どうもハイロンです!
今回は、「白の聖女エクレシア」を使ったデッキレシピや回し方について紹介したいと思います。
「白の聖女エクレシア」と聞くと、多くの方は【相剣】を思い浮かべるかと思いますが、今回紹介するのはそちらのタイプじゃなく、「アルバスの落胤」寄りなので、【相剣】以外のタイプを作りたかった方は、ぜひ参考にしてみてください。
「白の聖女エクレシア」とは?
星4 光 魔法使い族/チューナー 1500/1500
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。手札・デッキから「相剣」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を特殊召喚する。
③:このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。
「白の聖女エクレシア」は、「バースト・オブ・デスティニー」で登場したレベル4の魔法使い族チューナーモンスターで、簡潔に効果を説明すると・・・
①は、自身を手札から特殊召喚できる効果で、「ダイナレスラー・パンクラトプス」と同じような特殊召喚条件となってます。
②は、自身をリリースして、「相剣」モンスターor「アルバスの落胤」をデッキからリクルートする効果で、幻竜族の「相剣」だけでなく、「妖眼の相剣師」もリクルート対象となります。
③は、自身を墓地からサルベージする効果で、相手によって融合モンスターが送られている状態だけでなく、「天底の使徒」や「烙印の気炎」などのカードによって、EXデッキから融合モンスターが送られていた場合でも発動することができます。
それでは、本題の「白の聖女エクレシア」を使ったデッキレシピを紹介します。
【白と黒の落胤エクレシア】デッキレシピ
〈モンスター:20枚〉
アルバスの落胤×3
悪王アフリマ×3
白の聖女エクレシア×3
スターダスト・シンクロン×2
ブリキンギョ×3
スターダスト・トレイル×2
ZS−武装賢者×3
超電磁タートル×1
〈魔法:16枚〉
闇黒世界−シャドウ・ディストピア−×3
おろかな埋葬×1
スターダスト・イルミネイト×2
増援×1
天底の使徒×1
死者蘇生×1
ハーピィの羽根帚×1
烙印の気炎×3
超融合×2
〈罠:5枚〉
戦線復帰×1
仁王立ち×2
幻影霧剣×2
〈エクストラデッキ:15枚〉
灰燼竜バスタード×2
痕喰竜ブリガンド×1
鉄駆竜スプリンド×1
烙印竜アルビオン×1
竜破壊の剣士−バスター・ブレイダー×1
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン×2
捕食植物トリフィオヴェルトゥム×1
絶火の竜神ヴァフラム×1
PSYフレームロード・Ω×1
天威の龍鬼神×1
魔王龍 ベエルゼ×1
No.41 泥睡魔獣バグースカ×1
ライトドラゴン@イグニスター×1
【白と黒の落胤エクレシア】デッキの回し方
このデッキの回し方としては、①「アルバスの落胤」を絡めて融合召喚、②シンクロ召喚、③リリースの3つがポイントとなります。
①「アルバスの落胤」を絡めて融合召喚
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分・相手フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果で融合召喚する場合、このカード以外の自分フィールドのモンスターを融合素材にできない。
「アルバスの落胤」は、「超融合」を内蔵したような効果を持っているので、その効果や「超融合」を使い、相手モンスターを素材にして融合召喚するのがこのデッキの1つの戦術となります。
なお、「アルバスの落胤」の発動タイミングは召喚・特殊召喚に成功した場合ですので、基本的には自分のターンで発動することになりますが、「白の聖女エクレシア」の効果で特殊召喚したり、「戦線復帰」で特殊召喚したり、「アルバスの落胤」を素材指定している融合モンスターが墓地へ送られたエンドフェイズに発動できる効果によって特殊召喚することで、相手ターン中でも融合召喚が狙えたりします。
融合先は、確実に相手モンスターを融合素材にできるように「闇黒世界−シャドウ・ディストピア−」を発動した状態で、「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」や「捕食植物トリフィオヴェルトゥム」の融合召喚を狙いますが、相手モンスターのステータスによっては、以下の4体の融合モンスターにもなれます。
カード名 | 「アルバスの落胤」+融合素材 |
---|---|
灰燼竜バスタード
|
+攻撃力2500以上のモンスター |
痕喰竜ブリガンド
|
+レベル8以上のモンスター |
鉄駆竜スプリンド
|
+このターン特殊召喚された効果モンスター |
烙印竜アルビオン
|
+光属性モンスター |
②シンクロ召喚
「白の聖女エクレシア」がチューナーでもあるので、レベル8のシンクロ召喚も狙えるデッキにしてます。
シンクロ素材の組み合わせとしては、
①レベル4チューナーを出した後に(自分の場にレベル4が1体だけの場合に)、「ZS−武装賢者」を特殊召喚
②「ブリキンギョ」の効果で、手札のレベル4チューナーを特殊召喚
③自分の場のモンスター1体をリリースして、「スターダスト・シンクロン」を自己蘇生し、自分の場のモンスターがリリースされたので、「スターダスト・トレイル」を特殊召喚
の3つの方法でシンクロ召喚を狙います。
