- 【ガスタ】の魅力
- 【ガスタ】デッキレシピ
- 【ガスタ】デッキの回し方
- コラム:【ガスタ】の勝ち筋!?「ダイガスタ・スフィアード」!!
- 【ガスタ】デッキで作りたい盤面
- 【ガスタ】デッキに採用したカードについて
- 最後に
- 関連記事
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どうも、ハイロンです。
今回は、【ドーン・オブ・マジェスティ】で3枚の新規カードを貰った【ガスタ】デッキを紹介します。
ここに来てのまさかの強化で驚きもありましたが、個人的に大好きなテーマなので、すごく嬉しいです!
それではまずは【ガスタ】の魅力から紹介させていただきます。
【ガスタ】の魅力
【ガスタ】は、「デュエルターミナル」で登場した風属性のシンクロテーマで、ほとんどのモンスターが、サイキック族か鳥獣族に属しています。
【ガスタ】の魅力としては、戦闘破壊された場合などに他の「ガスタ」モンスターをデッキから特殊召喚できるリクルート効果を持っているので、持久力が高く、この効果により戦闘維持を得意としている他、効果の性質上、発動できるカードが制限されるダメージステップ(終了時)に墓地にてリクルート効果が発動するので、無効にされにくいのも強みと言えるでしょう。
そのリクルート効果を活かしながら、勝ちパターンに持っていったり、墓地に「ガスタ」モンスターが貯まるので、それをデッキに戻して効果を発動するような効果を持つモンスターもいたりするのも特徴となります。
【ガスタ】デッキレシピ
【ドーン・オブ・マジェスティ】で、新たに「ガスタ・ヴェズル」、「ダイガスタ・ラプラムピリカ」、「ガスタへの追い風」の3枚が加わりましたので、それらのカードを取り入れたデッキレシピを紹介します!
〈モンスター:20枚〉
風霊媒師ウィン×3
ガスタの神裔 ピリカ×3
ガスタの巫女 ウィンダ×2
ガスタ・グリフ×3
ガスタ・ヴェズル×3
ガスタ・ガルド×3
ガスタ・イグル×3
〈魔法:15枚〉
おろかな埋葬×1
おろかな副葬×3
サモン・ストーム×
死者蘇生×1
ハーピィの羽根帚×1
緊急テレポート×2
脆刃の剣×3
ガスタへの追風×3
〈罠:5枚〉
ガスタへの祈り×1
ハーピィの羽根吹雪×2
風霊術−「雅」×2
〈エクストラデッキ:15枚〉
ダイガスタ・ファルコス×1
ダイガスタ・ガルドス×1
ダイガスタ・ラプラムピリカ×2
スターダスト・チャージ・ウォリアー×1
ダイガスタ・スフィアード×2
魔救の奇跡ーラプタイト×1
星風狼ウォルフライエ×1
電脳堺狐ー仙々×1
転生炎獣アルミラージ×1
セキュア・ガードナー×1
HSR-GOMガン×1
蒼翠の風霊使いウィン×1
王神鳥シムルグ×1
【ガスタ】デッキの回し方
ここからは、【ガスタ】デッキの回し方について解説します。
【ガスタ】デッキの回し方の鍵となるポイントは、主にリクルート効果とシンクロ召喚の2つになります。
リクルート効果
まずは、【ガスタ】の基本部分である戦闘破壊された時などに発動するリクルート効果ですが、今回デッキに採用した範囲で、リクルート効果を持つ「ガスタ」モンスターをまとめると以下のようになります。
カード名 | 発動条件とリクルート先 |
---|---|
ガスタの巫女 ウィンダ
|
相手モンスターの攻撃によって破壊され墓地へ送られた時 →チューナーの「ガスタ」モンスター |
ガスタ・ガルド
|
フィールドから墓地へ送られた時 →レベル2以下の「ガスタ」モンスター |
ガスタ・イグル
|
