- 【デーモンHERO】デッキレシピ(ver.1)
- 【デーモンHERO】デッキ(ver.1)について
- 【デーモンHERO】デッキレシピ(ver.2)
- 【デーモンHERO】デッキ(ver.2)の回し方
- 最後に
※この記事は遊戯王ドラフト研究所!時代の記事を再編集したものになります。
さて今回紹介するデッキは、【デーモンHERO】デッキです。
デッキ名からは、悪なのか?正義なのか?わからない組み合わせですね笑
「星呼びの天儀台」の登場で、当初は儀式寄りの【デーモン】を組みましたが、上手くいかない時もあったので、断念。
そこからレベル6という共通点から「D-HERO ディアボリックガイ」などを取り入れていくうちに、枚数的にも戦術的にも【HERO】色が強まる結果になる一方で、【デーモン】は、脇役的な感じになってしまいましたが、彼らにしかできないこともあるので、そこを活しつつ作ってみました。
そんな【デーモンHERO】デッキを今回は紹介したいと思います。
【デーモンHERO】デッキレシピ(ver.1)
※このデッキレシピは、2018年4月のリミットレギュレーションで作っています。
〈モンスター:21枚〉
E・HERO オネスティ・ネオス×1
デーモンの将星×2
D-HERO ディバインガイ×2
トランス・デーモン×2
終末の騎士×3
E・HERO シャドー・ミスト×1
V・HERO ヴァイオン×3
トリック・デーモン×3
D-HERO ディアボリックガイ×3
星遺物―『星盾』×1
〈魔法:16枚〉
おろかな埋葬×1
闇の誘惑×3
星呼びの天儀台×3
増援×1
死者蘇生×1
融合×2
ハーピィの羽根帚×1
精神操作×2
堕落×2
〈罠:3枚〉
和睦の使者×3
〈エクストラデッキ:15枚〉
コード・トーカー×1
トロイメア・ゴブリン×1
見習い魔嬢×1
聖騎士の追想イゾルデ×1
パワーコード・トーカー×1
トポロジック・トゥリスバエナ×1
トポロジック・ボマー・ドラゴン×1
ヴァレルロード・ドラゴン×1
D-HERO デッドリーガイ×2
彼岸の巡礼者 ダンテ×1
永遠の淑女 ベアトリーチェ×1
交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン×2
No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ×1
【デーモンHERO】デッキ(ver.1)について
Q1:どういうデッキ?
【デーモンHERO】デッキは、墓地から展開したり、アドバンテージを得たりする闇属性中心のビートダウンデッキです。
なので、「墓地肥やし」が戦略上重要になってきます。
あとは、「レベル6」や「コントロール奪取」といったワードもこのデッキの鍵になっていたりします。
Q2:デッキの動かし方は?
このデッキは、墓地を利用するデッキなので、墓地肥やしからスタートします。
墓地肥やしの方法としては、「永遠の淑女 ベアトリーチェ」や「終末の騎士」、「おろかな埋葬」があります。
ですが、「V・HERO ヴァイオン」経由からの「永遠の淑女 ベアトリーチェ」のエクシーズ召喚を狙うことが多いです。(詳細は〈参考〉の部分に記載してます。)
これらの墓地肥やしカードで、以下のカード中から手札や状況に合わせて選択して、手札や墓地を整えながら、次の展開へ備えていく形になります。
※なお、カード名の後の矢印は、墓地へ送った後にできることになります。
●「E・HERO シャドー・ミスト」→「HERO」系モンスターのサーチ
●「トリック・デーモン」→「デーモン」系カードのサーチ
●「D-HERO ディアボリックガイ」→「D-HERO ディアボリックガイ」の展開
●「星遺物―『星盾』」→墓地から特殊召喚できる耐性持ちの壁モンスター
●「D-HERO ディバインガイ」→手札0枚の時のドロー
墓地肥やしをした後は、「精神操作」や「堕落」も利用しながら、エクシーズ召喚やリンク召喚を狙って、ビートダウンしていきます。
〈参考〉「V・HERO ヴァイオン」経由からの「永遠の淑女 ベアトリーチェ」の方法
- 「V・HERO ヴァイオン」の①の効果で、「E・HERO シャドー・ミスト」を墓地へ送る。
- 「E・HERO シャドー・ミスト」の②の効果で、「D-HERO ディアボリックガイ」を手札に。
- 「V・HERO ヴァイオン」の②の効果で、「E・HERO シャドー・ミスト」を除外して「融合」をサーチ。
- フィールドの「V・HERO ヴァイオン」と手札の「D-HERO ディアボリックガイ」を融合素材に「D-HERO デッドリーガイ」を融合召喚。
- 墓地の「D-HERO ディアボリックガイ」を除外して、デッキから「D-HERO ディアボリックガイ」を特殊召喚。
- 「D-HERO デッドリーガイ」と「D-HERO ディアボリックガイ」で、「永遠の淑女 ベアトリーチェ」をエクシーズ召喚し、自分・相手ターンにかけて墓地肥やし。
※なお、「永遠の淑女 ベアトリーチェ」の部分は、他のランク6でも可能です。
Q3:補足や説明しておきたいカードは?