ちなみに、「白の聖女エクレシア」をリリースして、「アルバスの落胤」をデッキから特殊召喚しつつ、「スターダスト・トレイル」を特殊召喚したり、上記の③以外の方法を使って、ランク4のエクシーズ召喚へ繋げたりもできます。
シンクロ先については、
先行でのシンクロ先や様子見したい場合などには「絶火の竜神ヴァフラム」、
手札に対する妨害や除外されている「スターダスト・シンクロン」や「スターダスト・トレイル」を墓地に戻せる「PSYフレームロード・Ω」、
効果モンスターに強い「天威の龍鬼神」、
このデッキでは、「闇黒世界−シャドウ・ディストピア−」が発動している場合にのみ出せる耐性持ちの「魔王龍 ベエルゼ」という感じで使い分けします。
③リリース
おさらいになりますが、「白の聖女エクレシア」のリクルート効果や「スターダスト・シンクロン」の自己蘇生効果もリリースが起点となりますし 、自分の場のモンスターがリリースされたことをトリガーとして、「スターダスト・トレイル」を手札・墓地から特殊召喚できるので、リリースも重要な戦術の1つとなります。
また、「闇黒世界−シャドウ・ディストピア−」を発動した状態では、「悪王アフリマ」や「スターダスト・シンクロン」のリリースコストが相手モンスター1体の除去になるので、このデッキでは融合素材にするのと並ぶ除去手段となってます。
採用したカードについて
ここでは、デッキの回し方に登場しなかったカードについて、採用した理由や使い方などを触れておきます。
①超電磁タートル
このデッキは、相手モンスターを融合素材やリリースしたりするので、ある程度、相手にモンスターを展開してもらう必要があるので、妨害系のカードよりも、自分のターンが帰ってくることにシフトしており、「超電磁タートル」のようなワンキルを防止できるカードを採用しています。
「超電磁タートル」の他には、手札コストとして最適な「仁王立ち」や、場合によっては、自分のモンスターに使うことで、間接的に攻撃を封じれる「幻影霧剣」も似た理由から採用しています。
あと、エクシーズモンスターの「No.41 泥睡魔獣バグースカ」も制圧系の効果ではありますが、ワンキル防止をしながら手札を整えたり、先行を取った場合の展開先候補という意味合いで採用してます。
②スターダスト・イルミネイト
「スターダスト・イルミネイト」は、「スターダスト」モンスターをデッキから墓地へ送る魔法カードで、「スターダスト・シンクロン」や「スターダスト・トレイル」を墓地へ送るのに使います。
なお、墓地効果で「スターダスト」モンスターのレベルを1つ上げたり、下げたりできる効果がありますが、EXデッキにそこまでの余裕がないため、こちらは使いません。
「スターダスト・シンクロン」が召喚・特殊召喚に成功した場合に、このカードをサーチすることができるので、ハンドアドバンテージの回復にもなりますし、不要な場合は「アルバスの落胤」の手札コストに回すこともできます。
③烙印の気炎
「烙印の気炎」は、 手札のモンスターを「白の聖女エクレシア」や「アルバスの落胤」に変えれる速攻魔法になります。
ただそれには、見せた手札のモンスターを墓地へ送るとともに、手札のモンスターと同じ種族で、攻撃力2500or守備力2500のレベル8の融合モンスターをEXデッキから墓地へ送る必要があります。
なお、手札のモンスターとEXデッキから墓地へ送る融合モンスターの組み合わせは、以下の表を参考にしていただけたらと思います。
手札のモンスター | EXデッキの融合モンスター |
---|---|
アルバスの落胤
スターダスト・トレイル
|
灰燼竜バスタード 烙印竜アルビオン |
スターダスト・シンクロン
ブリキンギョ
超電磁タートル
|
鉄駆竜スプリンド |
ZS−武装賢者
|
竜破壊の剣士−バスター・ブレイダー |
※このカードのために、実は採用しているモンスターの種族をドラゴン族・機械族・戦士族にしていたりします。
まとめ
今回は「白の聖女エクレシア」を使ったデッキレシピ・回し方を紹介しました。
「白の聖女エクレシア」の②の効果が、リリースして発動するということで、そこに着目して作ってみたら、【デスピア】に頼らないような構築になって、何とか形にすることができました。
ずっと「白の聖女エクレシア」→「アルバスの落胤」の部分ばかりに因われていたのですが、完全にリリースの部分を見落としてました...汗
デッキ構築で悩んだときは、注目していた部分を変えて、カードと向き合ってみるといいかもしれないですね。
なお10月には、「烙印の気炎」で墓地へ送れるレベル8の守備力2500である「超魔導戦士−マスター・オブ・カオス」が登場するので、魔法使い族がメインの「白の聖女エクレシア」&「アルバスの落胤」デッキが作れるかも!?
(一応、魔法使い族には「超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ」がいるのですが、禁止なのよね)
ドラグマストーリーも気になるところで、今後の強化も含めて注目ですね。
興味ある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ではこれで「白の聖女エクレシア」を使った【白と黒の落胤エクレシア】デッキの紹介を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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