戦闘によって破壊され墓地へ送られた時 →チューナー以外のレベル4以下の「ガスタ」 |
相手依存とはなりますが、「ガスタ・ガルド」→「ガスタ・イグル」→「ガスタの巫女 ウィンダ」→「ガスタ・ガルド」へ繋げることができると、リクルート効果のサイクルが起き、バトルフェイズをやり過ごすことができます。
後で紹介しますが、これを利用して勝ちに繋げることもできるので、覚えておくといいでしょう。
なお「ガスタ・ガルド」は、戦闘以外でも対応してますが、「時の任意効果」であるため、コストやシンクロ・リンク素材になった場合にはタイミングを逃す点に注意が必要です。
またこれらのモンスターとは別の方法によって、リクルート効果を発動できる「ガスタ・グリフ」もいます。
「ガスタ・グリフ」は、手札から墓地へ送られた場合に、リクルート効果を発動できる「ガスタ」モンスターで、こちらは手札コストにも対応しているため、「風霊媒師ウィン」や「ガスタへの追風」といったカードを使って、リクルート効果を起動させます。
特殊召喚する「ガスタ」モンスターについては、次のシンクロ召喚をするためのモンスターを特殊召喚するといいでしょう。
シンクロ召喚
ここでは【ガスタ】デッキにおけるシンクロ召喚のパターンについて3つ紹介します。
①「ガスタの神裔 ピリカ」を使うパターン
まず、「ガスタの神裔 ピリカ」ですが、召喚・特殊召喚の成功時に、墓地の風属性チューナーを効果を無効にして守備表示で特殊召喚できるので、そのままシンクロ召喚ができます。
ただし、効果を発動したターンは、風属性以外のモンスターを特殊召喚できなくなるので、その後の展開には注意が必要です。
なお「ガスタの神裔 ピリカ」は、レベル3のサイキック族でもあるので、「緊急テレポート」による特殊召喚にも対応してます。
②「ガスタ・ヴェズル」を使うパターン
続いて「ガスタ・ヴェズル」ですが、こちらも召喚・特殊召喚の成功で発動できる効果があり、デッキから「ガスタ」モンスターを墓地へ送った後、手札から「ガスタ」モンスターを特殊召喚できる効果を使うとシンクロ召喚ができます。
なお、「ガスタ」モンスターが戦闘破壊されるか、墓地へ送られた場合に、自身を手札から特殊召喚できる効果もあるので、シンクロ召喚だけでなく、壁モンスターを増やしたりすることもできます。
③「ガスタへの追風」を使うパターン
「ガスタへの追風」は、装備魔法なので自分の場に「ガスタ」モンスターが必要になってくるもののデッキから該当するモンスターを特殊召喚できるカードとなります。
基本的には、下級の「ガスタ」モンスターに装備してすることになるので、装備したモンスターと種族が異なる「ガスタ」を特殊召喚します。
このデッキでは、鳥獣族であれば「ガスタの神裔 ピリカ」、「ガスタの巫女 ウィンダ」を、サイキック族であれば、「ガスタ・ヴェズル」、「ガスタ・ガルド」、「ガスタ・イグル」の中からシンクロ召喚したいモンスターに合わせて選ぶことになります。
シンクロモンスターについて
【ガスタ】デッキでは、「ガスタの神裔 ピリカ」の存在や【ガスタ】の勝ちパターンとなるレベル6のシンクロを基本的に狙います。
また「ガスタ・ヴェズル」の効果で、「ガスタの神裔 ピリカ」を特殊召喚すると、レベル3が3体並ぶことから、レベル6のシンクロモンスターを経由する形で、レベル9のシンクロモンスターも狙えます。
ただし、「風霊媒師ウィン」や「ガスタの神裔 ピリカ」の効果を使うと、風属性しか出せなくなるので、シンクロ先は風属性に限定されます。
コラム:【ガスタ】の勝ち筋!?「ダイガスタ・スフィアード」!!
