どうも、ハイロンです。
突然ですが、皆さんはVジャンプの定期購読をすると、毎月SP(スペシャル)ペーパーが1枚付いてくるのをご存知でしょうか?
管理人はVジャンプを定期購読しているため、毎月欠かさずチェックしているのですが、今月号(2019年8月号)のSPペーパーが、とても参考になるもので、普通に誌面に載せてもいい内容なのでは(?)と思い、記事にしてみました。
なので今回の記事は、そのSPペーパーについて取り上げた記事になります。
今回取り上げるSPペーパーについて
そのSPペーパーというのがこれです↓
YCSJ大阪に出場した人が使ったカードのトップ100のリストになります。
このリストについては、Vジャンプのカリスマデュエリスト、コイン・トス之助さんがガチで調べたみたいです。
(ありがとうございます)
なおデータについては、5月19日時点で、カードデータベースにYCSJ大阪で登録されているデッキ約1900から集計されたそうです。
では、そのトップ100を見てみるとともに、管理人が気になったカードについては、ザックリとしたコメント付けた形で紹介したいと思います。
TOP10の顔ぶれは?
01位 増殖するG 2020枚
02位 灰流うらら 1526枚
03位 墓穴の指名者 1394枚
04位 無限泡影 1064枚
05位 ハーピィの羽根帚 712枚
06位 エフェクト・ヴェーラー 699枚
07位 強欲で金満な壺 675枚
08位 トロイメア・フェニックス 623枚
09位 リンクリボー 505枚
10位 幻創龍ファンタズメイ 440枚
1位から10位の顔ぶれは、ほとんど手札誘発関連と汎用カードですね。
トップ3
1位となったのは「増殖するG」で、特殊召喚しないデッキは、ほとんどないと言っても過言じゃないですからね。
どのようなデッキが相手でも、展開を止めれて(厳密には、完全に止める訳ではないが)、ドローもできるドローソースなので、やはり使われますよね。
2位はデッキからのサーチや特殊召喚、墓地肥やしメタの「灰流うらら」、3位は手札誘発メタの「墓穴の指名者」が続きます。
「増殖するG」が枚数では1位となってますが、採用できる最大の枚数で単純に割ると、「灰流うらら」を使用していたデュエリストの方が実は多かったのかな(?)と思いました。
※単純計算による使用人数(参考)
「増殖するG」 2020枚÷3枚=673人
「灰流うらら」1526枚÷2枚=763人
いずれにしても「増殖するG」、「灰流うらら」、「墓穴の指名者」の3種類は、環境を意識するデッキを作る際の三種の神器と呼べる存在かもしれないですね。
なお、この時期はまだ「抹殺の指名者」が出ていなかったので、YCSJ東京ではどこにランクインしてくるのか、今から楽しみですね。
トロイメア・フェニックス(8位)
リンクモンスターの中で見ると、採用率トップは、「トロイメア・フェニックス」でした。瞬殺できる「ヴァレルソード・ドラゴン」と思っていたので、意外でした。
5位の「ハーピィの羽根帚」もそうですが、YCSJのような何が来るかわからない場合は、シンプルながら汎用的なカードが選ばれる傾向があるのかもしれないですね。
エクストラデッキに、魔法・罠カード除去が用意できる点も評価されての位置でしょう。
11位~20位
11位 ヴァレルソード・ドラゴン 411枚
12位 ツインツイスター 406枚
13位 神の宣告 387枚
14位 強欲で貪欲な壺 345枚
15位 トロイメア・ユニコーン 330枚
16位 水晶機巧-ハリファイバー 326枚
17位 メタバース 316枚
18位 強欲で謙虚な壺 302枚
19位 ダイナレスラー・パンクラトプス 301枚
20位 サクリファイス・アニマ 287枚
こちらもよく見るカードや汎用カードがランクインしています。
ツインツイスター(12位)
メインから採用されているイメージがなかったのですが、「トロイメア・フェニックス」と同じく、一発勝負のYCSJだからこその光景かもですね。
攻撃を安全に通したい、妨害してくるカードを割りたい(特に「魔鍾洞」対策)などの理由も多少は関係あったのかもしれません。
個人的に、意外と採用されていたことに驚きました。
神の宣告(13位)
「神の宣告」は、最強のカウンター罠ですね。
2枚でこの位置なので、7月からの制限解除を考慮すると、ここからさらに採用枚数が伸びそうですね。
それにともなって、今度のYCSJでは罠ビートが増えるかも?
