今回のカード考察は、「刻印の調停者」を取り上げたいと思います!
「刻印の調停者」とは?
●カードの種類:効果モンスター
●収録パック:ブレイカーズ・オブ・シャドウ(BOSH-JP041)
●レアリティ:ノーマルレア
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守1200
①:相手がカード名を1つ宣言して発動する効果を発動した時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。カード名を1つ宣言する。相手が宣言したカード名はこの効果で宣言したカード名になる。
②:1ターンに1度、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。次のターンのエンドフェイズにそのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。
実は、イケメンだったりする…(笑)
「刻印の調停者」は、「ブレイカーズ・オブ・シャドウ」にノーマルレアで収録されている、レベル4・闇属性・魔法使い族のモンスターです。
攻撃力が1800あるので、下級アタッカーとしても合格点です。
2つの効果を持つので、それぞれの効果について見ていきたいと思います。
「刻印の調停者」の1番目の効果について
①:相手がカード名を1つ宣言して発動する効果を発動した時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。カード名を1つ宣言する。相手が宣言したカード名はこの効果で宣言したカード名になる。
①の効果はカード名を1つ宣言する効果(カード)に対する手札誘発効果を持ち、相手が宣言したカード名を、こちらが宣言したカード名にするという効果です。
あまり遭遇することはないかと思いますが、「真実の名」や「デーモンの宣告」などのカード名を宣言するカードに対するメタ効果になります。
こちらの①の効果は、オマケ程度に捉えてもらうとして、管理人の注目ポイントは、次の②の効果にあります。
「刻印の調停者」の2番目の効果について
②:1ターンに1度、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。次のターンのエンドフェイズにそのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。
②の効果は、 破壊するタイミングが、次のターンのエンドフェイズと遅いものの、相手ターンでも使えて、フィールドの表側表示のカード1枚を対象に取って発動します。
つまり、簡単に言うと、破壊の予約ができるということです。
ここからは、ハイロンの推測になるのですが…
この効果を受けて、相手は破壊されることがわかっていながら、対象となったカードをフィールドに残したりはしませんよね?
モンスターだったら、そのターンで決着をつけれる場合や破壊耐性を持っている場合を除き、最終的にはリンク素材等にして破壊を回避してくると考えれます。
(その流れをシャットダウンするために、「増殖するG」を投げてみるのもいいかもしれませんね。)
もしそこで相手が何もしてこなければ、予約は実行されるということになります。
また、表側なら何でも破壊の予約ができるので、表側の魔法・罠カードを狙うということもできるます。
その場合は、破壊される可能性が高くなるので、フィールド魔法や永続魔法、永続罠カードを対象に取っていきたいですね。
そう考えると、「刻印の調停者」の破壊の予約効果は、意外と使えるかもと思って、今回カード考察のカードとして注目してみました。
最後に
「刻印の調停者」について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
ビジュアル的にもカッコいいのですが、背景がZ(ゼット)に見えるのは私だけでしょうか…(笑)
このカードを最大限に生かせるデッキは何かと自分なりに考えてみた結果・・・
管理人は、「マジシャンズ・ナビゲート」を擁するブラマジデッキがいいのでは、という結論に至りました。
理由としては、「マジシャンズ・ナビゲート」は、相手ターンで発動することが多いので、相手ターンで自由に効果を打てるモンスターがいれば、牽制になるのかな?と思っています。
もし、読者の中に闇属性・レベル4・魔法使い族を探している方がいましたら、「刻印の調停者」はいかがでしょうか?
ではこれで「刻印の調停者」のカード考察を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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