「鬼は外~、福は内~」が聞こえてくる節分ですね。
なので今回の記事は、節分関連として罠カードの「豆まき」を考察します。
ただ、大人になると、「豆まき」はしなくなり、恵方巻がメインになってくる...(笑)
ちなみに2019年の方角は、「東北東」ですので、みんなさんは「東北東」の方向を向いて、食べるんやで~。
おっと!
このまま話を続けると、恵方巻の話になりそうなので、話を巻き戻して「豆まき」のカード考察に入りたいと思います。
(個人的には、ロールケーキをまるかじりしたい...ww)
「豆まき」とは?
●カードの種類:通常罠カード
●収録パック:フレイムズ・オブ・デストラクション(FLOD-JP079)
●レアリティ:ノーマル
通常罠
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルの数だけ自分の手札を選んで捨て、捨てた数だけ自分はデッキからドローする。その後、対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。
ここからはカード解説に入ります。
「豆まき」は、イメージ的には「強制脱出装置」に手札入れ換えの効果が付いた罠カードと言ったところでしょうか。
ただ、「強制脱出装置」と違う点は、自分のモンスターや相手の裏側モンスターを選べなくなっているので、発動しやすさは少し落ちます。
また、手札入れ換え効果の書き方から、実質的に、自分の手札枚数以下のレベルを持つ相手モンスターしか対象にできない点にも注意が必要です。
これにより相手の表側の上級モンスターは狙いにくいですね。
なので、単純に手札へバウンスしたいだけなら、タイミングや対象が自由に選べる「強制脱出装置」の方を使えばいいのですが、「豆まき」にも利点が存在します。
それが「対象とした相手モンスターのレベルの数だけ自分の手札を選んで捨て、捨てた数だけ自分はデッキからドローする。」という手札入れ換えの効果で、「豆まき」を使うにあたっては、この効果を大いに利用したいところです。
この手札入れ換え効果によって、手札の質を上げたり、墓地肥やしができるのがメリットになります。
しかも、手札を選んで捨てるので、「暗黒界」や「魔轟神」、結果的に墓地へ送られるので「彼岸」あたりのデッキで使うと、それらのカテゴリーモンスターの効果のトリガーになれるので、その点もメリットになります。
また、「豆まき」が罠カードという部分は、速攻性を欠くことになりますが、違う角度から考えると相手ターンでも動けるカードといった評価や戦術にも繋がります。
Q&Aからみた「豆まき」
ここでは、「豆まき」に関するQ&Aを調べて、まとめてみました。
その一覧がこちら↓
●エクシーズ・リンクモンスターを対象とする事はできない。
(レベルを持たないため。)
●『そのモンスターのレベルの数だけ自分の手札を選んで捨て、捨てた数だけ自分はデッキからドローする』処理と、『その後、対象のモンスターを持ち主の手札に戻す』処理は、同時に行われる扱いではありません。
●ダメージステップに発動する事はできない。
●トークンを対象にできるが、「トークン」はフィールドを離れる際に消滅するので、結果的に手札には加わることはない。
(それ以外の部分の処理は、通常通り行われる。)
●『罠カードの効果を受けない』モンスター効果を持つモンスター(例:E・HEROワイルドマン)を対象にした場合、「豆まき」の効果の処理が全て適用されるが、『罠カードの効果を受けない』ので、持ち主の手札には戻らず、そのままモンスターゾーンに残る。
(つまり、この場合は、「豆まき」の『その後』以下の効果を受けないということ。)
Q&Aからは、細かい部分を再確認しつつ、遭遇する場面は少ないと思いますが、罠カードの効果を受けない効果を持つモンスターを対象にした場合の処理もこの機会に知っておくといいかもしれないですね。
最後に
今回は節分ということで、通常罠カードの「豆まき」を取り上げてみました。
書いてあることは悪くないので、使えそうなのですが、やはりレベルを持ったモンスターが相手の場にいないと発動できないところがネックでしょうね。
ただ、2019年の秋頃には、手札から捨てられた場合の効果を持つ海外新規の「Danger!」が来日すると思うので、その時に「豆まき」が再び注目されるかもしれないですね。
では、このあたりで「豆まき」の考察を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!