21位~40位
21位 大捕り物 284枚
22位 簡易融合 277枚
23位 ヴァレルロード・ドラゴン 272枚
24位 トリックスター・ライトステージ 266枚
25位 超融合 258枚
26位 神の通告 253枚
27位 トロイメア・ケルベロス 247枚
28位 テラ・フォーミング 232枚
29位 転生炎獣ガゼル 227枚
31位 転生炎獣の炎陣 222枚
32位 転生炎獣サンライトウルフ 220枚
33位 オルフェゴール・ディヴェル 219枚
34位 双穹の騎士アストラム 217枚
35位 転生炎獣ベイルリンクス 215枚
36位 闇の誘惑 214枚
36位 レッド・リブート 214枚
38位 魔鍾洞 208枚
39位 レディ・デバッガー 206枚
40位 死者蘇生 196枚
40位 オルフェゴール・ガラテア 196枚
21位~40位に入ると、「転生炎獣」や「オルフェゴール」、「トリックスター」と言った名前が出てきました。
魔鍾洞(38位)
この時期は、確か「魔鍾洞」が注目されていた時で、このカードを警戒する人が多かったのではないでしょうか?
今回の数字から、「魔鍾洞」をみんなが3枚採用していたと仮定すれば69人、2枚だと104人ぐらいになるので、一定数はいたのかなと。
これから準制限になるわけですけど、本当に、何の対策もなければ恐ろしいカードです。
42位~59位
42位 成金ゴブリン 184枚
43位 おろかな埋葬 181枚
44位 スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン 179枚
45位 閃刀姫-ハヤテ 175枚
45位 転生炎獣アルミラージ 175位
47位 オルターガイスト・メリュシーク 171枚
47位 オルターガイスト・ヘクスティア 171枚
49位 サイバー・ドラゴン 170枚
50位 転生炎獣ヴァイオレットキマイラ 169枚
51位 オルターガイスト・マリオネッター 168枚
52位 転生炎獣スピニー 166枚
53位 精神操作 165枚
53位 閃刀起動-エンゲージ 165枚
53位 超電龍-サンダー・ドラゴン 165枚
56位 閃刀姫-レイ 164枚
57位 オルフェゴール・トロイメア 163枚
58位 閃刀姫-シズク 160枚
59位 幻影霧剣 158枚
59位 コズミック・サイクロン 158枚
42位~59位では、「閃刀姫」や「オルターガイスト」、「サンダー・ドラゴン」関連のパーツが目立つようになってきました。
61位~80位
61位 PSYフレームギア・γ 157枚
62位 屋敷わらし 156枚
63位 雷電龍ーサンダー・ドラゴン 155枚
64位 転生炎獣フォクシー 151枚
64位 ヴァレルロード・S・ドラゴン 151枚
66位 ジェット・シンクロン 150枚
67位 命削りの宝札 149枚
68位 雷獣龍-サンダー・ドラゴン 148枚
68位 転生炎獣ヒートライオ 148枚
70位 幽鬼うさぎ 147枚
71位 転生炎獣ミラージュスタリオ 145枚
71位 召命の神弓-アポロウーサ 145枚
73位 セキュリティ・ドラゴン 143枚
74位 雷源龍-サンダー・ドラゴン 141枚
75位 強制脱出装置 140枚
76位 閃刀機関-マルチロール 136枚
76位 雷神龍-サンダー・ドラゴン 136枚
78位 王宮の勅命 134枚
79位 トリックスター・キャンディナ 133枚
80位 サンダー・ドラゴン 132枚
80位 増援 132枚
61位~80位は、いろいろと入り交じっている感じになってます。
強制脱出装置(75位)
「魔鍾洞」対策として爪痕を残したカードですね。
「魔鍾洞」を魔法・罠カードで割ることばかり考えていたので、「強制脱出装置」で自分のモンスターを減らすというやり方は盲点でした。
あれを見て、こっそり「強制脱出装置」を入れたのは内緒の話ですw
82位~99位
82位 混沌の戦士 カオス・ソルジャー 130枚
83位 悪魔嬢リリス 128枚
84位 太陽電池メン 126枚
86位 星杯戦士ニンギルス 124枚
86位 キメラテック・メガフリート・ドラゴン 124枚
88位 リンク・スパイダー 122枚
88位 サラマングレイト・レイジ 122枚
90位 海亀壊獣ガメシエル 121枚
90位 拮抗勝負 121枚
92位 オルターガイスト・プロトコル 120枚
92位 雷鳥龍-サンダー・ドラゴン 120枚
94位 砂塵の大嵐 118枚
94位 トロイメア・マーメイド 118枚
96位 ウィッチクラフト・シュミッタ 117枚
97位 オルターガイスト・シルキタス 115枚
97位 亡龍の戦慄-デストルド- 115枚
99位 閃刀機-ウィドウアンカー 114枚
99位 トリックスター・マンジュシカ 114枚
82位~99位も、バラエティーに富んだ内容に。
YCSJ大阪のプレイマットにもなった「ウィッチクラフト」がギリギリでのランクインとなりましたね。
最後に
カードが多くて、見るのに疲れたかもしれませんね。
SPペーパーでは、使用されたカードの枚数でしたが、そのカードを使用したデュエリストの数で見ると、もっと違った順位になっていたのかなと。
(例えば、今回ランクインしているカードが制限カードだった場合、その数がそのまま使用していたデュエリストの数になりますよね。)
大阪の時とは環境が変わっていると思いますが、今回の記事が、YCSJ東京に参加する予定にしている人の参考になっていれば幸いです。
それでは、このあたりで終わりたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。