どうもハイロンです!
今回は、「デッキビルドパック タクティカル・マスターズ」で登場した悪魔族の新規テーマである【ラビュリンス】のデッキレシピや回し方について紹介します。
【ラビュリンス】とは?
【ラビュリンス】は、「デッキビルドパック タクティカル・マスターズ」にて登場した通常罠カードに関する効果を持つ闇属性の悪魔族テーマとなります。
これまでも通常罠カードに関するテーマはありましたが、【ラビュリンス】の最大の特徴としては、通常罠カードによりモンスターが離れると発動できる効果を持っている点が挙げられます。
この効果について、一覧にすると以下のようになっていて、手札やボードアドバンテージを得れるのが特徴となっています。
モンスター名 | 発動できる効果 |
---|---|
白銀の城のラビュリンス
|
相手の手札・フィールドのカード1枚を選んで破壊。(手札からはランダムに破壊) |
白銀の城の召使い アリアーヌ
|
1枚ドロー。その後、手札から悪魔族1体を特殊召喚するか、魔法・罠カード1枚をセットできる。 |
白銀の城の召使い アリアンナ
|
1枚ドロー。その後、手札から悪魔族1体を特殊召喚するか、魔法・罠カード1枚をセットできる。 |
白銀の城の竜飾灯
|
(墓地の)このカードを手札に加える。 |
【ラビュリンス】デッキレシピ
では、新規テーマである【ラビュリンス】デッキレシピを紹介します。
〈モンスター:20枚〉
白銀の城のラビュリンス×1
白銀の城の魔神像×1
悪魔嬢リリス×1
白銀の城の召使い アリアーヌ×2
魔轟神マルコシア×2
白銀の城の召使い アリアンナ×3
白銀の城の竜飾灯×3
魔轟神獣ケルベラル×2
白銀の城の狂時計×2
絶対王バック・ジャック×3
〈魔法:5枚〉
白銀の迷宮城×2
おろかな埋葬×1
ハーピィの羽根帚×1
ラビュリンス・セッティング×1
〈罠:14枚〉
無謀な欲張り×2
ウェルカム・ラビュリンス×3
フェアーウェルカム・ラビュリンス×2
神風のバリア −エア・フォース−×1
悪魔の技×3
強制脱出装置×2
弑逆の魔轟神×2
〈エクストラデッキ:15枚〉
闇次元の戦士×1
魔轟神レイジオン×1
インフェルニティ・ヘル・デーモン×1
魔轟神アンドレイス×1
ヴェルズ・ナイトメア×1
励輝士 ヴェルズビュート×1
No.41 泥睡魔獣バグースカ×1
DDD怒涛王シーザー×1
DDD狙撃王テル×1
DDD赦俿王デス・マキナ×1
リンクリボー×1
暗影の闇霊使いダルク×1
トロイメア・フェニックス×1
トロイメア・ユニコーン×1
混沌の戦士 カオス・ソルジャー×1
【ラビュリンス】デッキの回し方
【ラビュリンス】デッキは、「ウェルカム・ラビュリンス」や「白銀の迷宮城」などで、「ラビュリンス」モンスターを展開しつつ、通常罠カードによって破壊するなどでして、相手モンスターをフィールドから離しながら、それをトリガーとする効果を発動するのが基本的な回し方となります。
「ラビュリンス」モンスターの展開
「ラビュリンス」モンスターの展開方法としては、大きくわけて以下の3つになります。
この中では「ウェルカム・ラビュリンス」による方法が1番簡単で、発動するだけで「ラビュリンス」モンスター1体を出せるので、【ラビュリンス】デッキにおける基本となります。
あらかじめ「白銀の城の召使い アリアンナ」や「白銀の城の竜飾灯」などの効果で、セットしておきたいところです。
なお、「ウェルカム・ラビュリンス」を使った後は、次のターン終了時まで悪魔族しかデッキ・EXデッキから特殊召喚できなくなるので、その後の展開には注意が必要です。
「白銀の迷宮城」は、「ラビュリンス」カード以外の通常罠カードが発動した場合に、悪魔族を手札・墓地から特殊召喚できるため、蘇生の役割を担います。
