どうも、ハイロンです。
今回は、「デュエリストパック−輝光のデュエリスト編−」の開封で、かっこいいなと思った《銀河眼の時源竜》と《無限竜シュヴァルツシルト》を使った、【タキオン】デッキを紹介します。
【タキオン】デッキを作ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※《カタパルト・タートル》や《時空の七皇》を不採用としている構築になるので、その点はあらかじめご了承ください!
▼開封した「デュエリストパック−輝光のデュエリスト編−」はこちらです↓
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【タキオン/Tachyon】とは?
【タキオン/Tachyon】とは、「LORD OF THE TACHYON GALAXY」で登場したランク8のエクシーズモンスターである《No.107 銀河眼の時空竜》を中心とした(デッキ)テーマになります。
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
レベル8モンスター×2
①:自分バトルフェイズ開始時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化され、その攻撃力・守備力は元々の数値になる。この効果を発動したターンのバトルフェイズ中に相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動する度に、このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで1000アップし、このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
《No.107 銀河眼の時空竜》の効果は1つですが、効果を分解すると2つになります。
自分のバトルフェイズ限定で発動できる効果になりますが、①エクシーズ素材を1つ取り除いて、フィールドの表側のカードを全て無効する効果と②さらにその効果が適用されているバトルフェイズ中に、相手がカードの効果を発動する度に、打点アップと2回攻撃が得られる効果を持ってます。
他のランク8エクシーズモンスターと比べると、自分のバトルフェイズでしか使えない効果のため見劣りしますが、《No.107 銀河眼の時空竜》を使う優位性としては、やはり(自分も含めた)広範囲にわたるカード効果の無効化効果と「ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン」モンスターが存在する場合に手札から発動できる「タキオン」罠カードの存在になるので、デッキ構築の際はそのあたりの部分を活かしてみると良いでしょう。
【タキオン】デッキレシピ紹介
以下は、「デュエリストパック−輝光のデュエリスト編−」までのカードを取り入れた《No.107 銀河眼の時空竜》を中心とした【タキオン】デッキレシピの紹介になります!
《モンスター:20枚》
銀河眼の時源竜×2
ブラック・ホール・ドラゴン×1
闇と消滅の竜×1
螺旋竜バルジ×1
無限竜シュヴァルツシルト×3
星雲龍ネビュラ×3
輝光竜セイファート×3
ヴァレット・キャリバー×3
時空の雲篭×3
《魔法:14枚》
竜の渓谷×1
トレード・イン×3
死者蘇生×1
復活の福音×1
ブラック・ホール×2
ハーピィの羽根帚×1
殲滅のタキオン・スパイラル×1
竜の影光×1
クイック・リボルブ×2
七皇覚醒×1
《罠:6枚》
永遠なる銀河×1
タキオン・トランスミグレイション×3
《エクストラデッキ:15枚》
天球の聖刻印×1
ヴァレルロード・F・ドラゴン×1
光と闇の竜王×1
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト×1
魔王龍 ベエルゼ×1
No.100 ヌメロン・ドラゴン×1
銀河光子竜×1
No.90 銀河眼の光子卿×1
神影金龍ドラッグルクシオン×1
No.107 銀河眼の時空竜×2
No.97 龍影神ドラッグラビオン×1
CNo.107 超銀河眼の時空龍×1
No.99 希望皇龍ホープドラグーン×1
【タキオン】デッキの回し方・戦略
ここでは、【タキオン】デッキにおける回し方や戦略を紹介します。
①:展開と準備
まずは《無限竜シュヴァルツシルト》や《星雲龍ネビュラ》などを使用してフィールドにレベル8のモンスターを揃え、エクシーズ召喚の準備をします。
《無限竜シュヴァルツシルト》は自分の場にモンスターが存在しないか、相手の場に攻撃力2000以上のモンスターがいる場合に、手札から特殊召喚し、デッキからレベル8の光・闇属性ドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できるので、条件さえ整っていれば手札1枚からの展開が可能になります。
その一方で《星雲龍ネビュラ》は手札にレベル8のドラゴン族が必要となってきますが、そのモンスターとともに手札から特殊召喚できる効果を持っているので、手札事故の回避ができたりもします。
