今回も「ダーク・ネオストーム」から、レベル1・闇属性・ドラゴン族の「オーバーフロー・ドラゴン」を考察したいと思います。
さりげなく、手札にて発動する誘発効果のようですね。
では早速、考察してみたいと思います。
「オーバーフロー・ドラゴン」とは?
●カードの種類:効果モンスター
●収録パック:ダーク・ネオストーム(DANE-JP004)
●レアリティ:ノーマル
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのモンスターが効果で破壊された時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。2体以上のフィールドのモンスターが効果で破壊された時に発動した場合、さらに自分フィールドに「オーバーフロートークン」(ドラゴン族・闇・星1・攻/守0)1体を特殊召喚できる。
「オーバーフロー・ドラゴン」は、モンスターが効果破壊された時に反応して特殊召喚できるモンスターです。
効果破壊に関しては、自分・相手のモンスターを問わないので、相手モンスターを除去しにいって、 「オーバーフロー・ドラゴン」の特殊召喚を狙うといった戦術も立てれそうです。
もちろん、相手から除去された時の保険としても使えますし、自らのモンスターを破壊するようなテーマ(「スクラップ」など)でも、活躍できそうですね。
ただしこの効果に関しては、「◯◯時~できる」というテキストのため、タイミングを逃すことがある点には注意が必要です。
(後ほど紹介する【ルールから見た「オーバーフロー・ドラゴン」】の項目も参照していただければと思います。)
また破壊される場所は、フィールド内で破壊されたモンスターにしか反応しない点にも注意です!
なお、テキストには続きがあって、2体以上のモンスターが破壊された場合には、「オーバーフロートークン」1体を追加で特殊召喚ができます。
こちらは、「ブラック・ローズ・ドラゴン」や「ブラック・ホール」、「激流葬」などのモンスターを全体除去するカード効果を受けた時や使った時に、お世話になるかもしれませんね。
「オーバーフロートークン」のステータスですが、「ドラゴン族・闇・星1・攻/守0」なので、「リンクリボー」、「リンクスパイダー」、「守護竜エルピィ」、「守護竜ピスティ」などリンク1を代表するようなリンクモンスターになれます。
「オーバーフロー・ドラゴン」についてここまで見てきましたが、能動的に使うのであれば、破壊とセットが同時の「メタルフォーゼ」や、破壊とリクルートが同時の「クリストロン」、あとは「スクラップ」あたりで扱いやすいのかなと思っています。
特に「クリストロン」では、1つ上の機械族シンクロモンスターを狙えるので、採用圏内かなと...。
ルール面からみた「オーバーフロー・ドラゴン」
最後に、「オーバーフロー・ドラゴン」に関することについて、公式HPやQ&Aを調べてみました。
少し細かい事になりますが、「オーバーフロー・ドラゴン」の効果は、
●手札にて発動する誘発効果。
●自分または相手モンスターが効果によって破壊された時に、任意に発動できる効果。
●ダメージステップに発動する事はできない。
●チェーン2以降に発動したカードの効果によって、自分または相手のモンスターゾーンに存在するモンスターが破壊された場合には発動する事はできない。
●『このカードを手札から特殊召喚する』処理と、『自分フィールドに「オーバーフロートークン」(ドラゴン族・闇・星1・攻/守0)1体を特殊召喚できる』処理は同時に行われる扱いではない。
ということなので、「オーバーフロー・ドラゴン」を使う際には、頭の片隅に入れておいたほうがいいかもしれませんね。
最後に
今回は、「オーバーフロー・ドラゴン」を取り上げてみました。
「ダーク・ネオストーム」のノーマルの中では、少し光るものがあるなと感じていたので、いつか取り上げたいと考えていました。
考察してみて、「オーバーフロー・ドラゴン」の効果は、受動的にも能動的にも、発動が狙えるので、破壊するカードとの組み合わ次第では面白そうなカードになりそうだなと思いましたが、テキストが「◯◯時~できる」という、タイミングを逃すことがある「時の任意効果」だという点が少し悔やまれるところです(泣)
では、このあたりで「オーバーフロー・ドラゴン」の考察を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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