星6/風属性/サイキック族/シンクロ/攻2000/守1300
チューナー+チューナー以外の「ガスタ」と名のついたモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分の墓地の「ガスタ」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える事ができる。(1つ目の効果)
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の「ガスタ」と名のついたモンスターの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。(2つ目の効果)
また、このカードは戦闘では破壊されない。(3つ目の効果)
戦闘破壊されるとリクルート効果が発動する「ガスタ」ですが、「ダイガスタ・スフィアード」がいると状況が一変することになります!
注目すべきは「ダイガスタ・スフィアード」の2つ目の効果で、自分の「ガスタ」が戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受けることになります。
この効果を利用して、「ガスタ」モンスターの自爆特攻とリクルート効果によるサイクル(「ガスタの巫女 ウィンダ」でストップしますが。)を絡めることで、相手のライフを一気に削ることができ、相手モンスターの攻撃力次第では勝利を掴めます。
これが【ガスタ】デッキにおける勝ち筋であり、さらに相手モンスターに「脆刃の剣」を装備すると、自分の戦闘ダメージも相手が受けることになるので、ダメージの上乗せができます。
「ダイガスタ・スフィアード」の1つ目のサルベージ効果も、状況や回収するカードによって、いろいろなことができる効果で、通常召喚権を使わずに「緊急テレポート」などからシンクロ召喚していた場合は、「ガスタ・ガルド」や「ガスタ・イグル」を選ぶことで、2つ目の効果を利用した「ガスタ」のリクルート効果のサイクルへ繋ぐことができます。
その他には、捨てるカードがあれば「ガスタ・グリフ」、「ガスタ」モンスターが墓地へ送られる状況を作り出すことができれば「ガスタ・ヴェズル」も回収したいですし、回収する「ガスタ」カードについては種類を問わないことから、装備魔法の「ガスタへの追風」を回収して自身の破壊耐性を高めるといったことも可能です。
【ガスタ】デッキで作りたい盤面
ここでは、紹介した【ガスタ】デッキで作りたい盤面を紹介します。
「ダイガスタ・スフィアード」+「ガスタ・ガルド」
代表的なパターンは、2つぐらいあって、まずは、手札に「ガスタ・ヴェズル」または「ガスタの神裔 ピリカ」と「ガスタへの追風」がある時のパターンは、以下の手順で行います。
①:「ガスタ・ヴェズル」を召喚して、「ガスタ・グリフ」を墓地へ送る。
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②:「ガスタ・ヴェズル」に「ガスタへの追風」を装備して、その効果でデッキから「ガスタの神裔 ピリカ」を特殊召喚し、「ダイガスタ・スフィアード」をシンクロ召喚。
※墓地にレベル3以下の風属性チューナーがいれば、「ガスタの神裔 ピリカ」で蘇生。
↓
③:「ダイガスタ・スフィアード」のシンクロ召喚成功時の効果で、「ガスタ・グリフ」を手札に回収。
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④:墓地の「ガスタへの追風」の効果で、回収した手札の「ガスタ・グリフ」を捨てて、「ガスタへの追風」または「ガスタへの祈り」をサーチ。
↓
⑤:「ガスタ・グリフ」の手札から捨てられた効果で、デッキから「ガスタ・ガルド」を(攻撃表示で)特殊召喚。
手札に「ガスタ・グリフ」と「おろかな副葬」があるパターンでは、「ダイガスタ・スフィアード」+「ガスタ・ガルド」+「ガスタ・ヴェズル」の形が作れます。
①:「おろかな副葬」で「ガスタへの追風」を墓地へ送る。
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②:「ガスタへの追風」の効果で、「ガスタ・グリフ」を捨てて「ガスタへの追風」をサーチ。
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③:「ガスタ・グリフ」の効果で、「ガスタ・ヴェズル」を特殊召喚し、「ガスタ・ガルド」を墓地へ送る。
↓
④:「ガスタ・ヴェズル」に「ガスタへの追風」を装備して、「ガスタの神裔 ピリカ」をデッキから特殊召喚。
