- 【レプティレス】の魅力
- 【レプティレス】デッキ紹介
- 【レプティレス】デッキの回し方・ポイント
- デッキに採用したカードについて
- コラム:新規の【レプティレス】カード5枚でどう変わったのか?
- 最後に
- 関連記事
どうも、ハイロンです。
今回は、「バースト・オブ・デスティニー」で強化をもらえた【レプティレス】デッキを紹介します。
今から【レプティレス】デッキを作ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【レプティレス】の魅力
【レプティレス】は、「レプティレス・ガードナー」以外は、闇属性・爬虫類族で統一されているテーマで、以下の特徴が魅力となっています。
魅力①:相手モンスターの攻撃力を0にするのが得意
【レプティレス】の他のテーマにないような最大の特徴は、やはり「相手のモンスターの攻撃力を0にする」ことに長けている点になります。
攻撃力を0にする方法としては、モンスター効果や魔法カードを使ったり、戦闘を介したり、シンクロ素材になった場合などあらゆる方法があります。
魅力②:攻撃力0のモンスターを利用する
【レプティレス】では、相手モンスターの攻撃力を0にするだけでなく、そのモンスターを利用する戦術もあります。
具体的には、リリースして特殊召喚できるモンスターがいたり、ドローやサーチの枚数にカウントできたり、破壊したり、コントロールを奪ったりして利用できます。
魅力③:シンクロ召喚テーマ
【レプティレス】には、遊戯王5D's時代に登場したテーマということで、チューナーモンスターがいますので、シンクロ召喚をすることもできます。
これまでは「レプティレス・ラミア」だけでしたので、レベル6を狙えましたが、今回の新規で、レベル4のチューナーと「レプティレス・メルジーヌ」を手に入れたので、レベル8のシンクロ召喚も可能となりました。
【レプティレス】デッキの魅力を伝えたところで、「バースト・オブ・デスティニー」の【レプティレス】新規カードを取り入れたデッキレシピを紹介します!
【レプティレス】デッキ紹介
《モンスター:22枚》
レプティレス・ヴァースキ×1
溟界妃−アミュネシア×1
溟界の漠−ゾーハ×1
レプティレス・コアトル×3
サイバース・ガジェット×3
レプティレス・ニャミニ×3
溟界の滓−ナイア×3
溟界の滓−ヌル×3
レプティレス・ヒュドラ×3
レプティレス・ナージャ×1
《魔法:12枚》
レプティレス・リコイル×2
溟界の蛇睡蓮×3
サイバネット・マイニング×2
レプティレス・ラミフィケーション×3
死者蘇生×1
ハーピィの羽根帚×1
《罠:6枚》
溟界の呼び蛟×2
墓地墓地の恨み×1
毒蛇の供物×3
《エクストラデッキ:15枚》
レプティレス・エキドゥーナ×1
見習い魔嬢×1
エーリアン・ソルジャーM/フレーム×1
宇宙鋏ゼロオル×1
レプティレス・ラミア×2
瑚之龍×1
レプティレス・メルジーヌ×2
天威の龍鬼神×1
幻影騎士団カースド・ジャベリン×1
神騎セイントレア×1
キングレムリン×2
No. 103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ×1
【レプティレス】デッキの回し方・ポイント
【レプティレス】デッキの回し方としては、墓地肥やしをしながら、「キングレムリン」などのエクシーズ召喚して手札を整えたり、いろんなパターンを使って相手モンスターの攻撃力を0にして、そのモンスターを利用したり、シンクロ召喚をするのが基本になります。
墓地肥やし
墓地肥やしは、エクシーズやシンクロ召喚の下準備も兼ねてます。
「溟界の滓−ナイア」や「溟界の滓−ヌル」、「溟界の蛇睡蓮」の3種類を使って、「溟界の滓−ヌル」、「溟界妃−アミュネシア」、「溟界の漠−ゾーハ」、「レプティレス・ヒュドラ」あたりを墓地へ送ります。
墓地へ送るモンスターについての補足としては・・・
■溟界の滓−ヌル
自分の場にモンスターがいないか、「溟界」モンスターがいる場合に自己蘇生できるモンスターで、レベル4のモンスターを用意すると「キングレムリン」のエクシーズ召喚、レベル2やレベル4のチューナーを用意すると、「レプティレス・ラミア」や「レプティレス・メルジーヌ」をシンクロ召喚できます。