D-HERO ディアボリックガイ
すでに何度も出てきていますが、採用したレベル6モンスターの中では、出しやすさはダントツで、融合素材・エクシーズ素材に使った後、使い道がない3体目の特殊召喚を「星呼びの天儀台」でデッキボトムに戻して、2枚ドローに変えることもできます。
また、「D-HERO ディアボリックガイ」2体が除外されていて、3体目が墓地にいる時に、「トランス・デーモン」を破壊して、「D-HERO ディアボリックガイ」を除外ゾーンから回収し、「星呼びの天儀台」でデッキボトムに戻して、3回目の効果発動を狙うという小技もできます。
星遺物―『星盾』
自分・相手のスタンバイフェイズに、1000ライフを払うと墓地から特殊召喚できるレベル6のモンスターになりますが、デメリットとして相手に手札・墓地から1体を特殊召喚できる機会を与えてしまいます。
ですが、エクストラデッキから特殊召喚したモンスターの効果を受けず、『星盾』と同じ縦列の自分の「星遺物」(このカード自身も含まれる)カードは、相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されないという耐性を持っているレベル6のモンスターになります。
基本的には、デメリットを逆手に取って、「堕落」や「精神操作」がある時に、自分のスタンバイフェイズで特殊召喚するのがベストタイミングで、守備力3000と耐性もあるので、壁モンスターにするのもいいでしょう。
「堕落」や「精神操作」が無くても、レベル6をもう1体並べて、「交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン」になれば、似たようなことができます。
【デーモンHERO】デッキレシピ(ver.2)
続いて、シンクロの「デーモンの招来」が来た時に、改良した4つの召喚法を操るタイプの【デーモンHERO】デッキを紹介します。
〈モンスター:20枚〉
デーモンの将星×2
デーモンの召喚×1
デーモンの騎兵×2
E・HERO シャドー・ミスト×1
V・HERO ヴァイオン×3
トリック・デーモン×3
D-HERO ディアボリックガイ×3
レッド・リゾネーター×2
ゾンビキャリア×2
星遺物―『星盾』×1
〈マジック:15枚〉
おろかな埋葬×1
闇の誘惑×3
星呼びの天儀台×2
増援×1
死者蘇生×1
融合×2
精神操作×2
ハーピィの羽根帚×1
堕落×2
〈トラップカード:5枚〉
和睦の使者×3
〈エクストラデッキ:15枚〉
魔界の警邏課デスポリス×1
コード・トーカー×1
水晶機巧ーハリファイバー×1
デコード・トーカー×1
D-HERO デッドリーガイ×1
デーモンの顕現×1
彼岸の巡礼者 ダンテ×1
スターダスト・チャージ・ウォリアー×1
デーモンの招来×1
シューティング・ライザー・ドラゴン×1
魔王龍 ベエルゼ×1
永遠の淑女 ベアトリーチェ×1
交血鬼ーヴァンパイア・シェリダン×2
No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ×1
【デーモンHERO】デッキ(ver.2)の回し方
まずこのデッキは、墓地肥やしが重要になってきますので、序盤は墓地肥やしをするために、「永遠の淑女 ベアトリーチェ」を作っていきます。
「永遠の淑女 ベアトリーチェ」の作り方
「永遠の淑女ベアトリーチェ」の作り方ですが、普通にレベル6を2体並べてエクシーズ召する他に、「融合召喚を使うコース」と「シンクロ召喚を使うコース」の2つがあります。
融合召喚コース
「D-HERO デッドリーガイ」の融合召喚+「D-HERO ディアボリックガイ」でエクシーズを狙います。
融合召喚コースに必要なカードは、「V・HERO ヴァイオン」になります。
手順としては、
①:「V・HERO ヴァイオン」の召喚・特殊召喚の成功時効果で、「E・HERO シャドー・ミスト」を墓地へ送り、「E・HERO シャドー・ミスト」の墓地へ送られた効果で、「D-HERO ディアボリックガイ」を手札に加える。
②:「V・HERO ヴァイオン」の②の効果で、「E・HERO シャドー・ミスト」を除外して「融合」をサーチ。
