナイト」や「オーバーレイ・ブースター」をサーチして、さらなる展開をすることもできますし、戦闘で有利となる効果も持ってます。
エクシーズ召喚について
エクシーズ召喚は、ランク4であれば「ジョーカーズ・ストレート」の他に「インペリアル・バウアー」の効果を使えば、「クィーンズ・ナイト」と「キングス・ナイト」を簡単に並べることができる一方で、ランク5を狙う場合は、「ジャックス・ナイト」の他に「ジョーカーズ・ナイト」などのレベル5のモンスターを追加することで狙えます。
出すランク4モンスターは、「No.39 希望皇ホープ・ダブル」からの「No.39 希望皇ホープ」や「No.99 希望皇ホープドラグナー」などを狙いますが、「ジョーカーズ・ストレート」の制約効果を受けていない場合は、「武神帝−ツクヨミ」も候補となってきます。
ランク5モンスターは、「セイクリッド・プレアデス」を出して、バウンス効果で、自分・相手ターンにかけて妨害をするか、「ジョーカーズ・ストレート」の制約効果を受けていない場合、「No.19 フリーザードン」→「FA−クリスタル・ゼロ・ランサー」も選択肢となります。
自分・相手のエンドフェイズにサルベージ
自分・相手のエンドフェイズにする動きとして、「ジョーカーズ・ナイト」や「ジョーカーズ・ストレート」、「ジョーカーズ・ワイルド」には、自分の墓地の戦士族・光属性モンスターをデッキに戻すことで、これらのカードを墓地から手札に加える効果があるので、その効果を使って回収しておくのが、デッキの回し方の一連の流れとなります。
【絵札の三銃士】デッキの展開例
ここでは、上記で紹介したデッキの回し方・ポイントを踏まえたうえでの展開例のパターンをいくつか紹介しておきます。
パターン1:「インペリアル・バウアー」
最終盤面:「No.99 希望皇ホープドラグナー」+「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」
①「インペリアル・バウアー」の効果を使って、「クィーンズ・ナイト」と「キングス・ナイト」をデッキから特殊召喚し、その2体を素材に「No.39 希望皇ホープ・ダブル」をエクシーズ召喚。
↓
②「No.39 希望皇ホープ・ダブル」の効果で、デッキから「ダブル・アップ・チャンス」をサーチし、「No.99 希望皇ホープドラグナー」を重ねてエクシーズ召喚する。
↓
これにより3000打点が2体並び、「No.99 希望皇ホープドラグナー」の相手モンスターの攻撃力を0にする効果と、「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」の魔法カードに対する妨害効果の2つを使えることになります。
ただし「ジョーカーズ・ストレート」を発動した後は、「No.99 希望皇ホープドラグナー」の効果を相手ターンに使うことで、制約効果を回避できますし、「ダブル・アップ・チャンス」が手札に来ていた場合は、「No.39 希望皇ホープ」+「ダブル・アップ・チャンス」や「SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング」に切り替えるといいでしょう。
パターン2:「ジョーカーズ・ストレート」+「ジョーカーズ・ナイト」
最終盤面:「セイクリッド・プレアデス」+戦士族・光属性のランク4エクシーズモンスター
①「ジョーカーズ・ストレート」で、「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」がいる状態にする。
↓
②デッキから「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」のどれかを墓地へ送って、「ジョーカーズ・ナイト」を特殊召喚。
↓
③「ジャックス・ナイト」と「ジョーカーズ・ナイト」で「セイクリッド・プレアデス」をエクシーズ召喚。
↓
④「クィーンズ・ナイト」と「キングス・ナイト」で、戦士族・光属性のランク4をエクシーズ召喚。
戦士族・光属性のランク4のエクシーズモンスターの候補としては、「輝光子パラディオス」や「No.39 希望皇ホープ」→「SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング」もありますし、「インペリアル・バウアー」のパターンのように、「No.39 希望皇ホープ・ダブル」にすれば、「セイクリッド・プレアデス」と合わせて3妨害を作ることもできます。
パターン3:「ジョーカーズ・ストレート」+「絵札融合」
最終盤面:「アルカナ トライアンフジョーカー」+「覇勝星イダテン」
①「ジョーカーズ・ストレート」で、「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」がいる状態にする。
↓
②「絵札融合」で、「ジャックス・ナイト」とデッキ内の「アルカナ トライアンフジョーカー」を素材に「覇勝星イダテン」を融合召喚。
↓
③「覇勝星イダテン」の効果で、「ジョーカーズ・ナイト」をサーチ。
↓
④「ジャックス・ナイト」をデッキから送って、「ジョーカーズ・ナイト」を手札から特殊召喚し、「ジャックス・ナイト」となっている「ジョーカーズ・ナイト」、「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」を墓地へ送り、「アルカナ トライアンフジョーカー」を墓地から特殊召喚。
なおここで、「アルカナ トライアンフジョーカー」の特殊召喚を狙わずに、「アルカナ エクストラジョーカー」のリンク召喚をすることもできますし、「クィーンズ・ナイト」と「キングス・ナイト」を素材にして、「聖騎士の追想 イゾルデ」のリンク召喚をしたり、ランク4・エクシーズの方向に展開することもできます。
