今回は、「ライトニング・オーバードライブ」の新規カードを取り入れた【武神】デッキレシピや回し方を紹介したいと思います。
参考にしてみてくださいね!
【武神】とは?
【武神】は、「JUDGMENT OF THE LIGHT(ジャッジメント・オブ・ザ・ライト)」にて登場したランク4のエクシーズテーマで、メインデッキに入るモンスターは光属性・レベル4となってます。
【武神】の種族は、獣戦士族・獣族・鳥獣族の3つで構成されていて、「武神」獣戦士族が場で発動する効果を持ち、「武神」獣族モンスターは墓地から、「武神」鳥獣族モンスターは手札から「武神」獣戦士族モンスターをサポートするのが特徴です。
【武神】デッキを作ろうと思ったきっかけ
「ライトニング・オーバードライブ」で強化されたのもありますが、シンプルに「武神器-ハバキリ」や「オネスト」で自分のモンスターの打点をアップして殴るというタイマン勝負が楽しめるタイプのデッキということで作ろうと思いました。
(要するに、あまり頭を使わなくてもいいデッキww)
あとは、「武神」獣族・鳥獣族で、「武神」獣戦士族を支えるというデッキコンセプトも好きだったりします。
【武神】デッキレシピの紹介!
メインデッキ:40枚
〈モンスター:22枚〉
武神-ヤマト×3
武神器-サグサ×2
武神器-ムラクモ×2
武神器-ハバキリ×3
武神-トリフネ×3
オネスト×3
武神器-オキツ×3
武神-マヒトツ×3
〈魔法:12枚〉
おろかな埋葬×1
死者蘇生×1
ハーピィの羽根帚×1
ダブル・アップ・チャンス×1
炎舞-『天キ』×3
武神籬×2
〈罠:6枚〉
大捕り物×3
神の宣告×3
〈エクストラデッキ:15枚〉
ハイパースター×1
武神姫-アハシマ×2
照耀の光霊使いライナ×2
No.39 希望皇ホープ・ダブル×1
武神帝-ツクヨミ×1
輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン×1
輝光子パラディオス×1
ライトドラゴン@イグニスター×1
武神帝-スサノヲ×2
武神帝-カグツチ×1
No.39 希望皇ホープ×1
天霆號アーゼウス×1
【武神】デッキの回し方
【武神】デッキの回し方としては、エクシーズ召喚をして、「武神器-ハバキリ」や「オネスト」で戦闘サポートしたり、「武神」獣族モンスターの効果を使って戦います。
エクシーズ召喚をする
エクシーズ召喚のパターンとしては、「武神」モンスターの特殊召喚と通常召喚権を使って、並べるほかに2つあります。
●「武神-トリフネ」を使うパターン
●「武神姫-アハシマ」を経由するパターン
「武神-トリフネ」を使うパターン
「武神-トリフネ」の効果を使うと、「武神」モンスターが2体並ぶので、何の準備もいらずにエクシーズ召喚ができるのがメリットです。
ただし、「武神-トリフネ」の効果で、特殊召喚する「武神」モンスター2体は、種族が異なるようにしないとダメな点に注意です!
さらに、「武神-トリフネ」が墓地に行っても、自分が「武神」モンスターのエクシーズ召喚に成功すると装備カードとなり、『戦闘で破壊したモンスターは墓地へ行かず除外される』という効果が付与されるので、墓地にモンスターが行くことで効果が発動するモンスターを封じたり、墓地へモンスターを溜めて戦うデッキに対して刺さる効果で、「武神帝-スサノヲ」の全体攻撃と相性が良い効果となってます。
「武神姫-アハシマ」を経由するパターン
正確には、「フォトン・サンクチュアリ」を使うパターンと言ってもいいですが。
手札と墓地に「武神」モンスターが1体ずついることが条件となってきますが、「フォトン・サンクチュアリ」を使えば、召喚権を残したまま「武神姫-アハシマ」をリンク召喚して、エクシーズ召喚ができるのがメリットとなります。
《手順》
- 「フォトン・サンクチュアリ」で、「フォトントークン」2体を特殊召喚し、「武神姫-アハシマ」をリンク召喚。
- 「武神姫-アハシマ」のリンク召喚成功した場合の効果で、手札・墓地のレベル4の「武神」モンスターを特殊召喚し、エクシーズ召喚。
ここでエクシーズモンスターを「武神帝-スサノヲ」にして、「武神-トリフネ」をサーチして召喚すれば、そこからさらにもう1体のランク4・エクシーズモンスターを出せます。
「武神器-ハバキリ」や「オネスト」で戦闘サポート
バトルフェイズでは、「武神器-ハバキリ」や「オネスト」を使って、相手モンスターを倒しに行ったり、逆に返り討ちにしたりして、相手のライフを削ります。
「武神器-ハバキリ」と「オネスト」の違いですが・・・
「武神器-ハバキリ」は「武神」獣戦士族にのみ対応し、ダメージ計算時だけ元々の攻撃力を倍にするのに対し、 「オネスト」は、光属性モンスターすべてに対応し、ターン終了時まで戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップするという違いがあります。