■溟界妃−アミュネシア
こちらも自己蘇生効果持ちのモンスターになりますが、自分の場のモンスター2体をリリースすることで、特殊召喚できます。
また、爬虫類族・闇属性というステータスから「レプティレス・リコイル」の蘇生対象にもなります。
■溟界の漠−ゾーハ
手札を1枚捨てることで、自身を手札にサルベージできる効果を持つので、手札に来てしまった「溟界妃−アミュネシア」や墓地へ置いておきたい「レプティレス・ヒュドラ」などを墓地へ送ったりできますし、手札の魔法・罠カードをモンスターに変えれるカードという考え方もできます。
また、闇属性のレベル4ということで、「溟界の滓−ヌル」の墓地肥やしから「キングレムリン」を立てることができたり、「レプティレス・コアトル」とともに、レベル8のシンクロモンスターに繋げることができます。
■レプティレス・ヒュドラ
「サイバース・ガジェット」の召喚で蘇生できるので、あらかじめ墓地へ送っておくことで、レベル6のシンクロ召喚に繋げることができます。
なお、これらのモンスターは「サイバネット・マイニング」や「レプティレス・ラミフィケーション」による発動時の手札コストで送ってもいいですね。
「相手モンスターの攻撃力を0にする」パターンについて
【レプティレス】におけるキーワードでもある「相手モンスターの攻撃力を0にする」方法として、以下のカードを使います。
【難易度:☆】
●手札から墓地へ送ることで、相手モンスター1体の攻撃力を0にするモンスター。
●墓地に爬虫類族モンスターがいる必要があるが、自分・相手メインフェイズ内ならいつでも発動できる自由さがある。
●3つの選択肢の中に、相手モンスター1体の攻撃力を0にする効果がある魔法カード。
●発動時に、手札1枚を捨てる必要がありますが、対象を取らないので狙いやすい。
【難易度:☆☆】
●シンクロ素材になった場合に、相手モンスター2体まで攻撃力0にできるモンスターで、対象にできる数が多いため、このデッキではこちらをメインに狙います。
●ちなみに、自分の場に爬虫類族モンスターのみの場合に、手札から特殊召喚しつつ、相手モンスター1体の攻撃力を0にした後、その相手モンスターの元々の攻撃力のダメージを受けることでも攻撃力を0にできます。
●モンスターとの戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にその相手モンスターの攻撃力を0にするモンスター。
●戦闘を介する必要があるが、自身は戦闘破壊されない耐性を持つので、裏側でセットして、相手モンスターが攻撃してくるのを待つのが基本。
●相手の墓地のカードが8枚以上の場合に、相手モンスターの攻撃力を0にする罠カード。
●相手の墓地の数に依存するが、対象を取らず、相手モンスター全体に効果が及ぶので、相手が大量展開しきった場面で発動できると最高ですね。
【難易度:☆☆☆】
●リンク召喚の成功で相手モンスター1体の攻撃力を0にできるリンクモンスター。
●出しやすさはあるものの、低攻撃力なので、効果を使った後の展開もセットで考えないといけない点に注意。
●エクシーズ素材を取り除くことで、相手モンスター1体の攻撃力を0にしつつ、効果を無効にするランク2のエクシーズモンスター。
●このデッキでは、「レプティレス・ヒュドラ」と「レプティレス・ニャミニ」の組み合わせでしか出せず、こちらも打点は低め。
●相手がモンスター効果を発動した時に、相手モンスター1体の攻撃力を0にするシンクロモンスター。
●何度も使えるが、相手がモンスターの効果を使ってくれないと攻撃力を0にできず、こちらから能動的に仕掛けれない部分はあります。
攻撃力0のモンスターを利用する
上記のカードを使って、相手モンスターの攻撃力を0にした後は、そのモンスターを利用していきます。
動きとしては、特に「レプティレス・ヴァースキ」や「レプティレス・ラミア」などが強いです。
攻撃力0が2体で「レプティレス・ヴァースキ」
星8/闇属性/爬虫類族/特殊召喚/攻2600/守 0
このカードは通常召喚できない。自分・相手フィールドの攻撃力0のモンスター2体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
