- 【ジェネレイド/Generaider】の特徴とは?
- 【ジェネレイド】デッキレシピ
- 【ジェネレイド】デッキの回し方・ポイント
- 【ジェネレイド】デッキで目指したい盤面
- デッキに採用したカードについて
- コラム:新規カードで【ジェネレイド】はどう変わったのか?
- 最後に
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どうも、ハイロンです。
今回は、「フォトン・ハイパーノヴァ」にて新規カードをもらって強化された【ジェネレイド】デッキを紹介したいと思います。
【ジェネレイド/Generaider】の特徴とは?
【ジェネレイド】は、「デッキビルドパック-ミスティック・ファイターズ-」で登場したテーマで、一部の例外モンスターもいますが、レベル9という共通点があります。
【ジェネレイド】の特徴ですが、フィールド魔法の「王の舞台」などでデッキから特殊召喚でき、さらにそのフィールド魔法カードで特殊召喚した「ジェネレイド・トークン」や「ジェネレイド」モンスターをコストにして、各自が持つ「ジェネレイド」モンスターの効果を使いながら戦うのが特徴となります。
【ジェネレイド】デッキレシピ
「フォトン・ハイパーノヴァ」までのカードで作った【ジェネレイド】デッキを紹介します。
〈モンスター:17枚〉
炎の王 ナグルファー×1
轟の王 ハール×2
王の呪 ヴァラ×3
光の王 マルデル×2
虚の王 ウートガルザ×1
氷の王 ニードヘッグ×1
王の影 ロプトル×3
死の王 ヘル×1
ローンファイア・ブロッサム×2
〈魔法:17枚〉
王の舞台×3
テラ・フォーミング×1
おろかな埋葬×1
王の試練×2
一時休戦×1
九字切りの呪符×3
ハーピィの羽根帚×1
星遺物の胎導×3
墓穴の指名者×2
〈罠:6枚〉
王の襲来×1
星遺物からの目醒め×2
スノーマン・エフェクト×2
王の支配×1
〈エクストラデッキ:15枚〉
FNo.0 未来皇ホープ×1
FNo.0 未来龍皇ホープ×1
九魂猫×1
影の王 レイヴァーテイン×1
神樹獣ハイペリュトン×1
幻子力空母エンタープラズニル×1
無限起動アースシェイカー×1
永の王 オルムガンド×1
I:Pマスカレーナ×1
武神姫−アハシマ×1
星鍵士リイヴ×1
羅天神将×1
天威の龍拳
破械雙王神ライゴウ×1
L・G・D×1
【ジェネレイド】デッキの回し方・ポイント
【ジェネレイド】デッキの回し方ですが、①フィールド魔法の「王の舞台」を発動しておいて、②「ジェネレイド」モンスター&「ジェネレイド・トークン」の特殊召喚を狙い、③「ジェネレイド・トークン」を活用しながら戦っていくのがポイントとなります。
Point①:「王の舞台」の発動
自分のターンでやるべき最低限のことですが、「王の舞台」を発動することになります。
【ジェネレイド】デッキはこのカードがないと始まりませんので、いかにこのカードを引き寄せるかが重要になります。
ちなみに「王の舞台」はフィールド魔法なので、「テラ・フォーミング」によるサーチはもちろんのことですが、「王の試練」や「王の影 ロプトル」、「ローンファイア・ブロッサム」を経由して「光の王 マルデル」を特殊召喚することによっても、サーチすることができます。
また「王の襲来」によって、デッキ・墓地から発動することも可能です。
Point②:「ジェネレイド」モンスター&「ジェネレイド・トークン」の特殊召喚
「王の舞台」を発動できれば、相手がデッキからカードを手札に加えるのを待ちます。
基本的には、相手のドローフェイズでドローしたタイミングが、「王の舞台」の効果を自然に狙えるタイミングになりますが、デッキからのサーチも対象となります。
相手がドローやサーチをすると「王の舞台」の①の効果が発動し、
①:1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
さらに、相手ターンに自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功すると、可能な限り複数体の「ジェネレイドトークン」が攻撃表示で特殊召喚されます。
②:相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。このトークンはエンドフェイズに破壊される。
※このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
この一連の効果の流れで「ジェネレイド」モンスターと「ジェネレイドトークン」の特殊召喚を狙います。
(特殊召喚する「ジェネレイド」モンスターについては次の項目で後述します。)
Point③:「ジェネレイド・トークン」の活用
ここで「王の舞台」で攻撃表示で特殊召喚される「ジェネレイド・トークン」について紹介しておくと、ステータスは「天使族・光・星4・攻/守1500」となるトークンになります。
なので相手に「ジェネレイド・トークン」を狙い撃ちされれて、ライフを減らされたりしますが、そのトークンをいろいろと活用できるのが【ジェネレイド】デッキの醍醐味にもなっていたります。
ここでは、「ジェネレイド・トークン」の活用例を一部紹介します。
①「ジェネレイド」モンスターのリリースコスト
「ジェネレイド・トークン」の活用例の1つとしては、「ジェネレイド」モンスターの効果を発動するためのリリースコストにしてしまうという手があります。
ちなみに、効果の発動にモンスターのリリースコストが必要な「ジェネレイド」モンスターとしては、
●炎の王 ナグルファー
「ジェネレイド」モンスターまたは獣戦士族モンスター1体の破壊。
→自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合に、代わりに破壊。
●轟の王 ハール
「ジェネレイド」モンスターまたは魔法使い族モンスターの合計2体をリリース。
→魔法・罠・モンスターの効果の発動を無効にし破壊する効果。
●虚の王 ウートガルザ
「ジェネレイド」モンスターまたは岩石族モンスターの合計2体をリリース。
→フィールドのカード1枚を除外する効果。
●氷の王 ニードヘッグ
「ジェネレイド」モンスターまたは幻竜族モンスター1体をリリース。
→(チェーンに乗らない)相手のモンスターの特殊召喚を無効にし破壊する効果。
●王の影 ロプトル
「ジェネレイド」モンスター1体をリリース。
→リリースしたモンスターとカード名が異なるレベル9の「ジェネレイド」モンスター1体をデッキから特殊召喚する効果。
●死の王 ヘル
「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体をリリース。
→墓地から「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する効果。
となっていて、基本的にはどれも相手ターンでも発動できる効果となってます。
この中では「轟の王 ハール」を筆頭に、「虚の王 ウートガルザ」、「氷の王 ニードヘッグ」あたりが妨害する効果を持っているので、状況に応じて「王の舞台」で特殊召喚するモンスターを変えて、「ジェネレイド・トークン」をリリースしたいですね。
②「星遺物からの目醒め」によるリンク召喚
「王の舞台」の効果によって、「ジェネレイド」モンスター1体と「ジェネレイド・トークン」が最大で一気に4体のモンスターが特殊召喚されることから、それらのモンスターを「星遺物からの目醒め」を使って、リンク素材にしてリンク召喚を狙って、相手からの狙い撃ちを免れるという戦術も利用できます。
(なお今回は不採用としてますが、「ホップ・イヤー飛行隊」や「スチーム・シンクロン」の効果を使って、シンクロ召喚を狙うデッキタイプも作れます。)
「星遺物からの目醒め」を使ったリンク先ですが、以下のリンクモンスターがオススメです。
■「I:Pマスカレーナ」
「I:Pマスカレーナ」経由することで、効果モンスターやトークンを除くと素材指定に記載されているリンクモンスターにアクセスできたり、効果破壊に強いリンクモンスターを作れるのがメリット。
■「武神姫−アハシマ」
墓地と手札にレベル9のモンスターがいれば、相手ターン中でのランク9のエクシーズ召喚へ繋げることもできるので、「影の王 レイヴァーテイン」や「神樹獣ハイペリュトン」のエクシーズ召喚が狙えます。
■「羅天神将」
「ジェネレイド・トークン」3体を使って、リンク召喚できるリンク3。
自分・相手のバトルフェイズ開始時になると、相手フィールドのカード1枚を破壊できる効果を持っていますし、「羅天神将」のリンク先に「ジェネレイド・トークン」がいれば、自分・相手のスタンバイフェイズに、「王の影 ロプトル」を手札から特殊召喚することもできます。
