- 【霊獣/Ritual Beast】とは?
- 【霊獣】デッキレシピ紹介
- 【霊獣】デッキの回し方・ポイント
- 【霊獣】デッキの展開パターン
- デッキに採用したカードについて
- 最後に
- 関連記事
どうも、ハイロンです。
今回は、「ターミナル・ワールド」で強化された、可愛いさがあふれる風属性の融合テーマの【霊獣】デッキを紹介します。
【霊獣】デッキを作ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【霊獣/Ritual Beast】とは?
【霊獣/Ritual Beast】とは、「ブースターSP−トライブ・フォース−」で登場した融合・リンクテーマで、種族はサイキック族、獣族、水族、雷族とバラバラですが、風属性で統一されています。
なおメインデッキに入るサイキック族モンスターは「霊獣使い」、それ以外の種族のモンスターは「精霊獣」、エクストラデッキのモンスターは「聖霊獣騎」に分かれており、1つのテーマに3つのカテゴリーが存在していたりもします。
そんな【霊獣】の特徴としては、以下の2つが魅力となります。
魅力①:除外して融合モンスターを特殊召喚
【霊獣】の特徴としては、「融合」魔法カードを使用せずに、エクストラデッキから「聖霊獣騎」融合モンスターを特殊召喚できる点が魅力になります。
基本的には、「霊獣使い」+「精霊獣」モンスターを並べて除外することで、「聖霊獣騎」融合モンスターを出しますが、《精霊獣使い ウィンダ》や《霊獣の相絆》といったような召喚条件を無視して特殊召喚できるカードもあったりします。
なお「聖霊獣騎」融合モンスターは融合召喚ではなく特殊召喚で出すので、蘇生制限を満たしてない点に注意したいところです。
魅力②:名称ターン1の効果ではない
「霊獣」モンスターの魅力としては、最近のモンスターやテーマとしては珍しく、名称ターン1ではないモンスター効果という部分になります。
名称ターン1、つまり『このカード名の①の効果は〜。』という書き方ではないので、これにより同じモンスターを召喚・特殊召喚できれば、同じ効果を1ターンに2回以上使えることになります。
ですが名称ターン1じゃない代わりにメインデッキに入る「霊獣」モンスターや《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》には、1ターンに1度しか特殊召喚できないというテキスト外の制限があるので、この制限によって回数が調整されている感じとなってます。
この調整が【霊獣】デッキを回す難しさにも繋がっており、モンスターを展開する際は、どの「霊獣」モンスターを特殊召喚したのかの管理が必要となってきます。
(特殊召喚した「霊獣」モンスターの管理としては、カードの向きを変えるなどで工夫すると良いかと思います。)
【霊獣】デッキレシピ紹介
では「ターミナル・ワールド」までのカードを取り入れた【霊獣】デッキレシピを紹介します!
《モンスター:22枚》
アークネメシス・プロートス×1
ネメシス・コリドー×1
精霊獣 アペライオ×1
精霊獣使い ウィンダ×3
精霊獣 ラムペンタ×3
霊獣使い ウェン×1
精霊獣 カンナホーク×3
ネメシス・フラッグ×1
英霊獣使いーセフィラムピリカ×1
聖騎士の盾持ち×2
霊獣使いの長老×1
精霊獣使い レラ×3
霊獣使い レラ×1
《魔法:12枚》
おろかな埋葬×1
封印の黄金櫃×1
ハーピィの羽根帚×1
精霊の相絆×2
霊獣の誓還×1
緊急テレポート×2
霊獣の継聖×2
フューチャー・グロウ×2
《罠:6枚》
霊獣の連契×3
霊獣の騎襲×1
龍皇の波動×2
《エクストラデッキ:15枚》
リンクリボー×1
聖霊獣騎 キムンファルコ×2
聖霊獣騎 レイラウタリ×1
聖霊獣騎 カンナホーク×2
聖霊獣騎 ノチウドラゴ×2
聖霊獣騎 アペライオ×1
超雷龍−サンダー・ドラゴン×1
聖霊獣騎 ガイアペライオ×2
ヘルフレイムバンシー×1
エクシーズ・アーマー・フォートレス×1
【霊獣】デッキの回し方・ポイント
