どうも、ハイロンです!
今回は、2019年2月24日(日)に行われたコンセプト大会に出場した時に使った盾デッキについて、デッキ紹介も兼ねて解説したいと思います。
結果は残念でしたが、面白いギミックを詰め込んでいたりしますので、お時間があれば一読いただければと思います。
ちなみに、2月24日(日)に参加したコンセプト大会の模様や結果についてはこちらです↓
yugioh-minor-labo.hatenablog.com
では、改めてになりますが、コンセプト大会のために作ったデッキレシピはこちらになります。
盾=「星遺物−『星盾』」デッキレシピ
〈モンスター:20枚〉
BM−4ボムスパイダー×2
終末の騎士×3
手をつなぐ魔人×3
クリッター×2
魔界発現世行きデスガイド×1
D-HERO ディスクガイ×1
アンクリボー×3
星遺物−『星盾』×3
サイバー・ヴァリー×3
〈魔法:14枚〉
おろかな埋葬×1
増援×1
ワン・フォー・ワン×1
機械複製術×2
死者蘇生×1
精神操作×3
ハーピィの羽根帚×1
コンセントレイト×2
超融合×2
〈罠:6枚〉
戦線復帰×2
反転世界×1
大捕り物×3
〈エクストラデッキ:15枚〉
サクリファイス・アニマ×1
リンクリボー×1
アンダークロックテイカー×1
見習い魔嬢×1
ペンテスタッグ×1
アークロード・パラディオン×1
トポロジック・トゥリスバエナ×1
星神器デミウルギア×1
揚陸群艦アンブロエール×1
トポロジック・ボマー・ドラゴン×1
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン×2
交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン×3
〈サイドデッキ:15枚〉
〈モンスター:6枚〉
ヴァンパイア・フロイライン×2
手をつなぐ魔人×1
BM-4ボムスパイダー×1
ザ・カリキュレーター×2
〈魔法:4枚〉
ブラック・ホール×2
ツインツイスター×2
〈罠:5枚〉
反転世界×1
威嚇する咆哮×3
メタル・リフレクト・スライム×1
コンセプト大会用に組んでみました。
はじめは、「星遺物―『星盾』」が「D-HERO デッドリーガイ」の融合素材になれるので、「フュージョン・デステニー」を採用した「D-HERO」型で組んでいましたが、これでは「盾の人」ではなく、「D-HEROの人」となりそうだったので、違う構築を探すことに。
そこからいろいろと考えて、「盾=守備」というイメージもあるなと思い、守備力を利用した戦術を取り入れた構築にしました。
(なお現在、改良案を模索中です!)
盾=「星遺物−『星盾』」デッキの特徴
ではここから、この盾デッキの特徴やギミックなどについて、お話していきたいと思います。
世界最強の固さを誇る盾??「星遺物-『星盾』」
星6/闇属性/機械族/攻 0/守3000
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、EXデッキから特殊召喚されたモンスターが発動した効果を受けない。
②:このカードと同じ縦列の自分の「星遺物」カードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
③:このカードが墓地に存在する場合、自分・相手のスタンバイフェイズに1000LPを払って発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。その後、相手は自身の手札・墓地からモンスター1体を選んで特殊召喚できる。
このデッキのメインモンスターですね。
管理人的には、世界最強の盾だと思っているのですが、その理由としては、
・EXデッキから特殊召喚されたモンスターが発動した効果を受けない。
・相手の効果の対象にならない。
・相手の効果では破壊されない。
・自己蘇生できる。
という4つの効果を持ちながら、守備力が3000あるからです。
これまでいろんなモンスターを見てきたつもりですが、ここまでの耐性と自己蘇生効果を持ちながら、守備力が3000もあるモンスターに出会ったことがありません。
(他にいたら、教えてほしいぐらいです。)
守備力は3000ある一方で、攻撃力が0ですが、機械族ということもあって、「機械複製術」が使えるモンスターでもあり、3体並んだ時の安心感は正直言って半端ないです!
