どうもハイロンです！
今回は、「バトル・オブ・カオス」の発売が近づいてきたということで、そのパックに収録されるカードの中から気になっているカードである「イリュージョン・オブ・カオス」を考察してみたいと思います。
では、見ていきましょう。
「イリュージョン・オブ・カオス」のカード効果
星７ 闇 魔法使い族/儀式 2100/2500
「カオス・フォーム」により降臨。このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：手札のこのカードを相手に見せて発動できる。儀式モンスターを除く、「ブラック・マジシャン」またはそのカード名が記されたモンスター１体をデッキから手札に加える。その後、手札を１枚選んでデッキの一番上に戻す。
②：相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。このカードの持ち主の手札に戻し、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」１体を選んで特殊召喚し、その発動した効果を無効にする。
「イリュージョン・オブ・カオス」の登場で何ができるのか？
①「ブラック・マジシャン」関連のモンスターをサーチ
「イリュージョン・オブ・カオス」は、自身を手札から見せることによって、「ブラック・マジシャン」または、「ブラック・マジシャン」が記されたモンスターをサーチし、その後、手札1枚をデッキトップに戻す効果を持っています。
「イリュージョン・オブ・カオス」自身は儀式モンスターですが、この効果があることによって、儀式召喚ができなくても、手札事故を回避できるようになってます。
この効果でサーチしたい候補としては、【ブラック・マジシャン】デッキでよく使われる「マジシャンズ・ソウル」や「マジシャンズ・ロッド」あたりになってくるかと思います。
「マジシャンズ・ソウル」は、「ブラック・マジシャン」や「ブラック・マジシャン・ガール」を特殊召喚するか、自身を特殊召喚＆ドロー効果を持ちますし、「マジシャンズ・ロッド」であれば、「黒の魔導陣」、「マジシャンズ・ナビゲート」、「永遠の魂」の中から足りてないパーツをサーチできることになります。
また、ドローカードがあることが前提となってきますが、面白いところでは「守護神官マハード」をサーチして、「イリュージョン・オブ・カオス」のその後の手札1枚を戻す効果で「守護神官マハード」をデッキトップに戻し、ドローカードを使うことで、「守護神官マハード」を特殊召喚するという方法もありますね。
②モンスター効果無効&「ブラック・マジシャン」の蘇生
「イリュージョン・オブ・カオス」の②の効果は、「イリュージョン・オブ・カオス」自身を戻すことで、相手が発動したモンスター効果を無効にしつつ、「ブラック・マジシャン」を蘇生できる効果を持ちます。
こちらは、「イリュージョン・オブ・カオス」が場にいる時に発動できる効果で、【ブラック・マジシャン】デッキでは、貴重なモンスター効果メタとなります。
この手のタイプの効果は、手札に戻してしまうとフィールドがガラ空きになりますが、「ブラック・マジシャン」を蘇生できるので、その点は心配なさそうですが、効果の処理上、必ず墓地に「ブラック・マジシャン」がいないと、モンスターの効果無効まで持っていけない点には注意が必要となってきそうですね。
手札に戻った後は、①の効果によるサーチができるので、無駄がないですね。
最後に
「バトル・オブ・カオス」に収録される「イリュージョン・オブ・カオス」について、考察してみました。
レベル7の儀式モンスターというステータスなので、「儀式の準備」や「マンジュ・ゴッド」、「センジュ・ゴッド」、「魔神儀」モンスターなどでもサーチできますね。
考察してみた個人的な感想としては、「イリュージョン・オブ・カオス」は儀式モンスターに見えるけど、儀式じゃないというのが印象的で、①のサーチ効果があることによって、儀式召喚できなくても仕事ができる部分が優秀だなと思いました。
むしろ、そのサーチ効果をメインにして回すのがいいかも（？）ですね。
なお「イリュージョン・オブ・カオス」は、「カオス」儀式モンスターなので、「超魔導戦士－マスター・オブ・カオス」の融合素材にもなれたりしますので、その点もお忘れなく。
ではこれで、「イリュージョン・オブ・カオス」のカード考察を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
関連記事
今回、カード考察した「イリュージョン・オブ・カオス」が入る【ブラック・マジシャン】デッキの紹介です。
yugioh-minor-labo.hatenablog.com