【霊獣】デッキの回し方の基本としては、メインデッキに入る「霊獣」モンスターは、1ターンに1度しか特殊召喚できないという制限の中で、「精霊獣使い」と「精霊獣」モンスターを並べながら、エクストラデッキから《聖霊獣騎 カンナホーク》などの「精霊獣騎」融合モンスターを特殊召喚するのがポイントとなります。
Point①:「精霊獣使い」、「精霊獣」を並べる
これまでは《霊獣使い ウェン》を召喚して、除外されている「精霊獣」モンスターを特殊召喚したり、《英霊獣使いーセフィラムピリカ》や《霊獣使い レラ》を召喚して、墓地の「精霊獣」モンスターを特殊召喚するなどで並べていましたが、「ターミナル・ワールド」の発売後からは、《精霊獣使い レラ》を除外して「霊獣」モンスターを特殊召喚する新たな動きが追加され、今後の主流となってきそうです。
ちなみに《精霊獣使い レラ》を除外する方法としては、自身の効果を使ったり、《精霊獣 カンナホーク》や《封印の黄金櫃》の効果でデッキから直接除外したり、《精霊獣使い レラ》を墓地へ置いておいて、《精霊獣 アペライオ》の効果や《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》を出すために除外するなどの方法があります。
Point②:《聖霊獣騎 カンナホーク》の特殊召喚
「精霊獣使い」と「精霊獣」モンスターを2体並べたら、まずは《聖霊獣騎 カンナホーク》の特殊召喚を狙いましょう。
《聖霊獣騎 カンナホーク》には、除外されている「霊獣」カード2枚を墓地へ戻して、デッキから「霊獣」カード1枚をサーチできる①の効果を持っているので、その効果を使って、アドバンテージを広げていきます。
ちなみにサーチしたい「霊獣」カードの筆頭候補としては、《霊獣の連契》が挙げられます。
《霊獣の連契》は、「霊獣」モンスターの数まで、フィールドのモンスターを破壊する罠カードであり、相手ターンで妨害できるカードとなるため、特に何もなければこのカードをサーチするといいでしょう。
その他としては、「霊獣」モンスター2体を除外することで、召喚条件を無視してエクストラデッキから「霊獣」モンスターを特殊召喚できる《霊獣の相絆》や「霊獣」モンスターをサーチできる《霊獣の継聖》もいいでしょう。
特に《霊獣の相絆》は、召喚条件を無視できるので、「聖霊獣騎」融合モンスターの素材指定である「霊獣使い」+「精霊獣」を無視できるので、たとえば「精霊獣」2体という組み合わせでも出せたり、本来ならば「霊獣」モンスター2体だけでは出せないリンク4の《聖霊獣騎 レイラウタリ》や《聖霊獣騎 ガイアペライオ》を《霊獣の相絆》を使って特殊召喚する方法もあります。
(なお速攻魔法なので「聖霊獣騎」融合モンスターを相手ターン中に出すという使い方もできますね。)
Point③:「聖霊獣騎」モンスターの共通効果について
《聖霊獣騎 レイラウタリ》・《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》・《聖霊獣騎 ガイアペライオ》を除く「聖霊獣騎」モンスターには共通効果として、自分・相手ターンに自身をエクストラデッキに戻すことで、除外されている「霊獣使い」と「精霊獣」モンスターを守備表示で特殊召喚できる分離効果を持っています。
この分離効果とエクストラデッキからの「聖霊獣騎」モンスターを特殊召喚を繰り返しながら、「霊獣」モンスターを自分の場や墓地、除外しながら展開したり、相手からの除去に合わせて分離効果を発動することで、その除去を回避するのが、【霊獣】デッキの回し方となります。
《聖霊獣騎 カンナホーク》の効果処理について【初めての方向け】
「ターミナル・ワールド」の発売によって、初めて【霊獣】デッキを触る人に知っておくとちょっとお得なこととして、《聖霊獣騎 カンナホーク》の効果処理があります。
前述したとおり《聖霊獣騎 カンナホーク》には、「霊獣」カードをサーチできる効果と「聖霊獣騎」が持つ共通効果である分離効果を持っていて、サーチ効果をチェーン1、分離効果をチェーン2として発動させることができますが、さてその場合、除外されている「霊獣」カードは何枚必要になると思いますか??