それ以外では、自身を特殊召喚できる《銀河眼の時源竜》や《螺旋竜バルジ》、《闇と消滅の竜》といったモンスターを組み合わせることでも、レベル8のモンスターを並べることもできます。
②:エクシーズ召喚
レベル8のモンスターが揃ったら、《神影金龍ドラッグルクシオン》を経由した上で、《No.107 銀河眼の時空竜》をエクシーズ召喚します。
また状況に応じて《No.97 龍影神ドラッグラビオン》や《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》などの強力なエクシーズモンスターも召喚します。
あとはエクシーズモンスターの効果を駆使しながら、戦っていきます。
③:自分のバトルフェイズでの戦略
《No.107 銀河眼の時空竜》を出せたら、自分のバトルフェイズ開始時に、エクシーズ素材を取り除いて、相手の表側のカードを無効にしつつ、攻撃を行います。
なおその後に《銀河眼の時源竜》を相手の場に出した上で②と③の効果を発動することにより、こちらから《No.107 銀河眼の時空竜》の後半の効果を適用させて、攻撃力1000アップ×2とバトルフェイズ中に2回攻撃ができるようにもなります。
さらに《殲滅のタキオン・スパイラル》があれば、効果が無効になっている相手の表側のカードを全て破壊する効果を選択することによって、相手の場を一掃することもできます。
【タキオン】デッキの展開パターン
ここでは、公開した【タキオン】デッキで展開できるパターンを紹介しておきます。
パターン①:《No.107 銀河眼の時空竜》+《No.97 龍影神ドラッグラビオン》+《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》
《無限竜シュヴァルツシルト》1枚から展開することができる展開になります。
流れとしては
- 《神影金龍ドラッグルクシオン》を経由しての《No.107 銀河眼の時空竜》のエクシーズ召喚(①〜③)
- 《No.97 龍影神ドラッグラビオン》を経由しての《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》の特殊召喚(⑦〜⑨)
の2段階になります。
STEP①:《No.107 銀河眼の時空竜》のエクシーズ召喚
①:《無限竜シュヴァルツシルト》を①の効果によって特殊召喚し、デッキから《螺旋竜バルジ》を特殊召喚し、その2体で《神影金龍ドラッグルクシオン》をエクシーズ召喚。
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②:《神影金龍ドラッグルクシオン》の①の効果で、デッキから《銀河眼の時源竜》をサーチし、《銀河眼の時源竜》の①の効果で手札から特殊召喚して、デッキから《タキオン・トランスミグレイション》をサーチ。
※《No.107 銀河眼の時空竜》のエクシーズ召喚後に特殊召喚しても良い。
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③:《神影金龍ドラッグルクシオン》の②の効果でエクシーズ素材を2つ取り除き、《No.107 銀河眼の時空竜》を上に重ねて、エクシーズ召喚。
※
STEP②:《No.97 龍影神ドラッグラビオン》のエクシーズ召喚からの《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》の登場
④:《神影金龍ドラッグルクシオン》と手札から特殊召喚した《銀河眼の時源竜》がいるので、墓地から(《神影金龍ドラッグルクシオン》のエクシーズ素材として取り除かれ墓地にいてる)《螺旋竜バルジ》を①の効果で特殊召喚。
↓
⑤:《銀河眼の時源竜》と《螺旋竜バルジ》で、《No.97 龍影神ドラッグラビオン》をエクシーズ召喚し、②の効果で《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》を特殊召喚して、《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》をエクシーズ素材にする。
なお後攻であれば、《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》の代わりに、《No.100 ヌメロン・ドラゴン》でライフを削りに行くことも可能です。
パターン②:《No.90 銀河眼の光子卿》のエクシーズ召喚
まず《No.90 銀河眼の光子卿》は戦士族なので、《無限竜シュヴァルツシルト》や《星雲龍ネビュラ》、《闇と消滅の竜》の効果を使うと展開できないので、基本的には《銀河光子竜》のエクシーズ召喚から相手ターンで《No.90 銀河眼の光子卿》のエクシーズ召喚を狙います。
ランク4のエクシーズ召喚の狙い方ですが、準備なしで行くなら《輝光竜セイファート》と《クイック・リボルブ》の2枚の組み合わせで狙います。
①:《輝光竜セイファート》を召喚し、①の効果で自身を送って、デッキから《時空の雲篭》をサーチ。
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②:手札に加わったので、《時空の雲篭》の①の効果で特殊召喚した後、《クイック・リボルブ》を発動して、《ヴァレット・キャリバー》をデッキから特殊召喚し、2体で《銀河光子竜》をエクシーズ召喚。