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⑤:「ガスタの神裔 ピリカ」の効果で、「ガスタ・ガルド」を蘇生して、そのまま素材にして「ダイガスタ・スフィアード」をシンクロ召喚。
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⑥:「ダイガスタ・スフィアード」の効果で「ガスタ・ガルド」を回収して、「ガスタ・ガルド」を通常召喚。
「セキュア・ガードナー」+「脆刃の剣」
「脆刃の剣」があるけど、「ダイガスタ・スフィアード」が出せない緊急時に使うセットです。
手札に攻撃力1000以下の「ガスタ」モンスター1体と「脆刃の剣」があれば作れます。
①:「ガスタ」モンスターを召喚し、「転生炎獣アルミラージ」をリンク召喚。
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②:「転生炎獣アルミラージ」を素材に、「セキュア・ガードナー」をリンク召喚。
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③:「セキュア・ガードナー」に「脆刃の剣」を装備。
攻撃力3000打点のモンスターを作りつつ、「脆刃の剣」の効果で、戦闘ダメージが発生すれば、お互いにその戦闘ダメージを受けることとなりますが、「セキュア・ガードナー」によって、自分が受ける戦闘・効果ダメージを1ターンに1度だけ0にできるため、「脆刃の剣」の維持にも繋がります。
なお今回、メインデッキに採用した「ガスタ」モンスターは、全て攻撃力1000以下なので、「脆刃の剣」さえあればいつでもこの盤面を作れます。
【ガスタ】デッキに採用したカードについて
最後に【ガスタ】デッキに採用したカードについて補足を入れておきたいと思います。
星風狼ウォルフライエ
レベル9のシンクロモンスターなので、出す機会は少ないですが。
こちらも「脆刃の剣」関連のモンスターでもあり、「星風狼ウォルフライエ」に装備すれば、攻撃力が4000以上となるため、相手ターンでも使える相手フィールドのモンスターのデッキバウンス効果を狙うことができます。
サモン・ストーム
ライフコスト800と引き換えに、手札からレベル6以下の風属性モンスター1体を特殊召喚できる魔法カードになります。
シンクロ召喚サポートにも使えますが、召喚権を使って、「ダイガスタ・スフィアード」をシンクロ召喚してしまった場合でも、このカードがあれば回収したモンスターを出すことができます。
(墓地へ送られたターンには使えないが、)墓地へ行っても、このカードを除外することで、手札からレベル4以下の風属性モンスターを特殊召喚できるので、場合によっては「おろかな副葬」で、墓地へ送るのもいいですね。
最後に
【ドーン・オブ・マジェスティ】にて登場した「ガスタ・ヴェズル」、「ダイガスタ・ラプラムピリカ」、「ガスタへの追い風」の3枚を入れて、【ガスタ】デッキを再構築してみました。
今回の新規カードによって、「ガスタ・グリフ」を送れるテーマ内のカードはなかったので、他から力を借りなければならなかったところが改善されただけでなく、手札からの展開手段が増えたり、シンクロ召喚からのさらなるシンクロ召喚ができるようになったりという強化でした。
【ガスタ】デッキを作る時は、ぜひ上記を参考にしてみてくださいね!
ではこれで新規を追加した【ガスタ】デッキの紹介を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
オマケ:【霊使いガスタ】のデッキレシピ
おまけとして、紹介したデッキレシピになる前(=【ドーン・オブ・マジェスティ】が発売する前)に組んでいた霊使い型の【ガスタ】デッキを載せておきます。
【ドーン・オブ・マジェスティ】が発売する前までは、【SR】を取り入れつつ【霊使い】型の【ガスタ】デッキにしてました。
特に「精霊術の使い手」が「風霊媒師ウィン」をサーチしつつ、「ガスタ・グリフ」をコストにできる1枚で2役をこなせるキーカードになります。
また、「SRカールターボ」は、風属性が自分の場にいると手札から特殊召喚ができたり、「ガスタの神裔 ピリカ」の蘇生対象になれるので、展開の鍵になることも。
「SRカールターボ」自体は、Vジャンプの定期購読のカードあるため手に入りづらかったですが、「デュエリストパック−疾風の決闘者編−」にて再録されましたので、今では作りやすくなってます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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