■「L・G・D」
「王の舞台」で特殊召喚したモンスターを全て使ってリンク召喚することになりますし、相手のエンドフェイズに自分の墓地にカードが5枚以上ないと維持コストを払えずに墓地へ送られることになりますが、攻撃力が5000もあって、他のカード効果を受けず、光属性と神属性以外のモンスターとの戦闘では破壊されないモンスターなので、場にいる間は、心強いモンスターとなります。
【ジェネレイド】デッキで目指したい盤面
ここでは、紹介した【ジェネレイド】デッキレシピで、目指したい盤面を紹介しておきます。
①:「影の王 レイヴァーテイン」のエクシーズ召喚
「影の王 レイヴァーテイン」のエクシーズ召喚の方法ですが、「王の呪 ヴァラ」の効果を使うと簡単にレベル9のモンスターを2体用意できます。
「王の呪 ヴァラ」は、手札の「ジェネレイド」カードを1枚墓地へ送ることで、手札・墓地から特殊召喚できる効果を持っており、さらに特殊召喚に成功した場合には、手札・墓地から「ジェネレイド」モンスターを特殊召喚できるので、その効果でエクシーズ素材を揃えることで、「影の王 レイヴァーテイン」を含めたランク9のエクシーズ召喚を狙えます。
「影の王 レイヴァーテイン」はいるだけで、相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力を1000ダウンさせるので、「ジェネレイド・トークン」を戦闘破棄するのに、実質攻撃力2500以上のモンスターが必要となってきますね。
(「王の影 ロプトル」を横に並べると、もう一段攻撃力のラインを上げることができます。)
さらに自分・相手ターンにエクシーズ召喚した「影の王 レイヴァーテイン」をリリースすると、エクストラデッキから実質「永の王 オルムガンド」を特殊召喚し、「影の王 レイヴァーテイン」の持っていたエクシーズ素材の数まで、自分・相手のフィールド・墓地のカードをエクシーズ素材にできるので、相手の場のモンスターを巻き込むことができれば、モンスター除去に繋がります。
②:「FNo.0 未来龍皇ホープ」+「氷の王 ニードヘッグ」
「王の影 ロプトル」か「ローンファイア・ブロッサム」と「星遺物の胎導」の2枚があれば、上記の布陣を作ることができます。
①:「王の影 ロプトル」を召喚して、効果で自身をリリースして、「光の王 マルデル」をデッキから特殊召喚し、「光の王 マルデル」の効果で「氷の王 ニードヘッグ」を手札に加える。(レベル9の「ジェネレイド」モンスターなら何でもOK!)
↓
②:「光の王 マルデル」を対象にして、「星遺物の胎導」を使い、デッキから「轟の王 ハール」と「王の呪 ヴァラ」の2体を特殊召喚。(光属性・植物族のどちらかに該当してなければ、特殊召喚するレベル9のモンスターは何でもOKです。)
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③:「王の呪 ヴァラ」が特殊召喚されたことにより、手札の「氷の王 ニードヘッグ」を特殊召喚する。
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④:「光の王 マルデル」と「氷の王 ニードヘッグ」を素材に「幻子力空母エンタープラズニル」をエクシーズ召喚し、素材となっている「氷の王 ニードヘッグ」を取り除いて、3つの中から1つを選んで効果を使う。
↓
⑤:「轟の王 ハール」と「王の呪 ヴァラ」で「九魂猫」をエクシーズ召喚し、効果を使って、「氷の王 ニードヘッグ」を墓地から特殊召喚する。
↓
⑥:「幻子力空母エンタープラズニル」と「九魂猫」を素材にして、「FNo.0 未来皇ホープ」をエクシーズ召喚し、さらに「FNo.0 未来龍皇ホープ」を重ねてエクシーズ召喚する。
なお特殊召喚に対して妨害できる「氷の王 ニードヘッグ」を残す形にしましたが、「王の舞台」などによって、リリースできる「ジェネレイド」モンスターを複数体用意できるならば、「轟の王 ハール」などに変更することもできます。
「光の王 マルデル」の効果でサーチした「ジェネレイド」モンスターを「王の呪 ヴァラ」の効果で、特殊召喚できる点と、エクシーズ素材の組み合わせと取り除くモンスターを変えることで、「九魂猫」で蘇生できるのがポイントとなりますので、この形を狙う場合は工夫してみてください!