③:フィールドの「V・HERO ヴァイオン」と手札の「D-HERO ディアボリックガイ」を素材にして、「D-HERO デッドリーガイ」を融合召喚し、墓地へ行った「D-HERO ディアボリックガイ」の効果を起動。
これによってレベル6モンスターが2体並びますので、「永遠の淑女ベアトリーチェ」等のランク6が作れます。
シンクロ召喚コース
「デーモンの招来」のシンクロ召喚→「デーモンの顕現」+「D-HERO ディアボリックガイ」という流れを作ります。
シンクロ召喚コースに必要なカードは、「レッド・リゾネーター」と「V・HERO ヴァイオン」の2枚になります。
(「レッド・リゾネーター」に関しては、墓地に「ゾンビキャリア」と手札1枚があれば、そちらでも代用可能です。)
手順としては、
①:「レッド・リゾネーター」を召喚して、手札から「V・HERO ヴァイオン」を特殊召喚。
②:上記の融合コースの「融合」サーチまでの流れをした後、「レッド・リゾネーター」と「V・HERO ヴァイオン」をシンクロ素材にして、「デーモンの招来」のシンクロ召喚。
③:「デーモンの招来」は、フィールド上では「デーモンの召喚」として扱うので、手札にある「D-HERO ディアボリックガイ」とともに「デーモンの顕現」の融合素材にして、墓地へ行った「D-HERO ディアボリックガイ」の効果を起動。
これによって、レベル6モンスターが2体並びます。
このシンクロ召喚コースでは、墓地に「デーモンの招来」と「デーモンの顕現」が落ちるので、後々「デーモンの騎兵」などの蘇生できるカードを使えるというメリットがあります。
墓地へ落としたいモンスター
「永遠の淑女ベアトリーチェ」を作った後ですが、正規手順でエクシーズ召喚を行っているため、自分・相手ターンにかけて墓地肥やし効果を使えます。
墓地へ落とすモンスターですが、
●トリック・デーモン
→墓地へ落として、「デーモンの騎兵」or「デーモンの将星」をサーチします。
●ゾンビキャリア
→「D-HERO ディアボリックガイ」が残っていれば落としておいて、レベル8の「魔王龍 ベエルゼ」へ繋ぐ準備。リンク素材としても使用可能。
●星遺物―『星盾』
→守備固め要員。自分のスタンバイフェイズで蘇生するのが基本。
あたりになります。
レベル6モンスターを2体並べて出した場合には、上記の他に「D-HERO ディアボリックガイ」も候補に入ってきます。
自分・相手ターンにかけて墓地肥やし効果を使い終わった「永遠の淑女ベアトリーチェ」は、そのまま相手に破壊されるのを待って、「彼岸の巡礼者 ダンテ」を特殊召喚するのもいいですし、リンク素材にしてしまうのもいいでしょう。
「デーモン」モンスターとコントロール奪取
墓地肥やしの後は、このデッキのもう一つの強みである「デーモン」を使ったり、コントロール奪取戦術を使って戦ったりもできます。
「デーモン」側の動きとしては、「デーモンの将星」は、自分フィールドに「デーモン」カードが存在していれば、手札から特殊召喚できますが、その特殊召喚成功時に、「デーモン」カードを破壊しなければなりません。
そこでその破壊のターゲットを「デーモンの騎兵」にすれば、墓地の「デーモン」モンスターを蘇生することができますし、「トリック・デーモン」にすれば「デーモン」カードをサーチできるので、それらのモンスターを破壊して特殊召喚するのがいいでしょう。
あと、「デーモンの将星」は、アドバンス召喚成功時にレベル6の「デーモン」を墓地から守備表示で蘇生できるので、ランク6へ繋げることもできます。
また、「デーモン」とつくモンスターがいれば、「堕落」という装備魔法を使えるので、相手モンスターに装備してコントロールを奪って、そのまま戦闘を行うのもいいですし、さらにレベル6モンスター1体を用意することで、「交血鬼―ヴァンパイア・シェリダン」をエクシーズ召喚することもできます。
ちなみに「堕落」の他にも、「精神操作」があります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
墓地肥やしとコントロール奪取。そしてレベル6の活躍。
この3つをテーマに【デーモンHERO】デッキを組んでみました。
コントロール奪取という戦術も使えるので、珍しいタイプと思っています。
ぜひとも参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。