また、このカードを発動しておけば、「ウェルカム・ラビュリンス」にカード除去を付けることもできるので、そちらのサポートカードの側面もあります。
「白銀の城の召使い アリアーヌ」からの展開には、通常罠カードが手札か場に必要となってきますが、デッキからレベル4以下の悪魔族モンスターを特殊召喚できます。
基本的には、「白銀の城の召使い アリアンナ」を特殊召喚して、エクシーズ召喚やリンク召喚に繋げれますが、モンスター除去ができる通常罠カードがあれば、そのままの方が、アドバンテージを取れる場面もあるので、状況次第で変えるといいでしょう。
通常罠カードによるモンスター除去
「ラビュリンス」モンスターを展開できたら、「悪魔の技」や「強制脱出装置」などの通常罠カードを使って、(特に相手)モンスターを破壊したり、手札バウンスなどをして、モンスターをフィールドから離すようにします。
そうすることで、冒頭でも取り上げたとおり、「ラビュリンス」モンスターの共通効果を発動して、アドバンテージを取ることができます。
【ラビュリンス】デッキの展開パターン
紹介した【ラビュリンス】デッキレシピで、目指すことができる展開パターンを3つ紹介しておきます。
①「白銀の城のラビュリンス」
おさらいと補足も兼ねての基本のパターンを紹介しておきます。
「ウェルカム・ラビュリンス」がなくても、手札に「白銀の城の召使い アリアンナ」が1枚あれば、「白銀の城のラビュリンス」を出すことができます。
①:「白銀の城の召使い アリアンナ」を召喚し、「ウェルカム・ラビュリンス」をサーチして、セットする。
↓
②:相手ターンに、「ウェルカム・ラビュリンス」を発動して、「白銀の城のラビュリンス」をデッキから特殊召喚する。
なお、「白銀の城の狂時計」の効果を使えば、セットしたターンでも発動が可能となるので、自分のターン中でも「白銀の城のラビュリンス」を特殊召喚できますし、「白銀の城の召使い アリアンナ」以外でも、罠カードと「白銀の城の召使い アリアーヌ」や、「白銀の城の竜飾灯」と手札1枚があれば、同じような盤面を作ることができます。
②「DDD赦俿王デス・マキナ」+「ウェルカム・ラビュリンス」
こちらは手札に「白銀の城の召使い アリアーヌ」と罠カード1枚があれば作れる盤面となってます。
①:「白銀の城の召使い アリアーヌ」を召喚し、手札またはセットされた罠カードを送って、デッキから「白銀の城の召使い アリアンナ」を特殊召喚。
↓
②:「白銀の城の召使い アリアンナ」の効果で、「ウェルカム・ラビュリンス」をサーチしてセットする。
↓
③:「白銀の城の召使い アリアーヌ」と「白銀の城の召使い アリアンナ」で、「DDD怒涛王シーザー」をエクシーズ召喚。
↓
④:「DDD怒涛王シーザー」の上に「DDD狙撃王テル」→「DDD赦俿王デス・マキナ」の順番に重ねてエクシーズ召喚をする。
「DDD赦俿王デス・マキナ」には、相手モンスターの効果が発動した時に、そのモンスターをエクシーズ素材にできる効果がありますが、モンスター効果を無効にするわけではないので、油断は禁物。
場面によっては他のランク4エクシーズに切り替え、このカードを使う場合は単純に攻撃力3000打点のモンスターのアタッカーとして、使うのが良いでしょう。
③「魔轟神アンドレイス」+「ウェルカム・ラビュリンス」
「白銀の城の竜飾灯」+「魔轟神獣ケルベラル」+レベル4のモンスターが手札にあると作れる盤面になります。
①:「白銀の城の竜飾灯」の効果で、手札の「魔轟神獣ケルベラル」を捨てて、「ウェルカム・ラビュリンス」をデッキからセット。
↓
②:手札から墓地へ捨てられたので、「魔轟神獣ケルベラル」の効果で墓地から特殊召喚。
↓
「魔轟神アンドレイス」のシンクロ召喚後は、2枚ドローして、手札を1枚捨てる効果がありますが、相手は手札を1枚捨てることで、この効果を無効にできます。