デッキに採用したカードについて
【ジェネレイド】以外の採用したカードについて、補足や採用理由などを紹介しておきます。
①「トリアス・ヒエアルキア」
「ジェネレイド・トークン」の活用法の番外編になります。
「トリアス・ヒエアルキア」は、自分の場の天使族モンスターを3体までリリースすることで、手札・墓地から特殊召喚できるモンスターになるため、その効果で「ジェネレイド・トークン」をリリースすることで、相手による標的から逸れることができます。
さらに2体以上リリースして特殊召喚すると追加の効果があって、2体以上だと相手のカードを1枚破壊、3体だとデッキから2枚ドローできるので、「王の舞台」がある場合には、ぜひとも墓地においておきたいモンスターとなります。
②「スノーマン・エフェクト」
「スノーマン・エフェクト」も、「ジェネレイド・トークン」の活用法の番外編といったカードになります。
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、そのモンスター以外の自分フィールドのモンスターの元々の攻撃力の合計分アップする。このカードを発動するターン、対象のモンスターは直接攻撃できない。
効果を簡単に言うと、指定した自分のモンスター1体に自分フィールドのモンスターの攻撃力を集めると言った感じの罠カードになります。
【ジェネレイド】では、「王の舞台」でモンスターが複数体並ぶことが多いので、相手モンスターからの攻撃対象になった「ジェネレイド・トークン」を対象にしてこのカードを使うことによって、相手を返り討ちにして、逆ワンキルを達成することも可能になります。
(例としては、「王の舞台」で、「氷の王 ニードヘッグ」以上の攻撃力を持つ「ジェネレイド」モンスター+「ジェネレイド・トークン」×4体を特殊召喚できれば、2100以上+(1500×4)=8100以上になるので、逆ワンキル成功になります。)
コラム:新規カードで【ジェネレイド】はどう変わったのか?
ここでは、「フォトン・ハイパーノヴァ」で登場した「王の呪 ヴァラ」と「影の王 レイヴァーテイン」の新規カードによって、【ジェネレイド】デッキがどのように変化したのかについて触れておきます。
変化①:手札事故の回避とランク9のエクシーズ召喚が簡単になった
こちらは、「王の呪 ヴァラ」の登場によるメリット面になります。
レベル9の「ジェネレイド」モンスターは、「王の舞台」でデッキから特殊召喚できるため、できれば手札に来てほしくないという部分もあり、もしこれらのモンスターが手札に来てしまった時には、「九字切りの呪符」で墓地へ送ったり、「星遺物の胎導」で手札から特殊召喚するなどして対処してきました。
そういう状況が【ジェネレイド】にはあったのですが、「王の呪 ヴァラ」の登場によって、手札のレベル9の「ジェネレイド」モンスターを墓地へ送りつつ自身を特殊召喚しながら、さらに墓地へ送った「ジェネレイド」モンスターを蘇生できるので、手札事故の回避ができるようになったとともに、レベル9のモンスター2体を簡単に並べてエクシーズ召喚へ繋げることができるようになったのが大きな変化となります。
変化②:打点下げ&「永の王 オルムガンド」の特殊召喚手段の追加
【ジェネレイド】で打点に関わるモンスターといえば、「王の影 ロプトル」がいるのですが、相手ターン中のみに自分の「ジェネレイド」モンスターの打点が上がる形だったので、攻める時にその効果を活かすことができなかったのが残念な部分でした。
その部分については「影の王 レイヴァーテイン」を出すことで、自分・相手ターンを問わずに、相手モンスターの打点を下げ続けることができるため、攻めにも守りにでも使える効果になってます。
それから「影の王 レイヴァーテイン」の効果を使うことによって、エクシーズ素材にする形で相手のカードを除去しつつ、「永の王 オルムガンド」を特殊召喚できる手段も手に入れていて、【ジェネレイド】の新たな動きとなっているのも、変化したポイントと言えますね。
最後に
今回は、【ジェネレイド】デッキのレシピと回し方を紹介しました。
【ジェネレイド】デッキは、「王の舞台」によって、相手ターンに出てくる「ジェネレイド・トークン」をどう活かすのかでいろいろと変わってきますし、種族に注目して作ってもいいので、構築の幅が広いのも面白い部分かなと思ってます。
なのでもし【ジェネレイド】デッキを作る場合は、その部分も楽しんでいただけたらと思います。
では、このあたりで【ジェネレイド】デッキの紹介を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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