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③:《銀河光子竜》の②の効果を発動して、《永遠なる銀河》を手札に加えて自分の場にセットする。
あとは相手ターンで、《銀河光子竜》を対象に《永遠なる銀河》を発動すれば、《No.90 銀河眼の光子卿》をエクシーズ召喚でき、そこからモンスター効果を1回止めたり、「ギャラクシー」カードをサーチすることが可能です。
(横に《No.107 銀河眼の時空竜》がいれば、このタイミングで《タキオン・トランスミグレイション》をサーチすると良いですね。)
なお、あらかじめ《時空の雲篭》と《星雲龍ネビュラ》を墓地に用意できれば、《星雲龍ネビュラ》の②の効果で、《時空の雲篭》を回収→特殊召喚でレベル4モンスターをリボルブ》またはレベル4のモンスター1枚で、《銀河光子竜》を作れることになります。
また《無限竜シュヴァルツシルト》の効果の影響を受けていなければ、この手順でレベル8のドラゴン族モンスターのシンクロ召喚やリンク召喚を狙うこともできます。
採用したカードについての戦略
ここでは、上記で触れなかったカードを中心とした戦略を紹介しておきます。
①:《ブラック・ホール・ドラゴン》
フィールドのモンスターが自身を対象としないカード効果で破壊された場合に、手札・墓地から特殊召喚できるモンスター。
あらかじめ《無限竜シュヴァルツシルト》から特殊召喚しておいたり、《竜の渓谷》などで墓地へ送っておいた上で、《ブラック・ホール》や《殲滅のタキオン・スパイラル》を発動した後のタイミングでの特殊召喚を狙います。
特殊召喚した後は、その特殊召喚したエンドフェイズにデッキから《ブラック・ホール》をサーチできる効果を使ったり、《ブラック・ホール・ドラゴン》自身には、カード効果では破壊されない耐性や攻撃力3000もあるので、それを活かします。
②:《闇と消滅の竜》
エクストラデッキからドラゴン族レベル8モンスターを除外することで、特殊召喚できるモンスター。
気軽にレベル8のモンスターを用意できるモンスターの1体でもありますが、融合効果と除去効果を内蔵しているので、融合召喚やモンスター除去を狙ったりします。
融合効果については、手札・フィールドから素材にできるので、《闇と消滅の竜》とともに闇属性・ドラゴン族モンスターを素材にして《ヴァレルロード・F・ドラゴン》を呼んだり、光属性・レベル8・ドラゴン族モンスターで《光と闇の竜王》の融合召喚を狙って盤面を固めることもできます。
(次の通常ブースターの「RAGE OF THE ABYSS」で登場する《空隙の原星竜》を入れることで、さらに融合先が広がったりもします。)
モンスター除去効果は、《闇と消滅の竜》自身の攻守を500下げることで、相手の攻撃表示のモンスター1体を破壊するので、相手の場のモンスターの数を減らせます。
③:《輝光竜セイファート》
手札・自分の場のモンスターを任意の数だけ送ることで、墓地へ送ったモンスターのレベルの合計と同じレベルのドラゴン族モンスターをデッキから手札にサーチできるモンスター。
このデッキでは、レベル4のモンスターを送って《時空の雲篭》をサーチ&特殊召喚したり、《輝光竜セイファート》+レベル4の組み合わせやレベル8のモンスターを送って、レベル8のドラゴン族モンスターをサーチします。
なお《輝光竜セイファート》にはもう一つ効果があって、それは自身を墓地から除外することで、墓地から光・闇属性のドラゴン族・レベル8モンスター1体を加えることができるので、《銀河眼の時源竜》や《闇と消滅の竜》あたりを回収すると良いでしょう。
④:《ヴァレット・キャリバー》
自身をリリースすることで、自分の手札からドラゴン族か機械族の闇属性モンスター1体を特殊召喚できるモンスターになります。
このデッキでは、レベル8のドラゴン族モンスターが多いので、手札事故防止対策として使えるとともに、レベル4チューナーの「ヴァレット」モンスターということで、《クイック・リボルブ》による特殊召喚から、シンクロやリンク、ランク4のエクシーズ素材へ繋げることもできます。
なお、闇属性リンクモンスターのリンク先に手札から特殊召喚できる効果もありますが、このデッキでは闇属性リンクモンスターを採用してないため、そちらはあまり出番がない効果になります。
最後に
今回は、【タキオン】デッキを紹介しました。
《無限竜シュヴァルツシルト》1枚から一気にデュエルを決めれるような展開力が強いですね。
しかも《No.107 銀河眼の時空竜》がちゃんと活躍できるようなサポートカードもあってすごいですね。
ただ個人的にはもう少し相手とのやり取りを楽しみたいなと作ってみて感じましたが、皆さんはどうでしょうか?
ではこれで【タキオン】デッキの紹介を終わります。
このレシピを参考にして、自身のプレイスタイルや好みに合わせてカスタマイズし、より強力な【タキオン】デッキを構築してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。