要するにドローをさせるか、ハンデスを取るかの選択を相手が決めることになります。
また、レベル4のモンスターを、レベル3に変えることで、「魔轟神レイジオン」にして、ドローすることもできます。(手札が1枚以下の場合)
デッキに採用したカードについて
ここでは、【ラビュリンス】以外の採用したカードについて、補足や採用理由を紹介しておきます。
魔轟神マルコシア
「魔轟神マルコシア」は、手札から特殊召喚できる効果もありますが、主に使うのは②の効果で、手札から墓地へ捨てられた場合に、「魔轟神」魔法・罠カードを1枚サーチできる効果を持ってます。
このデッキでは「白銀の城の竜飾灯」の効果で手札から捨てることによって、「弑逆の魔轟神」をサーチする使い方ができ、さらに墓地へ行った後も「弑逆の魔轟神」や「白銀の迷宮城」の蘇生対象にすることができます。
なお、サーチできる「弑逆の魔轟神」は、手札コストが1枚必要となってくるものの、蘇生効果だけでなく、モンスター除去効果もあるので、各「ラビュリンス」モンスターの共通効果のトリガーにもなれる罠カードとなります。
絶対王バック・ジャック
「絶対王バック・ジャック」は、罠カードを調達できるモンスターになります。
このデッキでの主な使い方としては、「白銀の城の竜飾灯」や「悪魔の技」などでこのカードを墓地へ送り、②の効果で、デッキの上のカードを3枚確認して、罠カードがあればデッキトップに置き、相手ターンになれば、①の効果を発動して、デッキトップの罠カードをセットするという手順で使います。
セットした罠カードは、そのターンでも発動できるので、モンスター除去系の罠カードであれば、妨害カードを1枚増やすことができます。
無謀な欲張り
「無謀な欲張り」は、2枚ドローできる代わりに、その後のドローフェイズが2回スキップされる通常罠のドローカードで、「フェアーウェルカム・ラビュリンス」や「ラビュリンス・セッティング」などでデッキから持ってこれます。
問題点としては、2回のドローフェイズのスキップになりますが、自分のターンに「白銀の城のラビュリンス」の通常罠カードのセット効果を使うことで、ドローソースになり続けたり、「白銀の城の召使い アリアーヌ」や「白銀の城の召使い アリアンナ」のドロー効果や「絶対王バック・ジャック」の効果で、カバーすることもできます。
なお、ドローフェイズのスキップまでのリスクを取りたくないのであれば、ドローできる枚数は減りますが、「強欲な瓶」や「八汰烏の骸」と言った通常罠カードもあります。
最後に
今回は【ラビュリンス】のデッキレシピ・回し方を紹介しました。
通常罠カードのテーマといえば「蟲惑魔」もいますが、あちらは「落とし穴」や「ホール」を対象にしているのに対し、「ラビュリンス」の方は、通常罠カードのモンスター除去関連のカードを対象としている違いがありますね。
ビジュアル的にも、可愛らしい召使いと白銀の城のお姫様がいて、小悪魔感が漂うテーマなので、「ラビュリンス」に興味ある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ではこれで【ラビュリンス】デッキの紹介を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
関連記事
【ラビュリンス】と同じ悪魔族で、手札から捨てられることに特化したテーマが【暗黒界】になります。
yugioh-minor-labo.hatenablog.com
【ラビュリンス】は通常罠カード全般になりますが、「ホール」&「落とし穴」通常罠カードに特化したテーマとして、【蟲惑魔】デッキもあります。
yugioh-minor-labo.hatenablog.com
OCGにおける【ラビュリンス】の出身パックはこちらになります。
yugioh-minor-labo.hatenablog.com