少しいつもとはテンポが速いですが、 今回は【不知火】デッキを紹介します。
「サベージ・ストライク」で登場する新規の【不知火】を使って、デッキを組んでみましたが、情報をもとに発売前に作ったものなので、実際はもう少し変わるかもしれませんので、その点はご了承ください。
新たに【不知火】デッキを作ってみたい方や、久しぶりに【不知火】デッキの構築をする方の参考になればいいかなと思っています。
では、まずはデッキレシピを紹介します。
【不知火】デッキレシピ
〈モンスター:22枚〉
不知火の武士×2
牛頭鬼×3
馬頭鬼×3
不知火の武部×3
不知火の宮司×2
ユニゾンビ×3
逢魔ノ妖刀-不知火×1
妖刀-不知火×2
不知火の隠者×3
〈マジック:12枚〉
おろかな埋葬×1
封印の黄金櫃×1
死者蘇生×1
生者の書-禁断の呪術-×2
ハーピィの羽根帚×1
不知火流 伝承の陣×1
逢華妖麗譚-不知火語×3
アンデット・ストラグル×2
〈トラップカード:6枚〉
不知火流 燕の太刀×2
不知火流 才華の陣×2
不知火流 輪廻の陣×2
〈エクストラデッキ:15枚〉
ヴァンパイア・サッカー×3
麗神-不知火×2
闇鋼龍 ダークネスメタル×1
刀神-不知火×2
アンデット・スカル・デーモン×1
妖神-不知火×1
PSYフレームロード・Ω×1
戦神-不知火×2
魔王龍 ベエルゼ×1
炎神-不知火×1
【不知火】デッキについて
「サベージ・ストライク」で出た新規の「不知火」を取り入れた構築に仕上げました。
「不知火」デッキを回す上では、「墓地肥やし・除外・シンクロ召喚」がキーワードになってきます。
墓地肥やし
「ユニゾンビ」や「牛頭鬼」、「おろかな埋葬」の効果で墓地肥やしをしていきます。
墓地へ送るモンスターとしては、墓地のアンデット族を蘇生できる「馬頭鬼」や墓地へ送った次のターン以降に疑似シンクロ召喚できる(正確には特殊召喚ですが)「妖刀-不知火」を墓地へ送ったりします。
除外
「不知火」の中には除外された場合に、効果が発動するモンスターがいるので、除外してそちらの効果の発動も狙います。
除外するカードについてですが、「妖刀-不知火」や「牛頭鬼」で墓地から除外したり、デッキから除外する「封印の黄金櫃」、「不知火流 燕の太刀」などがあります。
除外された場合に発動する「不知火」モンスターですが、
・武士→墓地から自身以外の「不知火」モンスター1体をサルベージ
・宮司→相手の表側カード1枚破壊
・武部→1枚ドロー後、手札1枚捨てる。
・隠者→除外されている自身以外の「不知火」モンスター1体を特殊召喚。
(条件を満たせば2体を特殊召喚できることも。)
となっているので、状況に応じて使い分けるといいでしょう。
シンクロ召喚
「不知火」デッキでは、シンクロ素材を用意して、普通にシンクロ召喚する方法の他に、墓地にいる「妖刀-不知火」の効果を使って、アンデット族シンクロモンスターを特殊召喚する方法もあります。
こちらは、墓地肥やしをあらかじめ行う必要があるのと、「妖刀-不知火」は墓地へ送られたターンには、効果を使えない点があるものの、好きなタイミングで墓地のアンデット族モンスターを除外しつつ、シンクロモンスターを呼べるという利点があります。
新規の【不知火】カードについて
ここでは、新規の「不知火」カードによって、何ができるようになるのかを中心に紹介したいと思います。
不知火の武部
「不知火の武部」は召喚成功で、「妖刀-不知火」モンスターを手札・デッキから特殊召喚できるので、「妖刀-不知火」を墓地へ送りつつ、レベル6のアンデット族のシンクロ召喚やリンク2のリンク召喚ができます。
つまり、間接的に「妖刀-不知火」を墓地へ送る手段が増えましたし、レベル3の「逢魔ノ妖刀-不知火」を特殊召喚できれば、レベル7のシンクロ召喚もできます。
なお除外されれば、1枚ドローしつつ手札を1枚墓地へ捨てれるので、墓地肥やしをしながら、手札を整えていけます。
逢魔ノ妖刀-不知火
このカードをリリースすれば、自身以外の除外されている「不知火」を含むアンデット族モンスター2体を守備表示で特殊召喚できます。
すぐにアンデット族のリンク召喚もできますし、チューナーを蘇生できれば、アンデット族のシンクロ召喚もできます。
この効果を使えば、間接的に除外されたモンスターの再利用しつつ、除外されたモンスターをシンクロやリンク素材にして、墓地へ再び送れるカードにもなります。
なので、このカードの特殊召喚するモンスターの内1体は「馬頭鬼」を絡めたいところです。
不知火流 伝承の陣
自分のアンデット族モンスターを除外する選択制の永続魔法で、このカードにより、
●アンデット族を安全に召喚・特殊召喚したい場合は、墓地からアンデット族を除外するパターン。
●デッキから守備力0のアンデット族モンスターを墓地へ送りたい場合は、自分フィールドのアンデット族モンスターを除外するパターン。
の2パターンから1つ選ぶことができます。
展開するか、墓地肥やしをするかで使い分けるといいでしょう。
一応、フィールド上では「不知火流 転生の陣」として扱うため、「不知火の隠者」の除外された場合の効果を使う時には、特殊召喚する対象を増やすことができます。
逢華妖麗譚-不知火語
手札のアンデット族を捨てながら、デッキまたは墓地から捨てたモンスターと異なる「不知火」モンスター1体を特殊召喚できる速攻魔法です。
相手モンスターがいなければ発動できず、発動した後はアンデット族しか特殊召喚できなくなりますが、シンクロ召喚をするときに、足りない方(チューナーor非チューナー)を調達したり、リンク素材を増やしたりといったことができます。
また、手札のアンデット族モンスターを捨てるので、墓地へ送っておきたいモンスターも送れます。
不知火流 才華の陣
展開力に絡む通常罠カードで、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できます。
なお、この効果で特殊召喚したアンデット族モンスターは、フィールドから離れると除外されるため間接的に「不知火」モンスターの共通効果を発動できるカードにもなっています。
また、このカードを墓地から除外すると、自分のアンデット族モンスター1体に、「自身以外のカードの効果を受けない」という効果を付与することができるので、守りのカードとしても使えます。
最後に
旧来の【不知火】をベースにしつつ、新規の【不知火】を取り入れて作ってみました。
新規の【不知火】カードは、全体的に展開力を強化・サポートするようなカードが多いのが特徴ですね。
あとは、イラスト関連で【魔妖】とのストーリーが気になりますが、どこかでわかる日が来るのでしょうかね?
ではこのあたりで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。