①:「レプティレス・ヴァースキ」はフィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その相手の表側表示モンスターを破壊する。
攻撃力0のモンスターが2体並んでいたら…?「レプティレス・ヴァースキ」登場です。
「レプティレス・ヴァースキ」は、攻撃力0のモンスターを2体リリースして特殊召喚するモンスターなので、「壊獣」みたいな存在です。
なお、自分フィールドの攻撃力0のモンスターもリリースでき、トークンも使えるので、「溟界の呼び蛟」で呼んだ「溟界トークン」も使えます。
モンスター除去効果もあるので、相手モンスターをリリースして特殊召喚した場合は、最大で3体のモンスターを除去できることになります。
破壊とドローのダブル獲り?「レプティレス・ラミア」
星6/闇属性/爬虫類族/シンクロ/攻2100/守1500「レプティレス」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上①:このカードがS召喚に成功した場合に発動する。相手フィールドの攻撃力0のモンスターを全て破壊し、破壊した数だけ自分はデッキからドローする。
「レプティレス・ラミア」は、シンクロ召喚に成功した場合に、相手の攻撃力0のモンスターを全て破壊しつつ、破壊した分だけデッキからドローする効果で、発動できれば爆アドになります。
このデッキでは、「サイバース・ガジェット」の墓地からのつり上げ効果で、「レプティレス・ヒュドラ」を特殊召喚して「レプティレス・ラミア」をシンクロ召喚すると、複数の効果が同時に発動するので、
- チェーン1:「レプティレス・ラミア」の効果
- チェーン2:「レプティレス・ヒュドラ」の効果
- チェーン3:「サイバース・ガジェット」の効果
とチェーンを組むと、破壊&ドロー効果を通すことができます。
その他の利用方法
「レプティレス・ヴァースキ」や「レプティレス・ラミア」以外の他には、以下の3枚があります。
カード名 | 攻撃力0の相手モンスターがいることによって利用できる効果 |
---|---|
レプティレス・エキドゥーナ
|
攻撃力0のモンスターの数まで、デッキから爬虫類族モンスターをサーチできる。 |
レプティレス・ニャミニ
|
相手の場に攻撃力0のモンスターがいれば、自己蘇生ができる。 |
レプティレス・リコイル
|
相手がモンスター効果を発動した場合に、相手の場に「レプティレストークン」を残しつつ、相手の攻撃力0のモンスターのコントロールを得れる。 |
デッキに採用したカードについて
ここでは、【レプティレス】以外の採用したカードについて、採用理由や補足を加えて紹介します。
■宇宙鋏ゼロオル
「レプティレス・エキドゥーナ」には、サーチ効果を使うと、その後は爬虫類族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できなくなる点と、攻撃力200という低攻撃力である2つの問題点があるので、それを解決するために爬虫類族である「宇宙鋏ゼロオル」を採用しています。
「レプティレス・エキドゥーナ」の効果で「レプティレス・コアトル」をサーチ&特殊召喚するか、リンク召喚成功時に、相手モンスターの攻撃力を0にしているはずなので、墓地にいる「レプティレス・ニャミニ」を自己蘇生することで、「宇宙鋏ゼロオル」になることができます。
なお「レプティレス・エキドゥーナ」を経由した場合は、ただの2600打点のリンク3になりますが、一応、「エーリアン・ソルジャーM/フレーム」を採用しているので、そちらを経由することで、②や③の効果をフルに使えます。
■「瑚之龍」+「天威の龍鬼神」
「サイバース・ガジェット」と「レプティレス・ヒュドラ」の組み合わせを使ったもう一つの展開先として採用してます。
これらのモンスターで「瑚之龍」をシンクロ召喚すると、相手モンスター2体まで攻撃力を0にしつつ、レベル2の「ガジェット・トークン」が出てくるわけですが、そこからさらに「天威の龍鬼神」をシンクロ召喚することで、「瑚之龍」の1枚ドローをしつつ、攻撃力0になっている相手モンスターに「天威の龍鬼神」で攻撃することで、ワンキルが狙えたりします。
「レプティレス・ラミア」を狙うか、こちらを狙うかは、自分の手札・盤面や相手の場の状況、相手のライフ、爬虫類族モンスターしか出せない制約があるかどうかによって、変えるといいでしょう。