1つ1つの効果を単体で使う場合は確かに4枚になるんですけど、2つの効果を一気にチェーンを組んで使う場合は、3枚あれば十分となります。
これは効果処理時に①の効果で対象とした除外状態のカード2枚のうち、1枚でも墓地へ戻す事ができればサーチの処理まで可能という裁定が出ているので、それを利用して、除外されている「霊獣」カード2枚を対象に《聖霊獣騎 カンナホーク》の①の効果をチェーン1、①の効果で対象としている「霊獣」1枚と別の「霊獣」カード1枚を対象に②の効果をチェーン2にすることで、結果的に①の効果で戻す「霊獣」カードが1枚減るためです。
これはよく使うので、初めて【霊獣】デッキを触る人は覚えておいてくださいね。
【霊獣】デッキの展開パターン
ここでは、公開した【霊獣】デッキで展開できるパターンを紹介しておきます。
パターン①:《聖霊獣騎 レイラウタリ》+《聖霊獣騎 カンナホーク》
《精霊獣 カンナホーク》1枚または《精霊獣 ラムペンタ》1枚から展開することができますが、《精霊獣 カンナホーク》は次に紹介する展開の方が盤面は強いので、ここでは《精霊獣 ラムペンタ》の展開を紹介します。
(ちなみに《精霊獣 カンナホーク》1枚からだと、《聖霊獣騎 カンナホーク》→《聖霊獣騎 レイラウタリ》→《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》→《聖霊獣騎 カンナホーク》の順番で特殊召喚すると作れます。)
《精霊獣 ラムペンタ》1枚からの流れとしては
- 《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》の特殊召喚(①〜④)
- 《聖霊獣騎 カンナホーク》の特殊召喚&分離(⑤〜⑥)
- 《聖霊獣騎 レイラウタリ》の特殊召喚(⑦〜⑨)
- 《聖霊獣騎 カンナホーク》の特殊召喚(2回目)(⑩〜⑪)
という順番で展開していきます。
STEP①:《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》の特殊召喚
①:《精霊獣 ラムペンタ》を召喚し、エクストラデッキから《精霊獣騎 ガイアペライオ》を除外して、デッキから《精霊獣使い レラ》を墓地へ送る。
↓
②:《精霊獣 ラムペンタ》と《精霊獣使い レラ》を除外して、《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》を特殊召喚。
↓
③:《精霊獣使い レラ》の③の効果でデッキから《精霊獣 カンナホーク》を特殊召喚。
↓
④:《精霊獣 カンナホーク》の効果でデッキから《霊獣使い レラ》を除外した後、《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》の②の効果を使用し、《霊獣使い レラ》を帰還。
※③の手順で、《霊獣使い レラ》の代わりに《英霊獣使いーセフィラムピリカ》に変えることもできます。
STEP②:《聖霊獣騎 カンナホーク》の特殊召喚&分離
⑤:《精霊獣 カンナホーク》と《霊獣使い レラ》を除外して、《聖霊獣騎 カンナホーク》を特殊召喚。
↓
⑥:《聖霊獣騎 カンナホーク》の①の効果で、《聖霊獣騎 ガイアペライオ》と《精霊獣使い レラ》を選択し、チェーンして②の分離効果を使用して《精霊獣 ラムペンタ》と《精霊獣使い レラ》を帰還させ、《聖霊獣騎 ガイアペライオ》を墓地へ戻して、デッキから《霊獣の相絆》をサーチ。
なお⑥の手順の《精霊獣 ラムペンタ》の効果によって、エクストラデッキから除外するモンスターを《聖精霊騎 アペライオ》から違う「聖精霊騎」モンスターに変更してもOKです。
(ただしその後の展開の都合上、「精霊獣」モンスターを墓地へ送る必要があります。)
STEP③:《聖霊獣騎 レイラウタリ》の特殊召喚
⑦:《精霊獣 ラムペンタ》の効果で、エクストラデッキから《聖霊獣騎 アペライオ》を除外して、デッキから《精霊獣 アペライオ》を墓地へ送る。
↓
⑧:《霊獣の相絆》を発動し、《精霊獣 ラムペンタ》と《精霊獣使い レラ》を除外して、エクストラデッキから《聖霊獣騎 レイラウタリ》を特殊召喚。
↓
⑨:《聖霊獣騎 レイラウタリ》の②の効果で、《霊獣使い レラ》を手札に回収し、そのまま《霊獣使い レラ》を召喚して、墓地の《精霊獣 アペライオ》を特殊召喚。
STEP④:《聖霊獣騎 カンナホーク》の特殊召喚
⑩:《霊獣使い レラ》と《精霊獣 アペライオ》を除外して、《聖霊獣騎 カンナホーク》を特殊召喚。
↓
⑪:①の効果で除外されている《精霊獣使い レラ》と《聖霊獣騎 アペライオ》を墓地へ戻して、デッキから《霊獣の連契》をサーチしてセット。
あとは相手ターン中に、以下の4つのアクションを取ることができます。