また、手札に「ジョーカーズ・ナイト」があれば、「覇勝星イダテン」の効果で、「オーバーレイ・ブースター」をサーチすることで、「セイクリッド・プレアデス」を作ることもできます。
デッキに採用したカードについて
ここでは、【絵札の三銃士】以外の採用したカードについて、採用理由や補足を加えて紹介します。
溟界神−オグドアビス
「溟界神−オグドアビス」は、自分の場のモンスターを3体リリースすることで、墓地から自己蘇生できるモンスターで、フィールドに表側で存在する限り1度だけ、墓地から特殊召喚された表側モンスター以外のモンスターを墓地へ送れる(相手ターンでも発動できる)効果を持っているモンスターになります。
このデッキでは「ジョーカーズ・ストレート」で簡単にモンスターを3体並べることができ、自己蘇生する機会に恵まれていますが、状況によってはリリースコストが重いため、あえて自己蘇生効果を使わずに、「戦線復帰」などで蘇生するのも1つの手になり、蘇生からすぐにモンスター除去ができたりします。
サンダー・ハンド
「サンダー・ハンド」は、攻撃力または守備力が1600の自分のモンスターが、戦闘破壊されるか相手の効果で、破壊された場合に、手札・墓地から特殊召喚できるモンスターで、特殊召喚した後に対象を取ることなく相手のカード1枚を破壊する効果を持っています。
このデッキで「サンダー・ハンド」のトリガーになれるモンスターとしては、「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「聖騎士の追想 イゾルデ」、「FA−クリスタル・ゼロ・ランサー」がいますので、それらのモンスターが戦闘破壊されたり、相手によって効果破壊された時が出番となります。
墓地からでも特殊召喚できるため、「ジョーカーズ・ストレート」の手札コストとして、墓地へ送っておくといいでしょう。
FA−クリスタル・ゼロ・ランサー
「FA−クリスタル・ゼロ・ランサー」は、ランク6のエクシーズモンスターですが、水属性・ランク5のエクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できるので、「No.19 フリーザードン」を経由して出します。
「FA−クリスタル・ゼロ・ランサー」自身には、攻撃力がエクシーズ素材の数×500アップする効果があるため、上記の方法で出すと3700の打点となってます。
それからエクシーズ素材を使って発動する効果が2つあって、①自身が破壊される場合にエクシーズ素材を代わりに取り除ける効果と②相手フィールドのモンスター効果をターン終了時まで無効にする効果を持っているので、場持ちが良く、「ジョーカーズ・ストレート」を発動せずに、レベル5のモンスターを並べることができた時に出したい候補となります。
耐性効果があるので、発動機会は少ないかもしれませんが、「FA−クリスタル・ゼロ・ランサー」の守備力が1600のため、「サンダー・ハンド」の効果に対応しているモンスターとなってます。
コラム:新規の【絵札の三銃士】カードでどう変わったのか?
ここでは、「ワールドプレミアパック2021」で登場した【絵札の三銃士】カードによって、デッキがどう変わったのかについて、まとめも兼ねて触れておきたいと思います。
変化①:絵札の三銃士を揃えるカードの追加
これまでは、「融合派兵」や「予想GUY」などで、何とかして「クィーンズ・ナイト」を特殊召喚して、「キングス・ナイト」を召喚し、「ジャックス・ナイト」を特殊召喚するというパターンが主流でした。
それが今回の新規カードによって、「クィーンズ・ナイト」の部分や欠けているモンスターを「ジョーカーズ・ナイト」で補ったり、下準備もなく「ジョーカーズ・ストレート」から一気に「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」の3体を揃えることができるようになり、今までよりも簡単に「絵札の三銃士」が揃いやすくなってます。
変化②:展開先の多角化
「絵札の三銃士」を揃えた後は、これまではリンクモンスターの「アルカナ エクストラジョーカー」や「アルカナ ナイトジョーカー」を融合召喚をしてましたが、今回、絵札の三銃士を墓地へ送って特殊召喚できる「アルカナ トライアンフジョーカー」だったり、このデッキでは採用してませんが「神速召喚」を使って、レベル10のモンスターを召喚できたりといった展開先が新たに追加されています。
また、融合召喚の部分に関しては、条件を満たすことでデッキ内のモンスターも融合素材に使える「絵札融合」を使って、「アルカナ ナイトジョーカー」を出せるだけでなく、戦士族・光属性の融合モンスターを融合召喚できるようになってますし、エクシーズ召喚の部分に関しても、「インペリアル・バウアー」の効果によって、レベル4を2体並べることができるため、ランク4のエクシーズ召喚という道も開けています。
最後に
新規カードを取り入れた【絵札の三銃士】デッキを紹介しました。
特に、「ジョーカーズ・ストレート」やその効果をコピーできる「ジョーカーズ・ワイルド」の存在が大きく、今まで以上に「クィーンズ・ナイト」、「キングス・ナイト」、「ジャックス・ナイト」を揃えることができるようになっているのが、魅力的ですね。
また今回は採用してませんが、「神速召喚」と絵札の三銃士を使って、「オシリスの天空竜」を召喚するという原作の再現もすることができるのも見逃せないですね。
【絵札の三銃士】デッキに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ではこれで【絵札の三銃士】デッキの紹介を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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