本日(10月4日)は、マンガ版の「遊戯王ARC-V」第6巻の発売日ということで、付録カードの「時械神祖ヴルガータ」について見ていきたいと思います。
では、まずはカード効果について見ていきましょう!
「時械神祖ヴルガータ」のカード効果
星10/闇属性/天使族/攻 0/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードは戦闘・効果では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
②:EXデッキから特殊召喚したこのカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。相手フィールドのモンスターを全て除外する。この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。
③:このカードの②の効果を発動したターンのエンドフェイズに発動する。その効果で自分が除外したモンスターを可能な限り相手フィールドに特殊召喚する。
マンガ内でEVE(イヴ)が出したレベル10のシンクロモンスターです。
レベル10のシンクロモンスターというと、素材指定がゆるくて扱いやすいモンスターは、
・神樹の守護獣-牙王
・DDD疾風大王エグゼクティブ・アレクサンダー
・天穹覇龍ドラゴアセンション
・ブンボーグ・ジェット
の4体しかいなかったため、これからはその中に「時械神祖ヴルガータ」が入ってきそうな感じがします。
(選択肢が増えることは、いいこと~。)
では、「時械神祖ヴルガータ」のプラス面、マイナス面を見ていきましょう!
「時械神祖ヴルガータ」のプラス面
「時械神祖ヴルガータ」のプラス面としては、①の効果により、戦闘・効果破壊に強いという点でしょう。さらに、自分への戦闘ダメージも0になります。
これにより壁モンスターとしても機能します。
この部分は、「時械神」モンスターと共通する部分でもあるので、「スキルドレイン」を発動されたり、バウンスや除外効果等には注意しなければなりませんが、比較的に場持ちはいいモンスターになります。
また、このカードが戦闘を行ったダメージステップ時に、相手モンスターを全て除外する効果を持ちますので、まずはじめにこのカードで攻撃して場を空けてから、後続モンスターのダイレクトアタックへ繋ぐといった感じにするといいでしょう。
ここまでは、メリットだらけですが、②の効果の効果からマイナス面が目立つ効果になります。
「時械神祖ヴルガータ」のマイナス面
マイナス面は、②の効果を使うとデメリット効果を受け止めなくてはならない点です。
効果を使うと、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは半分になります。
せっかく、相手のモンスターをがら空きにしたとしても、このデメリットでライフを削り切れない可能性もありますので、序盤では少し使いにくいシンクロモンスターかもしれません。(終盤で出すと何とか削れるかもしれませんが。)
そして、③の効果によって、「②の効果を発動したターンのエンドフェイズに、その効果で除外した相手モンスターを可能な限り相手フィールドに特殊召喚する」という効果もデメリットといえるでしょう。
ただこの効果については、エンドフェイズに発動するという書き方なので、「時械神祖ヴルガータ」をリンク素材等にしてフィールドから離しておくか、裏側にしておくと発動しませんので、これは覚えておきたいですね。
あとは、除外した相手モンスターを「異次元からの埋葬」や「大欲な壺」などで墓地やデッキに戻すのもいいですね。
また、②の効果は、『EXデッキから特殊召喚した』時しか発動しないため、このカードを蘇生した時には使えない点にも注意が必要です。
まとめ
「時械神祖ヴルガータ」を考察してみました。
デメリットもありますが、戦闘や効果破壊耐性に加えて、一時的ではありますが、相手フィールドの全てのモンスターを全て除外する効果は魅力的で、終盤に出したいレベル10のシンクロモンスター候補にはなりそうですね。
「時械神祖ヴルガータ」が出たということで、残りの「幻魔帝トリロジーク」や「No.XX インフィニティ・ダークホープ」も出してほしいと思ったハイロンでした。
ではこのあたりで終わりたいと思います。
最後までありがとうございました。
※今回紹介した「時械神祖ヴルガータ」は、マンガの遊戯王ARC-V第6巻の付録です。