■No. 103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ
攻撃力0になっているモンスターを利用するために、採用しています。
相手モンスターを攻撃力0にしていれば、元々の攻撃力と異なる攻撃力なので、「No. 103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ」の効果で、そのモンスターを破壊して、1枚ドローをすることができます。
この効果は、相手ターンでも発動できるので、「レプティレス・ニャミニ」や「レプティレス・メルジーヌ」とは相性が良いですね。
なお、「レプティレス・エキドゥーナ」のサーチ効果を使った後や、墓地から自己蘇生をした「溟界の滓−ヌル」がいる場合には出せませんが、それ以外であれば、レベル4の爬虫類族・闇属性と「レプティレス・コアトル」の特殊召喚で、ランク4のエクシーズ召喚を狙えます。
コラム:新規の【レプティレス】カード5枚でどう変わったのか?
ここでは、「バースト・オブ・デスティニー」で登場した【レプティレス】カードによって、デッキがどう変わったのかについて、まとめも兼ねて触れておきたいと思います。
変化①:サーチ力の向上
新規の【レプティレス】カードで強化された部分として、まずはサーチ力です。
これまでの「レプティレス」モンスターのサーチ方法としては、「レプティレス・ガードナー」を破壊するか、「レプティレス・エキドゥーナ」や「キングレムリン」を出すなど、何かしらのステップを踏んでサーチをしていました。
しかし、「レプティレス・ラミフィケーション」の登場によって、それらのステップを手札コスト1枚で簡略化でき、さらに「レプティレス」魔法・罠カードのサーチまで追加されています。
変化②:質の良い相手モンスターの攻撃力を0にするカードの追加
相手モンスターの攻撃力を0にする方法も新たに追加されています。
これまでの相手モンスターの攻撃力を0にする「レプティレス」カードには、何かしらのアクション(戦闘を行った場合やシンクロ素材になった場合など)が必要な場合が多かったのですが、新規の「レプティレス・ニャミニ」や「レプティレス・ラミフィケーション」では、そのようなアクションがなく、手軽に発動できる自由さがあります。
特に「レプティレス・ニャミニ」は、手札から効果を発動できるので、相手ターンで相手モンスターの攻撃力を0にするという動きもできるようになっています。
なお、シンクロモンスターの「レプティレス・メルジーヌ」については、相手がモンスター効果を発動したというアクションが必要となってきますが、昨今では効果モンスターを使わないデッキはほぼないので、発動機会には恵まれていると言えるでしょう。
変化③:展開力の強化
展開力も強化されており、「レプティレス・コアトル」が大きな存在になってます。
レベル4・チューナーということで、これまで以上にランク4のエクシーズ召喚がしやすくなっており、さらにレベル8シンクロへの道が新たに開かれています。
「レプティレス・ニャミニ」 もさりげなくですが展開力に貢献できる部分があり、自己蘇生効果によって、レベル2の「レプティレス」チューナーとともに、ランク2のエクシーズ召喚やレベル4のシンクロ召喚を取り入れることができるようになっている点にも注目です。
最後に
新規カードを取り入れた【レプティレス】デッキを紹介してみました。
【レプティレス】は、攻撃力を0にするというコンセプトが他のテーマにはない特徴があるので、作ってた時期もあったのですが、今回の新規カードによって、デッキの質がだいぶ上がった印象です。
(まさか展開力やサーチまで強化してもらえるなんて、思ってもなかった。)
【レプティレス】デッキに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ではこれで【レプティレス】デッキの紹介を終わります。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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