さらに、そこから「星神器デミウルギア」のリンク召喚へ繋げることもできます。
守備力は無限大!!「手をつなぐ魔人」
(ちょっとサンドウィッチマンの伊達さんに似ていると思うのは、私だけでしょうか?ww)
このデッキのナンバー2です。
「手をつなぐ魔人」の効果ですが…、
このカードの守備力は、このカード以外の自分フィールドの表側守備表示モンスターの元々の守備力の合計分アップする。
という効果があるので、「星遺物-『星盾』」の横にセットしておくだけで、相手がセット状態のこのモンスター攻撃してきた時に、思わぬ反射ダメージを与えることができます。
なお今回は採用していませんが、それを狙って、「バトルマニア」や「竜星の極み」を発動するのも一策です。
また、「手をつなぐ魔人」には、このカードが存在する限り、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できないという永続効果があるので、「手をつなぐ魔人」が2体以上並ぶと攻撃ロックをかけることもできます。
「ただ、守備力を上げても攻撃してこなければ意味ないじゃん?!」と思われた方もいるかもしれませんが、次に紹介するカードを使えば、その守備力を利用して、こちらから攻めに転じることもできますよ。
守備力を力に変える!「コンセントレイト」&「反転世界」
守備力を利用して、こちらから攻めに転じることができるカードが、「コンセントレイト」と「反転世界」です。
まず「コンセントレイト」は、対象とした自分のモンスターの守備力分だけターン終了時まで攻撃力を上げるという速攻魔法で、特に守備モンスターを表側でいっぱい並べている状態で、「手をつなぐ魔人」に使うと…。
とんでもない攻撃力になってしまいますね。(笑)
もう一枚の「反転世界」の方は、フィールドの効果モンスターの攻守を入れ替えるという通常罠カードです。
このカードを使うことにより、壁にしかなれなかった「星遺物-『星盾』」が戦闘に参加できるようになります。
つまり、盾で殴れるんですよ~!!(すごくないですか?)
なお、「コンセントレイト」は、ターン終了時までですが、「反転世界」の場合は、ずっと入れ替わったままなので、その後も殴り続けることができ、まさに、奇策の2枚と言えます!
コントロール奪取と相性抜群!「交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン」
なぜこのデッキに、「精神操作」や「大捕り物」のコントロール奪取カードが入っているかと言うと、「星遺物-『星盾』」のデメリットを活かして、「交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン」を作るためです。
これまであまり触れませんでしたが、実は「星遺物-『星盾』」には、自己蘇生する時に、1000ライフを払うだけでなく、相手に手札または墓地からモンスターを特殊召喚させる機会を与えるというデメリット効果があります。
③:このカードが墓地に存在する場合、自分・相手のスタンバイフェイズに1000LPを払って発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。その後、相手は自身の手札・墓地からモンスター1体を選んで特殊召喚できる。
この効果で、相手が特殊召喚してきた場合、そのモンスターの処理に困ることになりますが、そんな時に活躍するのがコントロール奪取カードになります。
そのカードを使って、奪ったモンスターがレベルを持っていたなら、レベル6扱いとして「交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン」のエクシーズ素材にできますので、そこからさらなる除去&コントロール奪取の流れになります。
ちなみにですが、「星遺物-『星盾』」は、レベル6なので、そのままこのモンスターのエクシーズ素材になれます。
(そして、エクシーズ素材として取り除かれていれば、スタンバイフェイズに自己蘇生できます。)
最後に
盾デッキについて紹介してみました。
本編で紹介しきれなかったギミックとしては、
●「超融合」からの「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」
→闇属性が2体並んだ時の王道で、攻め手に欠ける部分があるので、その部分を補ってます。
●「サイバー・ヴァリー」+コントロール奪取
→奪ったモンスターを除外という形で除去しつつ、2枚ドローできるので、非常に美味しいです。
●「アンクリボー」からの「D-HERO ディスクガイ」
→ドローソースになります。さらに「リンクリボー」が墓地にいれば、無駄がないですね。
また、相手モンスターの攻撃が3000以下であれば、「星遺物―『星盾』」の蘇生で、攻撃をやり過ごせます。
●「BM-4ボムスパイダー」+「コンセントレイト」
→「コンセントレイト」の対象にすると、高い攻撃力で殴りつつ、ダメージも与えられて、メインフェイズ2でモンスター除去効果も狙えるという一石三鳥になります。
●トポロジック系リンクモンスター+「星遺物―『星盾』」
→「星遺物―『星盾』」の1番目の効果が、実は相手だけでなく、自分のモンスターに対しても耐性を発揮するので、それを利用してトポロジック系のリンクマーカー先に自己蘇生して、除去を狙えるということです。
つまり、トポロジック系の効果のトリガーになりつつ、「星遺物―『星盾』」はその効果を受けずに、場に居続けるということです。
と言った感じのものがあります。
デッキとしては、カテゴリーテーマで固まっていないので、構築の自由度は高めです。
他のカードとの組み合わせでは、もっと面白いギミックができるかもしれませんので、いろいろと試してみるといいでしょう。
ではこのあたりで、盾デッキの紹介を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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