①《聖霊獣騎 カンナホーク》の分離効果で、除外されている「霊獣使い」と「精霊獣」モンスターを特殊召喚。
②《霊獣の連契》の発動で相手モンスターを破壊。
※《聖霊獣騎 カンナホーク》の分離効果を使った後であれば、破壊できるモンスターの数を増やせる。
③《聖霊獣騎 レイラウタリ》の③の効果によって、自分の場の「霊獣」カードと相手のカード1枚を除外。
④「霊獣」カードが破壊される場合、墓地に戻しておいた《精霊獣使い レラ》の②の効果によって除外することでそのカードを守ることができ、さらに③の効果で「霊獣」モンスターをデッキから特殊召喚。
《聖霊獣騎 レイラウタリ》の③の効果で対象とする自分のカードですが、自身を対象にすることもできますが、発動した速攻魔法・通常罠の「霊獣」カードを対象にして、《聖霊獣騎 レイラウタリ》の効果をチェーンしたり、「聖霊獣騎」融合モンスターを対象にして発動し、対象にした「聖霊獣騎」融合モンスターが持つ分離効果をチェーン2として組むことで、
パターン②:《聖霊獣騎 レイラウタリ》+《聖霊獣騎 ガイアペライオ》
こちらは《精霊獣 カンナホーク》1枚から作る流れとしては
- 《聖霊獣騎 カンナホーク》の特殊召喚→分離(①〜④)
- 《聖霊獣騎 キムンファルコス》のリンク召喚(⑤〜⑥)
- 《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》の特殊召喚(⑦)
- 2回目の《聖霊獣騎 カンナホーク》の特殊召喚→分離(⑧〜⑨)
- 《聖霊獣騎 レイラウタリ》のリンク召喚(⑩〜⑪)
- 《聖霊獣騎 ガイアペライオ》の特殊召喚(⑫)
という展開をして、盤面を作っていきます。
STEP①:《聖霊獣騎 カンナホーク》の特殊召喚→分離
①:《精霊獣 カンナホーク》を召喚し、効果で《精霊獣使い レラ》を除外。
↓
②:《精霊獣使い レラ》の③の効果によりデッキから《霊獣使い レラ》を特殊召喚。
↓
③:《精霊獣 カンナホーク》と《霊獣使い レラ》を除外して《聖霊獣騎 カンナホーク》を特殊召喚。
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④:《聖霊獣騎 カンナホーク》の①の効果で《精霊獣使い レラ》と《霊獣使い レラ》を選択し、チェーンして②の分離効果を使用して《精霊獣使い レラ》と《精霊獣 カンナホーク》を帰還させて、デッキから《霊獣使い ウェン》をサーチ。
STEP②:《聖霊獣騎 キムンファルコス》のリンク召喚
⑤:《精霊獣 カンナホーク》の効果で《精霊獣 ラムペンタ》を除外した後、《精霊獣使い レラ》と《精霊獣 カンナホーク》を素材にして《聖霊獣騎 キムンファルコス》をリンク召喚。
↓
⑥:《聖霊獣騎 キムンファルコス》の②の効果を使い、《精霊獣 カンナホーク》を除外して《霊獣使い ウェン》を召喚し、効果で《精霊獣 ラムペンタ》を帰還させる。
STEP③:《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》と《聖霊獣騎 カンナホーク》の特殊召喚
⑦:《精霊獣 ラムペンタ》の効果で、《聖霊獣騎 アペライオ》を除外し、《精霊獣 アペライオ》を墓地へ送ってから墓地の《霊獣使い レラ》と《精霊獣 アペライオ》を除外して《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》を特殊召喚。
↓
⑧:《霊獣使い ウェン》と《精霊獣 ラムペンタ》を除外して《聖霊獣騎 カンナホーク》を特殊召喚。
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⑨:《聖霊獣騎 カンナホーク》のサーチ効果で《霊獣使い レラ》と《霊獣使い ウェン》を選択し、チェーンして②の分離効果を使用して、《霊獣使い ウェン》と《精霊獣 アペライオ》を帰還させて、デッキから「霊獣」カードをサーチ。
ここで《聖霊獣騎 カンナホーク》の効果によってサーチするカードですが、《聖霊獣騎 ガイアペライオ》の効果を視野に入れるなら、手札に持っておくと良い《精霊獣使い レラ》となりますが、手札にすでに「霊獣」カードがある場合は、《霊獣の連契》や《聖霊獣騎 レイラウタリ》のコスト用に《霊獣の継聖》をサーチするのもいいでしょう。
STEP④:《聖霊獣騎 レイラウタリ》→《聖霊獣騎 ガイアペライオ》の特殊召喚
⑩:《聖霊獣騎 キムンファルコス》・《霊獣使い ウェン》・《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》を素材にして《聖霊獣騎 レイラウタリ》をリンク召喚。
↓
