どうもハイロンです!
今回は、2024年10月4日に発売された「遊☆戯☆王OCG STORIES4」の付録カードとなっている《封印の魔導士スプーン》について取り上げたいと思います。
《封印の魔導士スプーン》の考察
《封印の魔導士スプーン》
星4/光属性/魔法使い族/攻1000/守1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「封印の魔道士スプーン」以外の「マギストス」モンスター1体を手札に加える。
●相手フィールドのモンスター1体の攻撃力をターン終了時まで半分にする。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。自分のEXデッキ・墓地から「マギストス」モンスター1体を装備魔法カード扱いで対象のモンスターに装備する。
《封印の魔導士スプーン》は、①「マギストス」モンスターのサーチ、②相手モンスターの打点下げ、③「マギストス」モンスターを装備するの3つの効果を持っているモンスターになります。
サーチ効果については、今までは「マギストス」モンスターに装備した《聖魔の乙女アルテミス》の効果によるサーチしかなかったので、手札から捨てるだけで「マギストス」モンスターをサーチできる《封印の魔導士スプーン》は、魔法カードのような感覚で使えるので、【マギストス】デッキの安定性を高めてくれる効果となります。
相手モンスターの打点を半分にする効果は、序盤や展開したい場面では、後回しにされるような効果ですが、展開した後や終盤では使えそうですね。
「マギストス」モンスターを装備する効果については、《結晶の大賢者サンドリヨン》や《法典の大賢者クロウリー》も似たような効果を持っていますが、
- 「マギストス」以外の自分のモンスターにも装備できる。
- 墓地だけでなくエクストラデッキからも選べて装備できる。
という部分が異なり、《封印の魔導士スプーン》の方が広範囲となってます。
なおこの効果でメインデッキに入る「マギストス」モンスターも墓地から装備できますが、あまり恩恵が少なく、《聖なる法典》によって融合素材にしたり、《精霊コロゾ》の融合素材に利用できるぐらいになります。
3つの効果を見てみましたが、【マギストス】デッキではサーチ効果と装備できる効果がかなり使えるので、複数枚積みが必須のカードとなりそうです。
《封印の魔導士スプーン》からの回し方
ここでは、《封印の魔導士スプーン》の効果を絡めることによって、できる【マギストス】の回し方の一例を紹介します。
①:《絶火の大賢者ゾロア》をサーチした後の回し方
《封印の魔導士スプーン》の①の効果で、《絶火の大賢者ゾロア》をサーチした後の回し方になります。
2つのパターンがあり、手順については《封印の魔導士スプーン》のサーチ効果を使った後からのスタートになります。
■パターン①
シンプルな動きで、《絶火の魔神ゾロア》をシンクロ召喚する動きになります。
①:《絶火の大賢者ゾロア》を召喚し、①の効果で《聖魔の乙女アルテミス》を装備。
↓
②:装備されたことにより、《絶火の大賢者ゾロア》の②の効果を発動し、墓地の《封印の魔導士スプーン》特殊召喚。
※《聖魔の乙女アルテミス》の効果で、任意の「マギストス」モンスターをサーチ。
↓
■パターン②
パターン①で紹介した手順①の後から、以下のような回し方をすると、「マギストス」モンスター2体と《精霊コロゾ》を並べることができます。
②:装備カード状態の《聖魔の乙女アルテミス》の②の効果を発動し、デッキから任意の「マギストス」モンスターをサーチ。
↓
③:墓地の《封印の魔導士スプーン》の②の効果で《絶火の大賢者ゾロア》にエクストラデッキから任意の「マギストス」モンスターを装備した後、《絶火の大賢者ゾロア》の②の効果を発動し、②の手順でサーチした「マギストス」モンスターを手札から特殊召喚。
↓
④:装備カード状態の「マギストス」2枚を墓地へ送り、《精霊コロゾ》を特殊召喚。
レベル4のモンスターが2体並んでいる状態なのでランク4を作れますし、《精霊コロゾ》、《絶火の大賢者ゾロア》の2体がチューナーなので、レベル8のシンクロやレベル12のシンクロ召喚をすることもできます。
②:《結晶の大賢者サンドリヨン》をサーチした後の回し方
《封印の魔導士スプーン》の①の効果で、《結晶の大賢者サンドリヨン》をサーチした後の回し方になります。
3つのパターンがあり、手順については《封印の魔導士スプーン》のサーチ効果を使った後からのスタートになります。
■パターン①
①:《結晶の大賢者サンドリヨン》を召喚して、《絶火の祆現》をサーチ。
↓
②:《絶火の祆現》で、《封印の魔導士スプーン》を蘇生し、《結晶の大賢者サンドリヨン》とともに、《結晶の魔女サンドリヨン》をエクシーズ召喚。
あとは《結晶の魔女サンドリヨン》の効果で、デッキから《絶火の大賢者ゾロア》を特殊召喚すれば、《絶火の魔神ゾロア》をシンクロ召喚することもできます。
■パターン②
《絶火の祆現》をサーチするまでは同じですが、《封印の魔導士スプーン》の②の効果を使って、《精霊コロゾ》を特殊召喚するパターンになります。
①:《結晶の大賢者サンドリヨン》を召喚して、《絶火の祆現》をサーチ。
↓
②:墓地の《封印の魔導士スプーン》の②の効果で、《結晶の大賢者サンドリヨン》に《聖魔の乙女アルテミス》を装備し、その2枚を墓地へ送って《精霊コロゾ》をエクストラデッキから特殊召喚。
↓
③:《絶火の祆現》で《結晶の大賢者サンドリヨン》を蘇生。
あとは《精霊コロゾ》とともに、《絶火の魔神ゾロア》をシンクロ召喚したり、《結晶の魔女サンドリヨン》をエクシーズ召喚することもできます。
■パターン③
《法典の守護者アイワス》を融合召喚するパターンになります。
①:《結晶の大賢者サンドリヨン》を召喚して、《聖なる法典》をサーチ。
↓
②:墓地の《封印の魔導士スプーン》の②の効果で、《結晶の大賢者サンドリヨン》に《聖魔の乙女アルテミス》を装備。
↓
③:《聖なる法典》を発動し、《結晶の大賢者サンドリヨン》と装備カードとなっている《聖魔の乙女アルテミス》を素材にして、《法典の守護者アイワス》を融合召喚。
最後に
今回は、「マギストス」の新規カードである《封印の魔導士スプーン》についての考察や回し方を紹介しました。
マンガの物語と同様にOCGでも《絶火の大賢者ゾロア》と相性が良く、【マギストス】強化として見ても良いカードでしたね。
まだまだマンガの物語は続きそうなので、あと1〜2枚の新規カードは期待できそうですし、【閃刀姫】の例から既存の「マギストス」モンスターの新規イラストもプレミアムパックシリーズであるのかな(?)と思っていたりするので、そちらも楽しみです。
ではこれで終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
過去に紹介した【マギストス】デッキを《封印の魔導士スプーン》入りのデッキレシピにアップデートしましたので、参考にしていただけたらと思います。
yugioh-minor-labo.hatenablog.com