「武神」獣族モンスターによるサポート
「武神」獣戦士族モンスターが自分の場にいれば、一部該当しないモンスターもいますが、墓地にいる「武神」獣族モンスターの効果が使えるようになります。
今回採用した範囲で言うと、以下の3体を採用してます。
■武神器-サグサ
自身を除外することで、「武神」獣戦士族モンスターを1度だけ、戦闘・効果破壊から守る効果。
「武神帝-カグツチ」以外の「武神」エクシーズモンスターには破壊耐性がないので、このカードと「武神籬」の①の効果で守りたいところです。
■武神器-ムラクモ
自身を除外することで、相手の表側のカード1枚を破壊する効果。
貴重な除去持ちモンスター。表側であれば何でもいいので、モンスターだけでなく、魔法・罠カードにも対応しているのがポイント。
■武神器-オキツ
自身の除外と手札の「武神」モンスターを墓地へ送ることで、そのターン、自分が受けるすべてのダメージを0にする効果。
効果が通れば、特殊勝利以外ではそのターン負けることがなくなるので、相手の出方をうかがったり、自分のターンで「武神帝-スサノヲ」+「オネスト」で一掃するために、相手がモンスターを展開した後に発動する使い方があります。
なお、「武神器-オキツ」だけは効果が変わっていて、場に「武神」獣戦士族モンスターがいることを必要とせずに、相手ターンでも発動可能なモンスターとなってます。
【武神】デッキに採用したカード
ここでは、採用したカードについて補足しておきます。
照耀の光霊使いライナ
リンク素材指定は、『光属性モンスターを含むモンスター2体』なので、「フォトン・サンクチュアリ」や、「武神」モンスターと「大捕り物」でコントロールを奪った相手モンスターなどを使って、リンク召喚を狙います。
このデッキに採用している中では「オネスト」、「武神器-オキツ」、「武神-マヒトツ」の3体はサーチできませんが、それ以外はすべて「照耀の光霊使いライナ」の②の効果のサーチ範囲になります。
特に、手札に持っておきたい「武神-トリフネ」や「武神器-ハバキリ」を加えれるので、場合によっては戦闘破壊されに行くのもありです。
輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン
実は、「輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン」の①の効果は「フォトン」を、③の効果は、「銀河眼の光子竜」をそれぞれ採用していないと使えないので、「武神」デッキで利用するのは、②の効果になります。
②の効果は、自分の場の攻撃力2000以上のモンスターに、「相手の効果の対象にならない+相手の効果で破壊されない」効果が付くので、「武神帝-スサノヲ」の横に置くなどすることで、守れます。
(「フォトン・サンクチュアリ」を使って、「武神姫-アハシマ」を経由していれば、一応、出せます。)
輝光子パラディオス
「輝光子パラディオス」は、「光属性レベル4モンスター2体」の素材指定がありますが、「武神」デッキでは素材に困ることはないですね。
エクシーズ素材を2つ取り除くと、相手モンスター1体の効果無効と攻撃力を0にするので、戦闘サポートになります。
また、効果を使い終わっても、相手によって破壊された時には、1枚ドローする効果もあります。
「輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン」が守りを固めたい時に出すモンスターに対して、こちらは攻めに使えるモンスターと言えます。
No.39 希望皇ホープ・ダブル
「武神」デッキでは、ランク4のエクシーズ召喚が狙えるということで、「No.39 希望皇ホープ・ダブル」から、「No.39 希望皇ホープ」と「ダブル・アップ・チャンス」によるワンキルも狙えます。
「ダブル・アップ・チャンス」はピン差しなので、あとは、手札に来ないことを祈るばかりです。
まとめ
【武神】デッキレシピ・デッキの回し方について紹介しました。
「武神-トリフネ」の登場によって、エクシーズ召喚へ繋がる展開手段が増えたのがとても大きいですね。
それからあまり本編では触れませんでしたが、「武神-マヒトツ」によって、墓地肥やし能力が上がっていたり、「武神籬」がこれまでの「武神」になかったようなサポートカードになっているのも強化されているポイントになります。
なお、【武神】の新規カードについては、過去に考察した記事もあるので、そちらで理解を深めていただければと思います。
yugioh-minor-labo.hatenablog.com
ではこれで【武神】デッキの紹介を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。