⑪:《聖霊獣騎 レイラウタリ》の②の効果によって除外されている《霊獣使い レラ》を手札に加えた後、そのまま《霊獣使い レラ》を召喚し、《聖霊獣騎 キムンファルコス》を蘇生。
↓
⑫:《霊獣使い レラ》・《聖霊獣騎 キムンファルコス》・《精霊獣 アペライオ》を除外して《聖霊獣騎 ガイアペライオ》を特殊召喚。
この手順に従うと《聖霊獣騎 ガイアペライオ》のカードの発動を無効にできる効果が使えますし、《聖霊獣騎 レイラウタリ》の③の除去効果も狙える状況になってます。
パターン③:《アークネメシス・プロートス》の特殊召喚
簡単な展開例も紹介しておきます。
《精霊獣 カンナホーク》1枚から《ヘルフレイムバンシー》のエクシーズ召喚を経由することで、《アークネメシス・プロートス》の特殊召喚が狙えます。
なお手順では《アークネメシス・プロートス》の特殊召喚を狙っていますが、途中まではランク4のエクシーズ召喚をする方法にもなっています。
①:《精霊獣 カンナホーク》の効果で、デッキから《精霊獣使い レラ》を除外して、デッキからレベル4の「霊獣」モンスターを特殊召喚。
↓
②:《精霊獣 カンナホーク》と特殊した「霊獣」モンスター2体で《ヘルフレイムバンシー》をエクシーズ召喚し、①の効果でデッキから《ネメシス・フラッグ》をサーチ。
↓
③:除外されている《精霊獣使い レラ》をデッキに戻して、《ネメシス・フラッグ》を特殊召喚し、②の効果でデッキから《アークネメシス・プロートス》をサーチ。
↓
④:《ヘルフレイムバンシー》の上に《エクシーズ・アーマード・フォートレス》を重ねてエクシーズ召喚。
↓
⑤:墓地の《精霊獣 カンナホーク》(風属性)、自分の場の《エクシーズ・アーマード・フォートレス》(水属性)と《ネメシス・フラッグ》(炎属性)を除外して、《アークネメシス・プロートス》を特殊召喚。
ちなみにこちらも《精霊獣 ラムペンタ》1枚から、《精霊獣使い レラ》の効果と《精霊獣騎 ノチウドラゴ》の特殊召喚を使うことで、レベル4モンスターを2体並べて、《ヘルフレイムバンシー》のエクシーズ召喚を狙えます。
デッキに採用したカードについて
【霊獣】以外のデッキに採用したカードについて、採用理由や補足を加えて紹介します。
《フューチャー・グロウ》
《フューチャー・グロウ》は、自分の場のサイキック族の打点を上げるカードで、その上昇値は発動時に除外した墓地のサイキック族モンスターのレベル×200ポイントアップとなります。
このカードを採用した理由としては、【霊獣】にはレベル10のサイキック族である《聖霊獣騎 ガイアペライオ》がいるので、《フューチャー・グロウ》で除外することによって、攻撃力2000アップのカードとなれる点や「霊獣」サイキック族モンスターの打点が全体的に低い点を考慮して入れてます。
なお「ターミナル・ワールド」が発売した後からは、墓地へ落ちた《精霊獣使い レラ》を除外できる役割も加わっていたりもします。
それからサイキック族の《聖霊獣騎 レイラウタリ》の登場によって、除外されている《霊獣使い ウェン》、《英霊獣使いーセフィラムピリカ》、《霊獣使い レラ》のいずれかを回収して召喚することで、サイキック族を並べる展開ができるようになっているので、そのような場面で《聖霊獣騎 ガイアペライオ》を除外して《フューチャー・グロウ》を発動すると一気に相手のライフを削れることもできるようになってます。
最後に
今回は、【霊獣】デッキを紹介しました。
「ターミナル・ワールド」にて追加された《精霊獣使い レラ》と《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》、《聖霊獣騎 レイラウタリ》での強化がすごいですね。
これらのカードの登場によって展開力が広がって、1枚から動けるまでになりましたが、その分展開が複雑になっているので、完璧にデッキを回すことができるまでには相当時間がかかりそうですね。
管理人も記事を書くためにある程度、【霊獣】デッキを回しましたが、途中で間違ったり、ここからどおするんだい?と思って、動きがフリーズすることも…笑
(それに紹介した展開例以外にも、もっと良い展開例もあるようなので、後日追加しておきますね。)
今までいろいろとデッキを紹介してきましたが、ここまで展開例の手順の説明が長くなったものはなかったと思いますが、細かくわけて紹介したので、興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ではこれで【霊獣】デッキの紹介を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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